「いなごの攻撃」④ 黙示録9章1節から11節モトイ・トクメイさん

　2024.04.13

:1 第五の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、私は一つの星が天から地上に落ちるのを見た。その星には底知れぬ穴を開くかぎが与えられた。

:2 その星が、底知れぬ穴を開くと、穴から大きな炉の煙のような煙が立ち上り、太陽も空も、この穴の煙によって暗くなった。

:3 その煙の中から、いなごが地上に出て来た。彼らには、地のさそりの持つような力が与えられた。

:4 そして彼らは、地の草やすべての青草や、すべての木には害を加えないで、ただ、額に神の印を押されていない人間にだけ害を加えるように言い渡された。

:5 しかし、人間を殺すことは許されず、ただ五か月の間苦しめることだけが許された。その与えた苦痛は、さそりが人を刺したときのような苦痛であった。

:6 その期間には、人々は死を求めるが、どうしても見いだせず、死を願うが、死が彼らから逃げて行くのである。

（黙示録9章1節から6節）

ｰ続きｰ

この五ヶ月の間の苦しみですが、「死が逃げ出す」と書かれていて、あるとき、一斉にこの苦しみが来て、五ヶ月が一斉に終わるとされています。ですから、なんとなく人々が倒れ始めて、だんだん始まって、だんだん終わるのではないのですね。

あるときに、一斉にいなごがサソリの尾で刺すのです。世界中の神のしるしのない人間を一斉に刺して、人々がバタッと倒れるのでしょう。

そのときは、ここに説明があるように死にたいと切望するのです。でも動けないので死ぬことさえできないという状態なので、この一斉に倒れるという状態は、霊的な世界での説明だといなごがサソリの尾で一斉に刺すということを展開するのですが…。

もちろん、私たちは天上でいなごがこのような格好でこうしたわざわいを下すのを見ることになるのでしょう。でも地上では肉の目しかないので、違うことが起こり、違うような説明になるでしょう。

たとえば、それは次のパンデミック用のお注射がもう準備されている…。お注射はまだかもしれませんが、システムが全世界に広がって、このお注射ができたらルートに乗せて、全世界に流れるということがもう確立されているということなので、

そこに次のパンデミックがやって来て、お注射がやって来て、それが打たれたときに、あるときに霊的世界が動いてサソリの尾によってチクリと刺すのでしょう。

一斉に刺したとたん、全世界で同時に人々がバタッと倒れる。バタバタとだんだん倒れるのではなくて、バタンと倒れて、一斉に人々が全身不随になり、意識不明になって大変な状態になる。まだパンデミック用のお注射を打っていない人たちは、一斉にその人たちをケアしなければならないということになるのでしょう。一斉に始まって、一斉に終わるのです。

いわゆる、パンデミック用のお注射ではないかもしれません。いま見えるところの技術で説明で言えば、このようなこともあり得るでしょう。イーロン・マスクという人がもう開発中で、いま完成したとも言われている脳とコンピュータを接続するICチップのようなものが完成するのかもしれません。

このコンピュータと脳をつなぐ機能というのは、黙示録の後半、七年患難の後半に有名な「666」、獣のシステム、キャッシュレス・マネーシステムとつながると考えれば、なるほど納得できると思います。

また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた。また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできないようにした。ここに知恵がある。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間をさしているからである。その数字は六百六十六である。

（黙示録13章16節から18節）

この666のシステムは七年患難の後半ですが、七年患難の前半の終り頃に、「もう完成しているので、それをつけましょう」ということにひょっとしたらなって、つけてからある程度機能し始めると、「こんな素晴らしい世界が広がったんだ。私の脳内に全世界のコンピュータ、それもスーパーコンピュータとのつながりができた」と人々が喜んで、「私も…。私も…」とあちらこちらでつながる。

そして、人々がある程度いっぱいになったときにいなごの大群がやって来て、サソリの尾でチクリと刺す。その瞬間にバタッと世界中の人たちが倒れ、私もつけようと思っていた人たちの目の前で大惨事が起こるということになるのかもしれません。

いま見える技術だけでも、もうそれは可能である。そして霊的な世界も加われば、そういうことになるということでしょう。でも携挙が起こったそのあとというのは、悪魔的な霊的な力も加わり、さらに悪魔的な技術革新もあると私は考えているので、さらに邪悪なこと…。私たちがいま想像できないことでこれが実現するということも考えられます。

でもわかっていることは、見えない世界、霊的な世界では、穴から出て来たいなごがサソリの尾で一斉にチクリと刺したそのときからきっちり五ヶ月間、人々は一斉に全身が動かなくなる。

死にたいのだけれども体が動かせないので、外から見ると、「ああ、この人は意識不明の重体ですが、まだ生きています。ですから病院に入院させて、点滴を打ちましょう」といった状態になってしまい、生かされるのです。死ぬことさえできないという状態になるのでしょう。

霊的な世界ではいなごの攻撃が行われたという状態です。そして、黙示録の最後の最後に至るまで神は救われる人を起こしておられるので、ひょっとしたらこのいなごの害に遭って、五ヶ月間、死ぬほどの苦しみにあったそのあと、その苦しみにあった人々もイエス・キリストを信じ受け入れる人も出て来るのではないかと思われます。

というのは、旧約聖書の中では神がいなごの大群を人々に送って、人を神に立ち返させるということをしているからです。そういうことを考えると、殉教者にはこのいなごの害がないということも、なんとなく納得できると思います。

殉教者は、もちろん守られているのでいなごの害がないのですが、人々を立ち返させるためにとくに神のしるしのない人たちにいなごが攻撃をすることが神によって許されているということでしょう。

ｰ続くｰ

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