2024.04.13

 

 

そして彼らは、地の草やすべての青草や、すべての木には害を加えないで、ただ、額に神の印を押されていない人間にだけ害を加えるように言い渡された。(黙示録9章4節)

 

 

ー続きー

 

この『アバドン』とか『アポリュオン』(11節)というのは、どちらも「破壊」という意味なのだそうです。要するにサタンのことなのですが、サタンを頂点とした いなごの軍隊がグワァーッと出てくる。とくに悪魔・悪霊が忌み嫌うところに神の罰として閉じ込められていた極悪な者たちが、ウワーッと出て来るという情景です。

 

 

 

サタンを王にするのですが、でも一説によると、サタンに対する忠義といった人間の説明でいう忠義はないと言われています。

 

 

 

というのは、忠義とか礼節は神から来る良きものの恵みの中でのことなので、神から離れた堕落した天使たちにそのような忠誠心とか美しい心はない。ですから、王として君臨するその王も含めて、この悪魔・悪霊の組織はサタンが確かに頂点に立ってはいるものの、サタンも含めておたがいに毛嫌いし合っている状態だと言われています。

 

 

 

では、なぜサタンが頂点にあるピラミッド構造で軍隊が機能しているのかというと、ただ一点。神を憎悪しているので、その憎悪と神に対する恐怖、神に反抗する思いでカチッと軍隊として機能している状態だと説明されます。

 

 

 

とくに神の似姿である人間をはらわたが煮えくり返る思いで憎悪している中にあって、その人間の中からキリストの友になってしまうキリスト者が出た。それを見ると悔しくて、悔しくてしょうがないのです。でも、ここでは携挙後に大リバイバルが起こったときに神のしるしを受けたキリスト者には、神によって害を受けることが許されていない状態です。

 

 

 

この神のしるし、神の印ですが、エペソ書1章13節には「聖霊の証印」と説明されているので、いま私たちが受けている証印が、携挙後に主イエス・キリストにつながったその人たちにも押されるものであると考えられています。そして、その証印がない者だけを攻撃するのですね。

 

 

 

この方にあってあなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞き、またそれを信じたことにより、約束の聖霊をもって証印を押されました。(エペソ書1章13節)

 

 

 

この殉教者となるキリスト者がここでは守られるかたちになっていますが、このあとに殉教者もひどい迫害に遭ったり、拷問にあったりするという存在です。

 

 

 

というのは、黙示録やダニエル書の中には、反キリストが聖なる者に打ち勝つことが神によって許されているとあって、ここでは守られていますが、そもそも恵みの時代の私たちにある権威がない。彼らはいなごに対して、「下がれ、サタン」とか、そのような権威がぜんぜんない。なされるがままにされているのです。

 

 

 

しかしながら、ここでは守られるという状態です。

 

 

 

私が見ていると、その角は、聖徒たちに戦いをいどんで、彼らに打ち勝った。

(ダニエル書7章21節)

 

 

彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。(黙示録13章7節)

 

 

 

たとえばルカの17章22節では、この携挙のあとのキリスト者が、「人の子の日を見たいと願うのに与えられない時が来る」という預言を成就する者として描かれています。つまり、『人の子の日』、恵みの時代のこの今、私たちがいる時代のこの今のキリスト者の恵みがないのです。

 

 

 

イエスは弟子たちに言われた。「人の子の日を一日でも見たいと願っても、見られない時が来ます。」(ルカ17章22節)

 

 

 

でも彼らは、「あのころのキリスト者のように、もう一度恵みがあれば…」と切望するのです。でもそれが来ないのですね。来ないどころか、おそらく願っても、神から与えられる強烈な拒絶感で、確信的に「ああ、私は殉教しなければならないんだ」という覚悟が超自然的に与えられるものと私は考えています。

 

 

 

いずれにせよ、この殉教者たちは人の子の日を一日でも見たいと切望するのですね。それが与えられない日が、この時代(七年患難)です。

 

 

 

そして、この時代、携挙に残されたすべての人は、イザヤ書8章22節によると、「暗やみに追放された者」なのです。殉教者たちは、もちろんイエス・キリストを信じ受け入れるという神に立ち返った者ですが、そもそもが暗やみの時代で、そもそもが追放された人たちなので、私たちと立場がぜんぜん違うのですね。

 

 

 

地を見ると、見よ、苦難とやみ、苦悩の暗やみ、暗黒、追放された者。(イザヤ書8章22節)

 

 

 

アモス書8章11節を見ると、携挙後のキリスト者たちは御言葉のききんに遭わなければならないとされています。

 

 

 

見よ。その日が来る。 ーー 神である主の御告げ ーー その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。彼らは海から海へとさまよい歩き、北から東へと、主のことばを捜し求めて、行き巡る。しかしこれを見いだせない。(アモス書8章11節)

 

 

 

神のことばを見たい、聞きたい、読みたい、説明を受けたいと飢え渇きはものすごくあるのに、それがない。だれも説明してくれない。聖書もどこにもない。あちらこちらを探す。ヘトヘトになるまで探す。でもそれがないという時代になるのです。

 

 

 

そういう時代にあって、神の許しを得て殉教をするのですね。神の守りがあって殉教できるという表現もできますが、でも神が反キリストに聖なる者に打ち勝つことを許すのです。そういう時代です。そして、この時は守られますが、いなごは神のしるしのない者を攻撃し、害を与えます。

 

 

ー続くー



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