2012年4月22日「静かに神の声を聞く」① ヨシュア記6章10節 mp4 モトイさん

2012.04.22

「静かに神の声を聞く」ヨシュア記6章10節（モトイさんのブログ）

http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/266073465.html

ー神の語りかけに耳を傾けるー

ヨシュアは民に命じて言った。「私がときの声をあげよと言って、あなたがたに叫ばせる日まで、あなたがたは叫んではいけない。あなたがたの声を聞かせてはいけない。また口からことばを出してはいけない。（ヨシュア記6章10節）

＜YouTube:「kirisutoinochi1」より＞

こんにちは、モトイです。今日のメッセージのタイトルは、『静かに神の声を聞く』としました。聖書箇所はヨシュア記の6章10節です。今日も一節だけですが、さっそくお読みしたいと思います。ヨシュア記は6章10節です。お読みします。

アーメン。これだけです。これはどのような場面かといいますと、エリコの城壁が崩れるエリコの戦いの前ですね。エリコというのは、乳と蜜の流れるというイスラエル人に約束されたカナンの地にある一番最初にイスラエル人が戦った城壁のある町です。そこでの戦いの前の出来事のお話しです。

どういう戦いだったのかというと、イスラエルの軍隊がヨルダン川を渡ってきました。そして、エリコの町を取り囲んでグルグルと回るのですね。最初の6日間は無言で回り、ただ角笛を祭司たちが吹くのですね。それを1日に1周、6日間それをして、7日目に角笛を鳴らして無言で6周まわるのですね。

そして7周目が終わって角笛を鳴らしたときに、ヨシュアが「ときの声を上げよ」と命令するのです。その命令によるときの声とともにエリコの町の城壁が崩れ落ちた。そこで、「それっ、いけ！」と言って、ヨシュアとイスラエルの軍隊がなだれ込んで戦うという場面の直前の箇所です。戦いに行く直前のヨシュアの言葉です。

ここでヨシュアは、「口からことばを出してはいけない」と言っています。私は、今週、なんでだろうとちょっと思いました。口からことばを出してはいけない。またそれだけではなくて、「あなたの声を聞かせてはいけない」と言っているのですね。これはだれにだろうとか、いろいろとディボーションの時に考えていました。

私が信じているところによれば、聖書を読んでなにか疑問が浮かんできたというときは、私が聖書に対して疑問を持っていると考えるよりも、聖書が私に対して何か疑問を投げかけてきた。そして、その投げかけてきた疑問の中に神の細き御声が隠れていると信じています。ですから、ここの中でもものすごく大きな宝があると思って、しばらくディボーションで考えていました。

いろいろ考えて、これは私個人の神様の語りかけですが、ひょっとしたらみなさんにも信仰生活の中で役に立つことがあるのではないかなと思います。とても素晴らしい宝があったので、それをお分かちします。もう一度、6章10節をお読みします。

ここの『民』というのは、イスラエルの民から選ばれた軍隊ですね。『叫ばせる日まで』とは7日目のことです。そして、『口からことばを出してはいけない』という戦いを、ずっと7日間するのですね。

城壁の上では、おそらくエリコの兵隊さんがイスラエルの軍隊を挑発していろいろと言うでしょう。ですから、悔しい思いもしたでしょう。あるいは、自分の内側から「なんでこんなことをしているのだろう」という自分の肉の声もいろいろとあったと思います。

『あなたがたは叫んではいけない。あなたがたの声を聞かせてはいけない。また口からことばを出してはいけない』というところで、以前私がメッセージの中で取り上げたと思いますが、出エジプト記の14章14節を思い出しました。これもすごく神様の語りかけがいっぱい入っている堅い食物の場所であると思います。

ｰ続くｰ

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