「地上の富のその後」① マタイ6章19節から24節モトイ・トクメイさん　　

2024.02.24

「地上の富のその後」マタイ6章19節から24節（モトイさんのブログ）

http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/502470205.html　

ー携挙される人されない人の、富への思いの違いー

:19 自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。

:20 自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。

:21 あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。

:22 からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、

:23 もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。

:24 だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。

（マタイ6章19節から24節）

＜YouTube:「kirisutoinochi1」より＞

こんにちは、モトイです。今日のメッセージのタイトルは、『地上の富のその後』としました。聖書箇所はマタイ6章19節から24節までです。

なにが「その後」なのかというと、私たちがいなくなったあとという意味でのその後なので、地上の富が携挙後にどのようになるのかという意味のタイトルです。

※ 携挙（けいきょ）についてご存じない方は、下記の動画説明欄に詳しい動画をご用意してありますので、そちらをご覧ください。また、その他の関連動画も、ぜひご利用ください。（このブログでは、ブログ後半にある＜おすすめ関連動画＞のところでご紹介しています）

最初にその答えを言うと、一部の大金持ちがいて、他のほとんどすべての人たちは奴隷のように使役（しえき）されるという極端な二極社会があとの聖書箇所から見て取れます。

それで私たちは、まず今日の聖書箇所から富を今どのように扱うのかという事を確認してから、あとの聖書箇所からいろいろと見て、「これらすべてのことからのがれる」ということが召されている私たちは、いま油断なく祈るというといういつもの結論としたいと思います。

しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。（ルカ21章36節）

※ おすすめ関連動画「富の支配と魔術」参照

ーマタイ6章19節から24節ー

今日の聖書箇所は、いま言ったように、いまどのように私たちが富を扱うのかということが書かれている聖書箇所ですが、世の人たちがどのように富を扱っているのか。そして、その結果どのようになっているのかということも分かるので、携挙後に彼らが残される理由についても見て取れる箇所です。

一方、私たちはまず神に仕えて、そして、もちろん神の祝福としてお金も富も与えられるでしょう。しかしながら、それが目的ではないのですね。「富は手段として、お金も時間も健康も、あといろいろな知識なども、この世のいろいろなものはすべて神が与える手段として、天に宝を積むために用いましょう」というのがここに書かれている趣旨です。

「一方、世の中の人はこのような人です」ということも見て取れるので、彼らがどのように地上に残されてゆくのか、残されてしまわなければならないのかということもここから見て取りたいと思います。さっそく、お読みしたいと思います。「私たちは神に仕えて天国に宝を積む者です」ということを、ここからまず読み取りましょう。

:19 自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。

:20 自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。

:21 あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。

:22 からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、

:23 もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。

（マタイ6章19節から24節）

アーメン。最後の24節ですが、『神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。』ということが書かれています。神に仕えるか、富に仕えるかと言うのですね。

しかも、ここの『富』という言葉ですが、私の使っている新改訳聖書の第二版には脚注がついていて、そこにはこの「富」という言葉は、アラム語で「マモン」という言葉があてられていると書かれています。つまり、このキリストの初臨の当時のギリシャ・ローマ世界のマモンの神に仕えるか、それとも本物の神に仕えるのか、この二者択一ですということを言っている、そのような言葉です。

世の人たちも、自分は富になんか仕えていないと思っているでしょう。でも本当の神に仕えていないということは、要するにこの世の神々、悪魔・悪霊に仕えている。マモンの神に仕えているという事なのですね。

私たちは一方で、本当の神に仕えている。それゆえにこの地上が刹那的（せつなてき）な、一時的な場所であるということを知っているので、富が目的になどなり得ないのです。富は手段であって、お金も体も健康も、知識も、地上にあるいろいろなものも、全て天に宝を積むために用いる。それが私たちの生き方で、私たちの宝は天にあるので、心も天にある。それが私たちです。

ｰ続くｰ

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