「悪魔の思うまま」① 第2テモテ2章23節から26節　モトイ・トクメイさん　

2024.02.10

「悪魔の思うまま」第2テモテ2章23節から26節（モトイさんのブログ）

http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/502319932.html 　

ー背教の時代のキリスト者への惑わしについてー

:23 愚かで、無知な思弁を避けなさい。それが争いのもとであることは、あなたが知っているとおりです。

:24 主のしもべが争ってはいけません。むしろ、すべての人に優しくし、よく教え、よく忍び、

:25 反対する人たちを柔和な心で訓戒しなさい。もしかすると、神は彼らに悔い改めの心を与えて真理を悟らせてくださるでしょう。

:26 それで悪魔に捕らえられて思うままにされている人々でも、目ざめてそのわなをのがれることもあるでしょう。

（第2テモテ2章23節から26節）

＜YouTube:「kirisutoinochi1」より＞

こんにちは、モトイです。今日のメッセージのタイトルは、『悪魔の思うまま』としました。聖書箇所は第2テモテの2章23節から26節までです。

この「悪魔の思うまま」というのは、今日の聖書箇所に出て来る言葉の、『悪魔に捕らえられて思うままにされている人々』（26節）という言葉から取りました。この言葉だけを見ると、世の人たち、救われていない人たちに対する表現なのかなとも思いますが、文脈上からは、これはにせ教師とか、にせの教義にドップリと浸かってしまっているキリスト者のことです。

そして今日の聖書箇所の冒頭にあるように、彼らは愚かで無知な思弁によって反対してくるやっかいな人たちです。でも「愚かで無知な思弁を避けなさい」とは言われていますが、こういう人たちに対しては、キリストのからだとして忍耐して、もちろん祈りつつ、キリストの忍耐を受けるということでしょう。

しかし、肉によってはこういう人たちには忍耐ができないので、送られた場所・場所で祈るということを抜きにしてはできないことですが、とにかくキリストにつながって、キリストの柔和さやキリストの忍耐を受け取って、このような人に接しなさいということが書かれている聖書箇所です。

言ってみれば、このような人たちが終末のしるしとして、背教のしるしとして現れている今は、このようなキリストにつながるという祈り心が…、ずっと今までそうだったでしょうが、携挙直前の今はとくに必要ですということであろうかと思われます。

※ 携挙（けいきょ）についてご存じない方は、下記の動画説明欄に詳しい動画をご用意してありますので、そちらをご覧ください。また、その他の関連動画も、ぜひご利用ください。（このブログでは、ブログ後半にある＜おすすめ関連動画＞のところでご紹介しています）

そしてやっかいなのは、ほかにも愚かで無知な思弁の中にいて、それを好んで反対意見を言って挑戦してくるキリスト者、悪魔に捕らえられて思うままにされている人たちは、自分たちが愚かで無知な思弁の中にいるとは思っていないと言うことでしょう。きっと自分たちは賢くて、知的な議論を展開しているのだと思って、「自分は何かを知っている。なにかを教えてさしあげなければ」というような…。

もちろん、これは肉による知識なので、「人がもし何かを知っていると思うのであれば、知るべきことをまだ知らないのだ」という第1コリント8章1節から2節の言葉から見ると、キリストにつながるというかたちで愛や徳を高めるということをしないで、キリストから離れてしまい、世の知恵を握ってしまうと「オレはなにかを知っている」と思ってしまうという人たちなのでしょう。

・・・知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。人たもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。（第1コリント8章1節後半から2節）

それで愚かで無知な思弁を避けるためにも、私たちはキリストのうちにある知恵と知識の宝のすべてに今つながりましょうという私たちの大前提を、まずコロサイ書の2章3節から4節を通して確認したいと思います。

私たちはキリストにある知恵と知識につながるのです。するとキリストの忍耐、キリストの柔和さ、キリストの愛が私たちにあふれてこのような人たちかも守られますし、何かきっかけがあれば必要なときに必要な言葉を語る。訓戒することもできるということでしょう。

とにかく、いつもの結論ですが、送られた場所・場所でキリストにつながるということ抜きには、祈りの姿勢抜きには、いまのこの惑わしの時代、とくににせの教理にドップリとつかってしまった人たちに対処することはできないという事でしょう。まずは私たちの祈りをコロサイ書の2章3節から4節から確認します。

ーコロサイ書2章3節から4節ー

:3 このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。

:4 私がこう言うのは、だれもまことしやかな議論によって、あなたがたをあやまちに導くことのないためです。

（コロサイ書2章3節から4節）

アーメン。

ｰ続くｰ

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