2024.01.27

 

 

:16 それから人々にたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作であった。

 

:17 そこで彼は、心の中でこう言いながら考えた。『どうしよう。作物をたくわえておく場所がない。』

 

:18 そして言った。『こうしよう。あの倉を取りこわして、もっと大きいのを建て、穀物や財産はみなそこにしまっておこう。

 

:19 そして、自分のたましいにこう言おう。「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」』

 

:20 しかし神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』

 

:21 自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」

 

(ルカ12章16節から21節)

 

 

ー続きー

 

神の前に富まなかった金持ちのたとえ話で、「豊作だったのでそれをなんとかしよう。そうか!こうしよう」と思って ためたそのあかつきに(それが実現したときに)、「愚か者」と言われるというストーリーです。そして、日本語だと訳すとチョットまどろっこしくなるのでしょうがないことなのですが、ここには省略されている言葉があります。

 

 

 

それは「私の」という言葉で、「私の作物」「私の倉」「私の穀物」「私の財産」と言っている。私、私、私、私と言っていることが原文からは見て取れます。そして最後、金持ちの言葉で、『自分(私)のたましいにこう言おう。・・・「さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ」』(ルカ12章19節)と言うのですね。

 

 

 

そして、自分のたましいにこう言おう。「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」』(ルカ12章19節)

 

 

 

そして、20節の神の言葉も直訳するとこれも興味深くて、神がたましいを返すようにと要求していると言うのですね。神がたましいを神に返せと要求すると言っている状態で、このコンセプトの裏には、たましいは借り物であるという聖書の思想があるということです。

 

 

 

でも、この金持ちはそれを理解しなかったのですね。『自分(私)のたましいにこう言おう。・・・さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ』と言っている状態です。

 

 

 

たましいが借り物であって、いずれ私たちすべての人間が、私たちにたましいを与えてこの地上に送ってくださったその神の前に、死んだあとはかならず出るのだという意識がなかった、神の前に富まなかった者の言葉。その行く先の状況をあらわした たとえ話です。

 

 

 

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、・・・

(ヘブル書9章27節)

 

 

 

「自分、自分、自分、自分・・・」になってしまうのですね。そして、「飲んで、食べて、楽しめ」になってしまうということでしょう。この飲んで、食べて、楽しむという状況、このような雰囲気ですが、キリストの携挙直前に関する預言の場所に、『飲んだり、食べたり、めとったり、とついだり』というノアの日・ロトの日の人々という説明があります。

 

 

 

人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。洪水前の日々は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。

(マタイ24章37節から38節)

 

 

 

飲んだり、食べたりして楽しんでいるというのは終末預言のひとつの雰囲気であるということが見て取れます。たとえば、たとえばイザヤ書の22章13節です。

 

 

 

何と、おまえたちは楽しみ喜び、牛を殺し、羊をほふり、肉を食らい、ぶどう酒を飲み、「飲めよ。食らえよ。どうせ、あすは死ぬのだから」と言っている。(イザヤ書22章13節)

 

 

 

ここでも、たましいが借り物であるということを理解せず、永遠の世界がどのようなものかということさえ理解せずに、「いま生きているものが全部の世界なのだ。だから死んだら無に帰するのだ」という考えの人が、「どうせ明日は死ぬのだ。飲め、食え。飲んで、食べて、楽しめ」と言っている状況が終末預言として展開しています。

 

 

 

またイザヤ書56章12節にも、この人も世の中が終わるとか、終末がある。自分の人生が終わる。その日が来るということや、たましいが借り物であるということを理解せずに、「あすもきょうと同じだろう。いや、もっとすばらしいかもしれない。それ、飲んで、食べて、楽しめ」と言っている状況が終末預言として展開しているのですね。

 

 

 

ノアの日、ロトの日のように飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしている中で、神はひとりを取って、ひとりを残すという状況にするのです。携挙直前の終末として人々が「飲んで、食べて、楽しめ」とやっている雰囲気が終末のしるしとして今ある。そして、それを見ているということでしょう。

 

 

 

そのとき、畑にふたりいると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。ふたりの女が臼をひいていると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。だから、目をさましていなさい。あなたがたは、自分の主がいつ来られるか、知らないからです。(マタイ24章40節から42節)

 

 

 

そういう意味で、今がどのような時かということを見ている私たちについての警告、励ましについて、ローマの13章11節をお読みします。ここには、「このように行いなさい」とありますが、何がこのようになのかというと、「互いに愛し合いなさい。このように行いなさい」という意味です。

 

 

 

ー ローマ書13章11節 ー

 

あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ書13章11節)

 

 

アーメン。

 

 

ー続くー

 

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