2024.01.20
:21 しもべは帰って来て、このことを主人に報告した。すると、家の主人は怒って、そのしもべに言った。『急いで町の大通りや路地に出て行って、貧しい人たち、からだの不自由な人たち、目の見えない人たち、足の不自由な人たちをここに連れて来なさい。』
:22 しもべは言った。『ご主人様、お命じになったとおりにいたしました。でも、まだ席があります。』
:23 すると主人はしもべに言った。『街道や垣根のところに出て行き、無理にでも人々を連れて来て、私の家をいっぱいにしなさい。
そして怒って、まずは町の中の大通りや路地に行きました。そして、次に街道に行くのですね。どういう意味なのかというと、大通りとか路地は町の中にあるのです。すなわち、ユダヤ人の知識人が まず行けませんと言ったあとは、ユダヤ人の町の中、コミュニティ(共同体)の中で大通りや路地にいる弱い者たち、体の不自由な人たちや足の不自由な人、目の見えない人などを招くのですね。
まだ席があるので、次は街道に行きます。街道とは町と町をつなぐ道なので、町から外へ行くのですね。つまり、異邦人に福音が伝わるということです。
まずユダヤ人の有力者たちに、旧約聖書の中でメシヤ(救い主)が来ると何度も言っているのですね。それを分かっている人たちがメシヤを直前で目にしたときに、「私たちには立場があります。神殿での奉仕があって、私は偉い人で忙しい。だから、あなたのことをかまっていられません」とか、
「私にはこのような仕事があるので、大工のせがれ(息子)には かまっていられません」というような失礼なやり方で拒絶するとか、「あなたは安息日に目を癒やしたでしょう。だから、私はあなたがメシヤではないと確信しています」と、聖書を使って本物のメシヤを否定しているという状態です。
どれも間違いですが、自分たちは正しいと思っているのですね。そしてユダヤ人から始まって、特にユダヤ人の弱い人たち、招かれていないような体の不自由な人たちや足の不自由な人などから福音が伝わり、さらに異邦人に…。しかも異邦人も街道にいたり、垣根にいる人々。家の中にいる人ではなく道ばたにいる弱い人たちに福音が伝わるということでしょう。
いまの世の中、携挙直前のこの時代も同じようなことが起こっていると思われます。世の中で立派な人や力がある人、お金持ちたちは、自分たちは正しいと思って、日々の生活で一生懸命に働いて大きなお金を動かしている。大ぜいの人たちを養っている。いま神様などには関わっていられないんだというようなかたちで神を拒絶したり、
「全世界はアメーバーみたいものから徐々に成長して、進化発展してきた。そして私たちが生命の進化の頂点にいる。神などはいないんだ」などと、もっともらしいことで神を拒絶しているということでしょう。
※ 進化論のうそと惑わしについては、拙著(モトイトクメイ著)『進化論が科学だと信じ切っているあなたへ』に記しました。Google Playにて無料で読めます。説明欄のリンクからどうぞ。
むしろ、いまも弱い者たちに神が伝えられているという状態ですが、インターネットの時代になって、特に武漢肺炎ウィルスが広がって以来、教会も行ったことがなく、周りにクリスチャンをひとりも見たことがないというような人たちが飢え渇いて、自分でインターネット上でキリストにつながったという人を、あちらこちらで聞きます。神が文字通り、無理にでも福音を伝えている状態でしょう。
さらに、これももう何度もお分かちしたことですが、十年以上前から急速にイスラム諸国の中で奇蹟的に、たとえば、「夢の中にキリストが現れてくださいました」というあかしとか、もっと大胆に、白昼夢のなかで目の前にキリストが現れたというようなことでキリストを信じるようになったということまで言われている。文字通り、神ご自身が無理矢理にでも福音を伝えている時代でしょう。
しかしながら、今のこの時代も言い訳はもっともらしいのですね。このもっともらしい言い訳のわかりやすい例は もうずっと言ってきましたが、SDGs(エスディージーズ)というのは「持続可能な発展」などと言って多様性を認めようと言っている もっともらしい言い訳として…。
私たちキリスト者、知恵と知識の宝につながっている、そそぎの油に教えられているキリスト者には、よく分かるうそ、もっともらしいけど おかしなうそだと分かるでしょう。それらは、たとえば同性愛を罪だと言わずに、「それは多様性の発露(はつろ:表面に現れたもの)なんだ」というようなことを言ったり、人工中絶を殺人だということを言わずに、「それは女性の権利だ」などと言うのですね。
いまニューヨークでは人工中絶どころか産んだばかりの子どもは殺しても中絶に入るという、そのようなバカバカしいことまで起こっているそうです。でも、やっている人たちは本気でそれが正しいと思っているのですね。そもそも、いのちが神から与えられるということを信じていないので、本気でそれをやっているのですね。
そして、日本では、まだおぞましい犯罪だと思われていると思います。少なくとも私はそう信じていますが、かつては、世界中でも同じようにこれはおぞましい犯罪だと思われていたはずの小児性愛(しょうにせいあい)。
大人が子どもを性的に凌辱(りょうじょく)するという、子どもを守るべき大人が子どもを性的対象とするという小児性愛が、いまは お互いの合意であるならそれも愛の一端(いったん:ひとつのかたち)だなどというような恐ろしい概念が広がりつつある状態です。これは聖書的に言うと、イザヤ書5章18節から20節。いまからお読みするこの聖書箇所の成就です。
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