2024.01.13

 

 

この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か。すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。

 

(ローマ書12章2節)

 

 

ー続きー

 

ー 出エジプト記32章の概略 ー

 

出エジプト記32章は、さきほども言ったように出エジプトを果たした、すなわちモーセをリーダーとして神の奇蹟をいろいろと見て、エジプトから出てきたばかりの時です。そしてイスラエルの集団がシナイ山のふもとに来ました。そしてリーダーであるモーセは山に登ったのです。山で神に会っているはずなのです。

 

 

 

それは見えるのです。神の栄光の雲が山を覆うのです。でもそれが非常に怖かったのです。雲がかかっているだけではなく、ときどき神の声が雷のように聞こえるので、民衆はおびえていました。しかも四十日も経ってしまいました。そこで出エジプト記の32章の所まで来ると、エジプトの習慣を思い出して、アロンに頼みごとをするのです。アロンは神の大祭司でした。

 

 

 

エジプトでは多神教の国だったので、このような時はこのような神と、いろいろなときの場合に応じる神をあがめていたのです。それで民が言ったことは、「モーセは、もう山に登って降りて来ないので、私たちは不安です」この「私たちが不安です」という ここは、私たちが考えるべきポイントだと思うのですが、「私たちは不安だから、私たちのために神を作って下さい」とアロンに頼んだのです。

 

 

 

「神の御名を使って、私が不安だからなんとかしてくれ。神を作れ」と言うのですね。そして、大祭司アロンもそれに迎合(げいごう:調子を合わせる)したのです。この世的なやり方、エジプト的なやり方にならって金を集め、それを子牛のかたちにして金の子牛を作りました。

 

 

 

そして、「イスラエルよ、ここにあなたがたをエジプトから連れ上ったあなたがたの神がおられる。明日は主への祭りの日だ」と言って、次の日に金の子牛を囲んで、飲んだり食べたりと乱痴気騒ぎ(らんちきさわぎ:大騒ぎ)をしたのです。

 

 

 

でも主の祭りなのです。神の御名を使って、この世的なやり方で、大祭司アロンはエジプト的なやり方で人々の心をなだめたのです。もしここで、この世的なやり方に迎合せずに この世と同調しないで、神のみこころは何かということを探り求めて、大祭司的に信仰深く人々にふるまったとしたら、

 

 

 

きっと、「いまモーセが山に登っているのは神に出会うためだ。神といま会話をしているのだから、モーセが戻って来たときに何と伝えられるのか楽しみに待とう。忍耐をして待とう」というふうに、きっと希望と忍耐を伝えた。それを求めた。そのような大祭司的な信仰深い態度に出たでしょう。

 

 

 

でも人びとを見て、エジプト的なやり方、この世的なやり方で妥協して、神のみこころが何かということではなくて、人々を安心させるために この世のやり方で、この世の神を作ったのですね。見えるかたちで神を作って、乱痴気騒ぎを主の御名の祭りとしてやったのです。神の御名を使った この世的な、神を用いて政治的に人々をなだめたということでしょう。

 

 

 

この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か。すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。

(ローマ書12章2節)

 

 

 

大祭司アロンは必死になんとかしようと思ったのでしょう。神に祈ってやったことではないのですよね。人を見て、自分の肉で考えて、「そうだ。彼らのために神を作ろう」とエジプト的なやり方でやってしまったということでしょう。神を見て、自分と神との間になにかを差し挟まないように祈りつつやった態度ではないと言えると思います。

 

 

 

でも、これは後付けの知識で私たちがこのように解説するということですが、必死になっているときには「なんとかしなければ…」ということなので、私たちもそのように、「イスラエルよ、明日は主への祭りだから、主の御名によってやろう。主の御名によってやればいいんだ」と、私たちもそのようなことをするかもしれません。私たちも気をつけなければならないということでしょう。

 

 

 

今日の聖書箇所のヤロブアムは、完全に初めから神などそっちのけで自分のいのちのために神の御名を用いて人々を動かしましたが、大祭司アロンも神の民イスラエルも この世に妥協してしまうと、神との交わりよりもこの世のやり方で主の御名によって安心する主の祭りをしてしまうのですね。私たちも気をつける必要があると思います。

 

 

 

大祭司アロンも見えるところは敬虔だったでしょう。人々も、「神を作れ。主への祭りをさせてくれ」というかたちで、見えるところは敬虔であったでしょう。このようなところに私たちにもわなが隠れているということだと思います。

 

 

 

「礼拝だから…」とか、「教会だから…」「クリスチャン同士だから…」「今日聖書を読んだから…」とかではないのですね。いま神と自分の間になにかを差し挟んでいるのか、いないのかが非常に重要でしょう。だまされないようにしなければならない時代に神との交わりがなくなってしまうと、私たちも簡単にだまされる。自分で自分をだましてしまうということにもなると思われます。

 

 

 

そういう意味で、もう1箇所聖書をお読みしたいと思います。エレミヤ書の29章4節から14節です。

 

 

 

ー続くー

 

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