「全地は荒らされ恥を収穫する時代」 ③ エレミヤ書12章7節から13節 モトイ・トクメイさん | こるねりおのぶろぐ

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新改訳聖書から学んでいることを載せています。
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  2021.10.23

 

 

わたしは、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと哀願の霊を注ぐ。彼らは、自分たちが突き刺した者、わたしを仰ぎ見、ひとり子を失って嘆くように、その者のために嘆き、初子を失って激しく泣くように、その者のために激しく泣く。(ゼカリヤ書12章10節)

 

 

- 続き -

 

そして、最後の最後には、さらにこの反キリストという人物が、ユダヤ人に対する憎悪を悪霊的にかき立てられて、世界中の軍隊を、いわゆる、「メギドの丘」(ハルマゲドン)と呼ばれる場所に集めます。そして、「世の終わりの最後の最終戦争」と呼ばれる戦争が、そこから始まります。

 

 

 

そして、この戦いの最中にイスラエルという国家は、国家的な悔い改めをします。彼らが、「自分たちがイエス・キリストを刺し殺したんだ」とまで言う状況になって、悔い改め、イエス・キリストをメシヤ(救い主)として信じ、受け入れます。この七年患難の最後の最後の出来事です。

 

 

 

わたしは、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと哀願の霊を注ぐ。彼らは、自分たちが突き刺した者、わたしを仰ぎ見、ひとり子を失って嘆くように、その者のために嘆き、初子を失って激しく泣くように、その者のために激しく泣く。(ゼカリヤ書12章10節)

 

 

 

そして、その国家的な悔い改めにキリストが天上から呼応するかたちで、私たちキリスト者と共に帰ってきて、反キリスト一派を一掃するのです。この戦いに、私たちも参加します。

 

 

 

そして、キリストの当然の勝利によって、この七年患難は終わり、「千年王国」という、キリストを王様とする時代に移ります。この時代は、かつて地上に本当にあったエデンの園のやり直しのような、祝福された千年期です。そして、この千年期が満ちたあとは「新天新地」とか、「新しいエルサレム」と呼ばれる「永遠の世界」に移行するという流れです。

 

 

 

今いる、この時代、「恵みの時代」「教会時代」「異邦人の時代」が、携挙によって終わります。そして、地上は獣が跋扈(ばっこ:のさばり、はびこること)する時代にあって、「獣の人」である反キリストが登場し、神によらない同盟、「七年の契約」を結びます。

 

 

 

おそらく、地境を移すという、エルサレムの帰属問題をディール(取り引き)して神殿を建てさせてもらうのですが、この七年の契約から7年間の真ん中で、反キリストがその神殿を奪うのですね。恥を刈り取ることになります。

 

 

 

そして、7年の最後の最後では、この反キリストがイスラエルの国家に恥をかかせるべく、攻め上ってくる。そして、キリストがイスラエルの国家的な悔い改めに呼応するかたちで7年の最後の最後で地上に再臨されて、「千年王国」に移ります。さらにその先が「永遠の世界」という、このような流れです。

 

 

 

ー エレミヤ書12章7節から13節 ー

 

 

今日の聖書箇所のところは、実は部分的には二度成就しています。一度目は、ソロモン神殿という第一神殿があったのですが、それがバビロニア帝国によって蹂躙(じゅうりん:踏みにじる)されたことによって成就しました。

 

 

 

しかしながら今日の聖書箇所にあるように、地の果てから地の果てに至るまで平安がないとか、剣が及んだということは成就していないのですね。そういうことなので、部分的に、局地的に中東の地域だけで成就しました。

 

 

 

そして二度目は、バビロン捕囚から帰ってきて、第二神殿を建てていたイスラエル国家。その時は自治区のような国家に似たものだけの、もう第二神殿にへばりつくようにして存在した、かろうじて国家的なものがあったのですが、この時代にローマ軍によって、この第二神殿が破壊されて、二度目の部分的な成就がありました。

 

 

 

そして、三度目。完全に成就するのは、私たちまことのキリスト者が天に引き上げられた後、携挙の後、獣が跋扈(ばっこ)する時代になって、獣の人と「よみとの同盟」、すなわち、「わたし(神)によらない同盟」で地境問題を起こして、反キリストによる第三神殿の建築許可が下りた後に起こります。

 

 

 

七年患難の真ん中で反キリストがそれ(神殿)を奪って、恥をかいて、さらに最後の最後で、イスラエルという国家が、自分たちの同盟主である反キリストに攻めこまれるというかたちで恥を刈り取り、今日の聖書箇所が成就します。しかしながら、これはイスラエルという国家だけではなくて、全世界の預言でもあります。

 

 

 

冒頭には、『私』という言葉があるのですが、これは預言者エレミヤが、バビロン捕囚の前後でイスラエルの指導者たち、すなわち『牧者たち』が、この時はバビロン捕囚の時の政治家ですが、この政治家たちによって約束の地が荒らされているということを嘆いている言葉の『私』です。

 

※ <おすすめ関連動画>「復讐の日が告げられる」参照

 

 

 

二度目の成就ときは、この『牧者』は、宗教家たちとして成就しました。最後の完全なる成就のときは、イスラエルの政治家と反キリストが「よみとの同盟」を結ぶというかたちで成就するのですが、そのような終末預言として、お読みしたいと思います。

 

 

 

:7 私は、私の家を捨て、私の相続地を見放し、私の心の愛するものを、敵の手中に渡した。

 

:8 私の相続地は、私にとって、林の中の獅子のようだ。これは私に向かって、うなり声をあげる。それで、私はこの地を憎む。

 

:9 私の相続地は、私にとって、まだらの猛禽なのか。猛禽がそれを取り巻いているではないか。さあ、すべての野の獣を集めよ。連れて来て、食べさせよ。

 

:10 多くの牧者が、私のぶどう畑を荒らし、私の地所を踏みつけ、私の慕う地所を、恐怖の荒野にした。

 

:11 それは恐怖と化し、荒れ果てて、私に向かって嘆いている。全地は荒らされてしまった。だれも心に留める者がいないのだ。

 

:12 荒野にあるすべての裸の丘の上に、荒らす者が来た。主の剣が、地の果てから地の果てに至るまで食い尽くすので、すべての者には平安がない。

 

:13 小麦を蒔いても、いばらを刈り取り、労苦してもむだになる。あなたがたは、自分たちの収穫で恥を見よう。主の燃える怒りによって。

(エレミヤ書12章7節から13節)

 

 

 

アーメン。自分たちの収穫で恥を見る。神の怒りの時代がやって来るという、終末預言です。もちろん、先ほども言ったように、バビロニア帝国によって部分的に成就し、そして、ローマ帝国が神殿を破壊したことで部分的に成就しましたが、地の果てから地の果てにまで、このわざわいが及ぶのですね。

 

 

 

そして、特にイスラエルの地は、政治的な指導者の失政、すなわち、反キリストとの契約によって、地が荒れ果てるということが実現するのです。そして、必ず恥を刈り取るというかたちで成就するのです。

 

 

 

- 続く -

 

 

 

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