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かんなづきさんのブログ

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本日のお外題は恋しずく~お菊と播磨

オープニング

魚屋夫婦によるドラマお馴染み芝浜の物語
がまず始まります

魚屋惣五郎とおとくは輝那君と加賀美ちゃんが演じます

惣五郎の妹お菊が青山播磨に仕えているという設定で

お菊と播磨との悲しい物語に続きます


滝乃屋劇団の以前からのお芝居で

輝那君のお祖父様が固さを和らげる為芝浜もアレンジして演出されたそうです

お祖父様しか知らないお芝居もまだ多くあり

古い物も大切に再現して行きたいと輝那君は語ってました

滝乃屋劇団を背負うブレないしっかりしたポリシーが清々しいです


今日のお外題ですが

普段は輝那君が播磨役

おとくとお菊は加賀美ちゃんがふた役で演じたりと


今日は實川三兄妹と直弥君のお祭りですので

直弥君と菜々美ちゃんも大活躍の場でした


芝浜のエピソード部分

輝那君と加賀美ちゃん掛け合いが息もピッタリでした

お菊は播磨を庇う為

お皿を割ったのは自分だと名乗り出て

結果手打ちにされてしまう

番町皿屋敷での井戸に亡き骸を投げ込んだりの部分はなく

お菊と播磨の切ない悲恋にフォーカスされています

直弥君演じる播磨は

いつも悪者役の冨美雄パパの小石川のお殿様を斬りつけ

自らも槍で自害しお菊を死に追いやった事に苦しみながら後を追っていくラスト

直弥君初役で難しい長台詞こなしてました

お菊役菜々美ちゃんの一途で真摯な姿が切なかった


芝浜も好きなお芝居なので勿体無い程のストーリーで

配役替えでもまた拝見したいです


第二部舞踊ショーも静謐で情緒的でスキル高し眼が浄化されます

被り物とかコントおふざけや下ネタもあり得ません

今日も素晴らしかったです


市内といえど平野の外れ

人通りまばらな場にある小さな劇場で本格的な舞台を連日観ること出来ます

今日のお芝居はお馴染みふるさとの兄

のお話で

柿の木坂の家のお外題でも上演されています


登場人物
源太…輝那君
女房おつや…加賀美ちゃん
おつやの兄勇三…輝龍くん
源太の弟新吉…菜々美ちゃん
新吉の女房おゆき…さやかさん

といったメイン配役


流れる曲は島倉千代子さん柿の木坂の家

源太と新吉の兄弟が幼い頃からある庭の柿の木

その思い出から幼い頃を偲び

テーマのひとつである兄弟の絆を描かせる意味みたいです

回想シーンとして子供の声が流れるんですが

なんと輝那君の声なんだそう

子供自分にお兄様と2人で源太と新吉を子役で演じてたのも覚えてるとの事でした


このお芝居

兄弟の絆や夫婦愛

罪と赦しとはを考えるお話ですが細かい演出は劇団によって様々です


序盤から質素ながら慎ましく仲睦まじく暮らす源太とおつやの姿に惹き付けられるんです

また夫婦のおゆきとの出会い

勇三との再会場面など

皆様キャラ立てが自然で魅力的

誰一人脇役はいないと思わせる上手さです

やはり滝乃屋劇団さんのお芝居は良いなあ


源太が

弟新吉を殺めた勇三と出くわし怒りと殺意を表出し激昂する場面があるのですが

輝那君演じる源太は少しこらえた後

すぐ米粉とか卵とか持って来まして

輝那君の芸風っぽい優し目な演出だなと思いました


舞踊ショーは相舞踊

三人舞踊取り混ぜ

いくつかきちんと構成されており本格的な日本舞踊ばかり

お着物も着付けもすべて品良く隙がありません


今日はイベントで

輝那君とゲスト輝龍くんのお祭りだったので

ラストショーは

袴姿で

青春でそうろう

からの二人で龍馬をやろうじゃないか

のふたり中心での総舞踊

すがすがしく素敵でした

5月4日のお外題
潮騒の恋
幕開け前から

プロローグとしてアナウンスあり

お芝居は浜の兄妹とすぐわかったので
泣かない様に構えました

主な登場人物


漁師良夫…輝那君

足の悪い妹なみ…菜々美ちゃん

網元…冨美雄パパ
網元の息子信次郎…ゲスト直弥君

漢字は適当です


幼い頃

信次郎を庇って怪我をした為

足を引きずる様になったなみですが

信次郎との縁談取り消しを網元に言い渡されます

兄良夫は嘆きながらも諦める様妹を諭しますが

悲しみと絶望から

なみは網元の家に火付けをしてしまう

それから悲劇的な展開になっていくお話


浜の兄妹

恋の炎

とかのお外題でも演じられてます


登場人物皆様に感情移入出来てしまう演技力はさすがです

冷徹な網元役の冨美雄パパですが

持参金付きの裕福なお嬢さんと足の不自由な貧しい漁師の娘とは比べるべくもない

と説得力ある語りには観てる側も打ちひしがれてしまう

この時のなみ役を演じる菜々美ちゃんの涙を溢れさせ

眼を見開いた表情がハッとするほど切なかったです

また

兄良夫から

横浜から来た花嫁も焼死してしまったと聞かされたなみは泣くんだけど

最初泣きながら笑ったかに見えてゾッとしてしまい

菜々美ちゃんの役に入り込んだ姿に感嘆しました


ラストは自害したなみを抱いた兄良夫の慟哭で幕でした


輝那君曰く

市川冨美雄パパは商業演劇やドラマをやっていた期間も長かったので

今日の初盤の語りとか演出したりと

お芝居でも滝乃屋劇団では他と同じものはあまりないと思う

との事でした


實川三兄妹

ご両親

市川千也さん

さやかさんの芸達者な7人で

お芝居完成度高いので

今後ゲスト出演続きますが滝乃屋劇団のカラーは変わらないでいて欲しいです