今回のトミカ改造は、日産S13シルビアのタイヤ交換&シャコタンと、エアロパーツを装着したドリフト仕様です。
早いもので桜も咲き始めた3月後半、ようやくⅠ台完成しました。
今年から生活環境に変化があり、ミニカー改造に中々時間がとれなくなったのと、今年こそは脱初心者!を目指して、少し丁寧に作り込みもガンバってみようと思っていたら、前回のランエボⅣから約Ⅰヶ月半も経ってしまいました。σ^_^;
まあ、超絶テクで見事な作品を仕上げる方達は、何ヶ月も時間と手間を掛けて仕上げますからね。
私の場合ほとんどが放置期間なので...頑張らねば。(ง •̀_•́)ง
ということで、前置きが長くなりましたがトミカ改造スタートです。 ٩( ᐛ )و
トミカ №6 日産 シルビア
リサイクルショップで見つけたS13シルビアは、フロントウインドウにヒビが入り、車軸が曲がり鬼キャンのタイヤなど、程度はあまり良くありませんが、NSXと2台で100円というロープライスでしたので思わず購入しました。
カスタムプランとしては、やはりS13といえばハチロク同様にドリフト色の強い車種なので、ベタベタのシャコタンにエアロパーツ、マーキングで少し派手にしたドリ車に仕上げて行きます。
トミカ改造
分解作業
本体裏側の「かしめ」を3mmのドリルで削り分解します。
分解すると、ボディ・シャーシ・内装・ウインドウパーツで構成されています。
ギミックはサスペンションとドア開閉です。
タイヤ交換&ネガキャン加工
ドリフト仕様なので(じゃなくても)ベタベタのシャコタンにするため、今回もトミカワイドタイヤを使用します。
さらにドリフト仕様なので(じゃなくても)キャンバー角を付けるため車軸の中央あたりで「くの字」に曲げます。
さらにさらにそのままだとタイヤの接地面で外側が浮いてかっこ悪いので、カッターでタイヤの内側を削り接地面をフラットにします。
シャーシの板バネを取り外し、車軸を「くの字」にしたことでシャーシに車軸が干渉するため、当たる部分に穴を開けておきます。
ダッシュボート製作
前回のランエボⅣの時にはホットウィールのダッシュボートパーツを取り付けましたが、このシルビアもダッシュボートが付いていないので、今回は自作することにしました。
1.2mmのプラ板を適当にカットします。
メーターフード部分やセンターコンソールなどプラ板を切った貼ったしてそれっぽくしていきます。
ハンドルはノーマルパーツをカットして取り付けます。
内装パーツに仮組みしてみます。
さらにハンドルパーツの根本部分を少し加工してシフトノブにしました。(かなりオーバースケールですけどね。^^;)
ダッシュボートはガンダムマーカーのメカグレー、ハンドルはブラックとシルバーで塗りました。
内装パーツ加工
ロールバー製作
ロールバーは、いつも使用している真鍮線(0.8mm)。
まずはウインドウパーツの内側に添って曲げていきます。
いつもだとフロア部分に1mmのピンバイスで穴を開け真鍮線を差し込むのですが、今回の内装パーツはその部分が半円状に欠けているので、リアシート前部に接着して固定するようにします。
ロールバーを組む前に内装パーツを塗装しておきます。
全体をガンダムマーカーのメカグレーで塗り、シートは定番の赤色に。
塗装した内装パーツが乾いたらロールバーを組んでいきます。
シート下部の左右を繋ぐ補強を入れていますが、いわゆる斜行バー付きの5点タイプです。
ハンドルパーツの根本部分を、ファントムグレーとシルバーで塗ってシフトレバーとしてフロア部分に取り付けました。
ボディ加工
リアスポイラー
少し大きめのリアスポイラーを加工していきます。
リューターがあれば加工も簡単なのでしょうが持ってないので、ヤスリでとにかく削っていきます。
ひたすら削って、削って、削って...とにかく削りまくってカタチを整えました。
エアロパーツ製作
塗膜剥離剤を切らしていたので、とにかくヤスリがけで塗膜を落としていきます。
フロントスポイラーは1.2mmのプラ板を適当なサイズにカットしてベースを作ります。
サイドステップとリアアンダースポイラーはフロント同様に1.2mmのプラ板を接着し、パテ盛りしてカタチを整えていきます。
ボディ塗装
パテ盛りしてカタチを整えたボディーにメタルプライマーを塗布した後、ライトグレイのサーフェイサーを塗りました。
テールライトはガンダムマーカーのレッドで塗った後、粘着力を落としたマスキングテープを貼りウインカー部分を塗っていきます。
ライトグレイ一色だと少し物足りないので、ピラー上をファントムグレーで塗りました。
仕上げは過去に自作したオリジナルデカールと、ガンダムデカールでデコレーション。
何も考えずペタペタと貼っていったのですが、仕上がりは...^^;
牽引フック製作
最後に小物パーツの牽引フックを製作していきます。
1mmのピンバイスで穴を開け、カッターとヤスリでカタチを整えていきます。
組立作業
まずウインドウパーツを取り付けてからダッシュボートパーツを固定します。
シャーシに内装パーツを乗せてボディを被せれば、ほぼ完成。
ちなみにシャーシから板バネを取り外していますが、タイヤはボディに干渉するまで下がっているため、きちんと固定できます。
マフラーは、以前制作したホットウィールのグランドシビックで未採用になったものを、今回使用しました。
Tomica Custom NISSAN S13 SILVIA
Custom point
フロント周り
フロント周りのカスタムポイントは、久しぶりにパテで一体形成したフロントスポイラー。
フロントグリルは、ヘッドライト部からヤスリで段差をつけてグリルレス風に。
フロントタイヤはドリフト仕様ということでツライチまでトレッドを広げ、キャンバー角も大きくつけました。
インテリア
ノーマル形状のシートですが、赤色に塗ってヘッドレストにデカールを貼ればスポーツシートに早変わり。
そしてロールバーがチラリと見えてドリ車の雰囲気が出てきました。
今回がんばって自作したダッシュボート。
拡大すると粗が目立ちますが、シフトレバーも含め情報量を増やしたことでグレードアップしたと自己満足。
リア周り
こちらも今回がんばって削ったリアスポイラー。
最初はR31のGTS-Rのリアスポイラーをイメージして作っていたのですが、ロケットバニーのダックテールっぽくなったので結果オーライということで、この形状で仕上げました。
リアバンパーは比べないと分かりづらいですが、プラ板とパテでタイヤハウスに向かって少しラインを下げて、サイドステップとのバランスを取りました。
テールライトは拡大すると...いや拡大しなくても粗が目立ちますが、塗るのはホント難しいです。(¯―¯٥)
ヘッドライトのように別パーツにしてくれると助かるな~。
S13シルビアについて(雑感)
すでに20年以上前の車になってしまったS13シルビア。
当時から人気でしたが、車に興味を持ち始めたころの私はハチロクやシビックのようなハッチバックタイプが好きでしたので、クーペタイプのシルビアはホンダ・プレリュードと並んでどちらかというと軟派なイメージがありました。
しかしガソリンスタンドで働いていた時、給油にやってきたチューンドS13(K's)を見てそのイメージが覆りました。
もう20年以上前のことなので詳細は覚えていませんが、足回りはもちろんローダウンして固められ、ボンネットを開くとタービン交換されたエンジンルーム。‼(•'╻'• ۶)۶
先輩のR30ブーストアップ仕様よりも明らかに早そうな雰囲気が...
そんなこんなでS13シルビアのイメージも変わりましたが、プロジェクターヘッドライトと一体型フロントグリルは、どうも好きになれませんでした。σ^_^;
私はハッチバック好きなのでシルビアより180SXの方が好みですが、シルビア顔のシルエイティはまさに私好みでしたね。(•̀ᴗ•́)و ̑̑
私にとってKP61が入門用として初めての車でしたが、30代の方たちにはS15やS14より手に入りやすいS13が、入門用として乗った方も多いのではないでしょうか。
ただハチロク同様に人気車のため、すでに25年前の車なのに中古価格が100万超えてる状況は...ですね。(¯―¯٥)
以上、 日産S13シルビアのタイヤ交換&シャコタンと、エアロパーツを装着したドリフト仕様でした。