今回のミニカー改造は、ホットウィールのドゥカティ1199パニガーレを全塗装しました。
前回のシェベルSS396の一緒に買ってきたドゥカティ1199パニガーレ。
8月には赤色が発売でしたが、手に入れたのは10月発売の白色。
ダメじゃないんですけどね。ドカのパニガーレといえば真っ赤なボディカラーが定番かなと。
まあ塗り直せばいいだけなのですが、塗装環境もスキルもないのでガンダムマーカーで塗り直します。
しかも色むらになりにくい黄色で。^_^;
ホットウィール ドゥカティ 1199パニガーレ
まず第一印象は白色のボディのせいもあるのか、まだ制作途中なのか!?というぐらい未塗装部分の多さ。
ヘッドライトからハンドル周り、シートにテールライト。ってほとんど塗装されておらず、唯一スクリーンとクラッチカバーが塗られているのみ。
あとカウルの分割ラインにあるビスの墨入れがあるけど、これをやるくらいならシートとハンドル塗るだけで完成度がだいぶ違うのに!と思ったのは私だけでないはず。
最後に全体のフォルムがだいぶ幅広なこと。
ドカの特徴であるLツインエンジは並列エンジンに比べスリムにできるので、前面投影面積の軽減が特徴のはずが並列6気筒のホンダCBX1000並の幅広になっています。
これはホットウィールの特徴でもあるデフォルメ部分なので仕方ないことですね。そんなにリアルにこだわるならスケールモデル買えって話になりますのでこの辺で。
あまり良い印象ではない感じに書いていますが、やはりドカのパニガーレがこのサイズ・価格で手に入るのはマテル社だからできるかなと。
タカラトミーさんでは無理だろうなと思います。(u_u)
ホットウィール カスタム
分解作業
早速分解作業に入ろうと思いましたが、なんせバイクのミニカーの分解は初めてなので少し躊躇しました。
本体裏側に「かしめ」はあるけど分割ラインもあり、フロントタイヤは左右のダイキャストで挟んでいる。
タンクとカウルの素材が違うのでタンクからシャフトが下に伸び「かしめ」で固定されていると予想しました。
ということで、いつも通り「かしめ」を3mmのドリルで削りました。
「かしめ」が削れたけどタンクがなかなか外れないので、傷つくのでやりたくなかったのですがタンクとカウル間にマイナスの精密ドライバーを突っ込み、少しこじると無事分解できました。
分解するとカウル、フレーム、タンク・ハンドルパーツで構成されています。
更にフレームは分割でき前輪が外れるみたいですが、今回はそこまで分解しませんでした。
カウル加工
スクリーン部分
プラ素材のカウルパーツで一番最初に気になったのはこのスクリーン部分の厚み。
強度保持のためや成形上仕方ないことかもしれませんが、この厚みはダメなので棒ヤスリで薄くしていきます。
スリット加工
こちらも実車画像を見ていると隙間があるのでカッターとヤスリで切れ込みを入れていきます。
カウル薄加工
戦艦などの大きなもののスケールモデルでは、形成上厚くなってしまいスケール感がおかしくなるのでエッジ部分だけでも薄くすることでリアル感を出していきますが、前述のスクリーン加工も含め、カウルのエッジ部分をなるべく薄くすることで実車に近づけてみました。
右カウルにはクラッチカバーが一体になっているので、そこ以外のエッジを薄くしてカウルとエンジンパーツの違いを出してみました。
ナンバーステー・リアフェンダー加工
保安基準上仕方ないのでしょうがナンバープレートとウインカーがリアカウルからかなり飛び出して…はっきり言うとカッコ悪いわけで、保安基準も道交法も関係ないミニカーですから迷わずカットします!
成形上リアフェンダーも上のフレームと一体化されていたので、1.5mmのピンバイスで穴をあけながらヤスリでチマチマ削りました。
やっぱり電動ドリルやリューターが欲しくなりますね。(¯―¯٥)
塗装作業
タンク・ハンドル周り
今回メインカラーの黄色は、ガンダムマーカーのガンダムイエロー。
あいにく赤色系はシャアレッドとシャアピンクしかないため(レッドを買えばいいだけなのですが…)色むらの出にくい黄色にしました。
あとハンドル・レバーはブラック、トップブリッジとフェールキャップはシルバーで塗りました。
カウル
カウル全体はタンク同様ガンダムイエローで塗り、スクリーンとシート前のフレーム、シートのダクトはブラック、シートはファントムグレー、クラッチカバーはイエローとシルバーを混ぜて塗りました。
メーター取り付け
プラ板を適当にカットし、ファントムグレーで塗り、シルバーでごにょごにょと落書きしてペーターパネルとしてカウルに接着しました。
フレーム(フロントホーク・エンジン・マフラー・リアサス)
とにかく黒一色のフレームパーツ。
フロントホークをイエローとシルバーを混ぜた山吹色、ブレーキディスクやキャリパー、チェーン、ステップ、エンジンなどをシルバーでそれっぽく塗りました。
スイングアームとリアフェンダーはファントムグレーで周りと差別化し、マフラーはガンメタと排気口付近はシルバーで塗りました。
Before / After
一通りパーツができたので組み立てます。
最後にプラ板で作ったナンバープレートをテールライトの下に取り付けて完成です。
カスタム前が余りにもシンプルすぎたので、カスタム後がかなり手を加える感がありますが...気のせいです。(๑>◡<๑)
Hotwheels Custom DUCATI 1199 Panigale
各部の塗装と少しのデカールでかなり完成度が高くなったと自己満足しています。
相変わらずの塗装技術のなさにはヘコみますが...
以上、ホットウィールのドゥカティ1199パニガーレを全塗装でした。