トミカ 改造 VWザ・ビートルを所さんのUSED CHEWING GUM VERSION風に | ミニカー改造工房 314Factory

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トミカカスタムフォルクスワーゲンザ・ビートル
今回のトミカ改造は、前回ローダウン&タイヤ(ホイール)交換したフォルクスワーゲン ザ・ビートルを、カブリオレ風にカスタムしました。
イメージは、所さんのザ・ビートルカブリオレのUSED CHEWING GUM VERSION風に。ただし出来はイマイチ。^^;


ザ・ビートルのカスタムといえば所さんの世田谷ベース仕様ですが...

世田谷ベースでは独特の感性でみんなを魅了している所さんのザ・ビートルは、ミニカーを改造するに当たりカスタムベースとして参考にしたい素材ですね。
ただしボンネットのType1を彷彿させるディテールはかなり加工が大変そうなので、ミニカーで再現している人はネットで検索しても見つかりません。
もちろんネットで公開していないだけで、超絶テクで再現している方がどこかにいるとは思いますが…


私も過去に何とか表現できないか考え、薄いプラ板を一枚貼ってみてはどうかとか、デカールで表現できないかとか模索してみました。


WELLYカスタムフォルクスワーゲンビートル左前

WELLYカスタムフォルクスワーゲンビートル右後ろ
しかし、これといっていい方法が思いつかず、過去に制作した「ミニカー改造 WELLY製フォルクスワーゲンニュービートルのローダウンとタイヤ(ホイール)交換」では世田谷バグをリスペクトしてリアゲートを模倣したものの、ボンネットはそのままでした。


トミカ フォルクスワーゲン ザ・ビートル

トミカフォルクスワーゲンザ・ビートル左前


トミカフォルクスワーゲンザ・ビートル右後ろ
また、前回はWELLY製のニュービートルがベースでしたが、やはり世田谷ベース仕様を作るなら現行モデルのザ・ビートルですね。
例のボンネットのディテールを表現するアイデアがまだ思いつかないためにずっと買えないでいましたが、現状どうにもならないのでボンネットの件は横に置いといて、他に世田谷ベースを表現できないか考えました。


ノーマルカラーのイエローボディを眺めながら思ったのは、ボンネットが表現できないと錆止め色のテールゲートしか特徴がない(決して悪い意味ではないですよ、ミニカーカスタムするにあたり外観的にってことです。^^;)ブラックボディの「SETAGAYA Bug」より、ドアパネルやソフトトプの外観が特徴的なカブリオレ「USED CHEWING GUM VERSION」のほうが作ってて楽しいかなと思い、最終的にカスタムコンセプトが決まりました。
ただし、塗装スキルのない私は「噛み終わったグリーンガムの色」なんて無理なので、ボディはそのままイエローに、イエローのドアパネルをグリーンにした反転仕様で製作していきます。


所さんのThe Beetle Cabrioletカスタムプロジェクト

今回の参考車両となる所さんのThe Beetle Cabrioletは、フォルクスワーゲンのスペシャルサイトでもその動画があるのでリンクしておきます。



第1段階:フォルクスワーゲン ザ・ビートル ローダウン&タイヤ(ホイール)交換

トミカカスタムVWザ・ビートル左前


トミカカスタムVWザ・ビートル右後ろ
前回の「トミカ 改造 フォルクスワーゲンザ・ビートルのローダウン&タイヤ(ホイール)交換」では、第1段階として足回りとマフラーをカスタムました。
今回はここからUSED CHEWING GUM VERSION風のイカしたザ・ビートルに変貌していく予定です。
しかし、これからが試練の始まりになるとは…


トミカ改造

カブリオレ風にルーフを加工

サイドウインドウ周り加工

Bピラー切除
まずはカブリオレ風に加工していくのでBピラーをニッパーで切除していきます。


ウインドウパーツライン修正
クォーターウインドウも形状が違うので、0.5mmのプラ板で蓋をしてパテで埋めていきます。
また、Bピラーがなくなったことで、ドアウインドウの境がわからなくなるので、ヤスリでケガキ線をいれ表現してみました。


ルーフをソフトトップ風に加工

ルーフ加工1
本当はルーフをブラックで塗りカブリオレ風にするつもりでしが、それではつまんないのでプラ板を細くカットして幌のフレームを表現してみました。


ルーフ加工2
ホワイトパテを盛ってソフトトップを表現。


ルーフ加工3
紙ヤスリで形を整えていきます。
その際フレームの間を凹ますように削り、波打った形状にして更に荒く削ることでソフトトップっぽく表現してみました。


ルーフ塗装
ガンダムマーカーのファントムグレーで塗りました。
何とか幌のフレームが表現できだんだんソフトトップっぽくなってきたかな。


リアウインドウ加工
前記事でも書きましたが、このザ・ビートルのリアウインドウはクリアパーツではなく塗りつぶしで表現されているのでリアウインドウは予めプラ板をウインドウのカタチにカットして埋め込んでいました。
半乾きの時に縁を凹ましてエンボス加工しました。
しかし作業が雑だな~。^^;


ドアパネル塗装

ドアパネル塗装
今回はオリジナルのUSED CHEWING GUM VERSIONとは色を反転して、ボディはそのままイエロー、ドアパネルをグリーンにしました。
使用したのはガンダムマーカーのザクライトグリーン。
以前改造した日産マーチではいい感じの色だったのですが、今回は塗装を剥離しないで塗ったため、少し濃くなってしまいました。
しかし、ウインドウ周りのアイシャドウ効果の黒フチも何とか表現できたので完成までもう少し。^^;


この後に細部の仕上げをしていましたが、チョイチョイ失敗してリカバリしようとして失敗とドツボにはまり修復不可能な状態に...
デカールも自作する予定でしたが、手抜きしてガンダムデカールで代用するほどテンションが下がってしました。
このまま公開するのを辞めようと思いましたが、「自分ならもっと上手くカスタムできるぜ。どやっ!」ていう人が出てくることを願って公開することにしました。T_T


内装パーツ塗装

内装パーツ塗装
USED CHEWING GUM VERSIONはベージュ系の内装ですが、あいにくそんな色がないのでシャアピンクを塗ることで明るめのブラウン系に。
ダッシュボードはSETAGAYA Bugっぽくシルバーにしてアレンジしました。


Tomica custom VOLKSWAGEN The Beetle Cabriolet style

TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle左横


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle左前


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle右後ろ


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle右前上
仕上がりのクオリティはともかく、ノーマルカラーを活かしてドアパネル塗装だけで世田谷ベース風に。
しかしボンネットのディテールがないとフロント周りが少しさみしいですね。


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle左後ろ上
リアウインドウの処理は苦肉の策で、プラ板をカットして周りのパテを押してエンボス加工して表現しています。
しかしそのクオリティは...


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle右横上
カブリオレ風ということでウインドウ周りの形状を変更。
ドア開閉ギミックがないので、内装は殆ど見えません。


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetleフロント
フロント周りはバンパーのウインカー・フォグをシルバーで塗り、プラ板作ったナンバープレートを左側にオフセット。


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetleリア
リア周りは、プラ板で作ったナンバープレート。
ハイマウントストップランプは真ん中を除光液で剥離し分割、リフレクターも赤ペンで塗りました。


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle左横前
ドアパネルにはガンダムデカール。
当初の予定ではデカールを自作する予定でしたが...


TomicacustomVOLKSWAGENTheBeetle右横後ろ
制作していてテンションが下がってしまった箇所がソフトトップの境目の処理部分。
まあ他にも雑なところ満載ですが、公開して恥をかくことで前に進んでいきます。^^;


以上、フォルクスワーゲン ザ・ビートルをカブリオレ風にカスタムでした。