「地上世界で大切と思われているものの中には使い捨てのような価値しかないものが沢山あります。真に大切なのは魂の成長にかかわることです」
『霊性進化の道しるべ』P.98／L8～L9
「この世的な富を蓄積していると、それなりの代価を支払わされます。つまり地上的なものに心を奪われて、その分だけ霊としての義務を怠れば、地上的な富は増えても、こちらの世界へ来てみると、自分がいかにみすぼらしいかを思い知らされます」
『霊的新時代の到来』P.65／LB4～LB1
「地上というところは妙な世界です。霊の目をもってご覧になれば、人間が愚かなことばかりしていることに呆（あき）れるはずです。いずれはチリと化してしまう、どうでもよいものを後生大事にし、永遠の宝である霊的なものは疎（おろそ）かにしております。霊的な価値が理解できないのです。その場かぎりの愉しみや喜びばかり求め、その物的欲望に埋もれて、肝心の霊性が顕現する機会がほとんどありません。
しかも、そうした地上かぎりの所有物を多く蓄積した者が“偉大な人”とされます。どうせ滅びてしまうものを集めようとする人と、永遠に残るものを集めようとする人のどちらが“偉大な人”でしょうか」
『霊性進化の道しるべ』P.248／L10～P.249／L3
真の幸福は、地上的意識で地上のどこを探しても見つかりません。
それは、霊的なものだからです。
地上的なもの物質的なものに絶望したなら、霊的なものに目を意識を向けてみてください。
自分は霊として永遠の生命があり、死のあとに赴く霊の世界があることを知ってください。
シルバーバーチは、その霊の世界から語りかけてくれたのです。