真の救いとは自力救済 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

「窮地に陥ったあなた一人のために、どこか偉そうな人間的な神さまが総力をあげて救いに来てくれるような図を想像してはなりません。スピリチュアリストを自認する人たちの中にも、いまだにそういう風に考えている人が大勢います」
『地上人類への最高の福音』P.53/LB4~LB2

「救うのはわれわれではありません。地上の人間の一人ひとりが自らの努力で救わねばなりません。既成の手段というものはありません。有り合わせの手段ではだめなのです。そのためにはまず、生命現象と呼ばれているものの背後に“霊”という永遠の実在があることを学び、従って地上世界の人間はただの物的存在ではなく、その物的身体を通して自我を表現している霊的存在であることを認識する必要があります。(中略)実質的価値のないもの、霊的価値のないものに忠誠を尽くすような愚かなことはせず、真実のものだけに精を出すようにならないといけません」
『霊性進化の道しるべ』P.197/L3~LB3


誰かのために奇跡が起こされることも、誰かが特別扱いされることもありません。
自分自身で自分を救うしか道はありません。
それは、霊的真理を理解し摂理にかなった生き方を実践していく以外にありません。


なぜ、生きているのか。
死んだあとどうなるのか。
神はいるのか。
そして、摂理とは何か。

こうした霊的なことに無関心で、目に映ることだけしか意識しない生き方は、無知と迷信が覆う暗い道を手探りで歩いているようなものです。
私たちの意識を超えた世界とこの地上世界は繋がっていて、その霊の世界から何とかして霊的なものに目を向けさそうと常に働きかけています。


<参考>
スピリチュアリズム的生き方の特徴(スピリチュアリズム普及会)

『シルバーバーチの霊訓』の画期的な救済観(スピリチュアリズム普及会