孤独な道 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

「霊性の開発は茨の道です。苦難の道を歩みつつ、後に
自分だけの懐かしい想い出の標識を残していきます。
魂の巡礼の旅は孤独です。行けば行くほど孤独さを増して
いきます。 しかし、利己的生活や無慈悲な生活にそれ相
当の償いがあるように、その霊性開発の孤独な道にもそれ
なりの埋め合わせがあります。
 悟りが深まるにつれて内的生命、内的輝き、内的喜び、内
的確信がいっそうその強さを増していくのです。生命現象の
全てが拠り所とする内的実在界の実相を味わい、神の愛の
温もりをひしひしと実感するようになります。
 それが容易に成就されるとは私は一度も言っておりません。
最高の宝、最も豊かな宝は、最も手に入れ難いものです。し
かもそれは自らの努力によって自分一人で獲得していかねば
ならないのです」   
                             
  『シルバーバーチの霊訓(1)』P.111/1~P.112/1

摂理と良心の声を無視し、本能の欲求のままこの世的な
楽しみや快楽を求める生き方は、一瞬にして消えていく
偽物の幸せを追いかけ続けるようなものです。
手にしたと思った幸せは、いつの間にかなくなっています。
この世的な幸せは永遠ではありません。

その虚しさに疑問を持ち立ち止まった時、自分の手には何
も残されていないことを初めて知ります。

そこから何が幸せなのかを探すようになります。
誰も教えてくれません。
自分で見つけるしかありません。

求めて求めて、ようやく永遠の宝を手に入れられる道がある
ことを知ります。
失くすことも盗まれることもない永遠の宝です。
しかし、それを手に入れる道は孤独です。
踏み出す勇気が要ります。
もし、本当の幸せに気付いたなら進むべきです。


神の愛を実感できること以上の幸せがあるでしょうか。
すべての存在の源である神の愛、それ以上の宝はありません。

その価値がわかるまで、人間は消えていく偽物の幸せを求め
続けます。

そのことに一人でも早く気付けますように…
真実の神を見出すことができますように…