「必ず罰を受けるのです
いつかは自分で自分を罰する時がくるのです
あなたと私との違いは、あなたは物質の目で眺め
私は霊の目で眺めている点です
私の目には、いずれ彼らが何世紀もの永い年月にわたって
受ける苦しみが見えるのです
暗黒の中で悶え苦しむのです
その中で味わう悔恨の念そのものが
その人の悪業にふさわしい罰なのです」
『シルバーバーチの霊訓』(6)P125/後ろ5~後ろ2
人を許すことは難しい
普通に生きていても些細な怒りや憎しみを持つことはある
時間が過ぎ去ってしまえば、嫌な記憶ではあるが忘れてしまう
しかし忘れられないこともある
怒りや憎しみを手放せないことは辛い
理不尽な仕打ちを受けた人にしかわからない苦しみの一つだと思う
そして、憎しみの心は自分自身を傷つける
「精神的次元で捉えた場合、
嫉妬心、貪欲、恨み、憎しみといった邪念は
身体的行為よりも大きな悪影響を及ぼします
思い切り人をぶん殴ることによって相手に与える身体的な痛みよりも、
その行為に至らせた邪念が当人の霊と精神に及ぼす
悪影響の方がはるかに強烈です。」
『シルバーバーチの霊訓』(6)P121/後ろ3~P122/1
自分が怒りや憎しみを持とうが持たまいが
相手は罪の分だけの刈取りを必ずさせられる
自分自身のために、これ以上自分を傷つけないためにも
怒りや憎しみは手放す方がいいに決まっている
それが摂理
摂理を知ることで、自分を救う道が見えてくる
苦しい道だけど、それが今回の地上生活の目的の一つかもしれない