自分にとって祈りとはどういうものですか…
神を前にあなたは何を祈りますか…
自分の思い通りになることが本当に自分の幸せでしょうか。
そもそもその望みの根源は自分の利益に関わることではないでしょうか。
苦労や自分にとっての不都合を避けたい望みではないでしょうか。
「時おり皆さんは魂にとって為にならないもの、進化を遅らせることになるものを要求されます。それは叶えてあげるわけにはいきません。また時おりそれを手にするだけの十分な努力をしていないものを要求されます。それも与えられません。」(シルバーバーチの霊訓12 P123)
私たちが地上で経験するさまざまな出来事は、自分の成長に必要なものです。
苦しく辛い体験であっても、そこから学ぶべきものがあるからこそ貴重な体験です。
祈りとは、
「自分の心を開く行為であり私たち霊界の者との結束を固めることになります。」(シルバーバーチの教え・上 P112)
自分のできる限りの力を尽くしたうえでの祈りは、霊界からの援助を願う資格はありますが、他力本願な願いは祈りではありません。「すべきことはしましたか?」と問われて自信を持って答えられるでしょうか。
「私が勧める祈りの言葉は、たった一言しかありません。<何とぞ私を人のために役立てる方法を教え給え>これです。」(シルバーバーチの教え・上 P114)
あなたが思い浮かべる祈りと比べてみてください。