バブル期に素人商売を始めた両親が、
約8億の借金をして建てた賃貸マンションやアパート。


最初のうちはどれも、まずまずのスタートでしたが、
1994年に、その内のマンションの下水道設備が、業者により手抜き工事をされた…と言う事が判明し、


予定外にも、大規模な下水道設備の工事を行うこととなってしまい、


その為に、
固定資産税の支払いの為に取っておいたお金を流用せざるを得なくなると、


その年(1994年)の3期分より、
固定資産税の滞納が、始まりました。






「…つまり当初から、かなり余裕の無い返済計画だった訳ですよね
」
…私が問い掛けるも、山本氏からの返答は有りません。
構わずに私は、次のように続けました。
そうした税金の滞納が始まる。


プラス、
バブル崩壊後は、アパートやマンションに、空室が出始めた。






それでも何とか、両親は返済を続けていたものの、



一向に元金が減らずに、金利分のみを支払う状態が続いていた…。


(…これって、ものすごく苦しいですよね
住宅ローンでもそうだと思いますが、何と言いますか、苦労が報われない感じ。




)
すると、
しだいに抵当に入っていた私の実家の土地や建物の「担保割れ」に、危機感を持った当時のB信金の支店の担当者が、両親に向けて、
大規模下水道工事が完了した郊外のマンションを売却するよう提案して来た…。


…それは、ちょうど山一證券が廃業した1997年の1年前の頃で、
世の中が、いよいよ暗い時代へと突き進んで行こうとしていた時期…。


…しかし、
祖母から父が相続した財産を、全て自分のもののように扱っていた私の母は、



「相続した財産を、一切、売るつもりは無い

」
と、突っぱねた。
で、
コレが更に、まずかった…。
(
続きます。
)
追記・手抜き工事の件ですが、それならば、そうした業者に新たな工事の費用を負担するよう交渉する策も、もちろん有ったはずです。
が、今となっては両親ともに故人となっておりますので、事の詳細を確かめる術も無い現状である事を記させて頂きます。
初めての方へ。(私のこと。)↓


