徳里のライブの終了後。
彼は会場の出口付近で、ファンのひとりひとりと握手を交わしていました。
そこで私も列に並び、自分の気持ちを確かめました…。
きっと、
彼にとっては迷惑なことだろう。
でも、
どうしても今日、二人で話したい。
そうでなければ、次はいつ会えるのだろうか
…私の番がやって来ました。
私は彼と目が合うや、
「この後、お話しが出来ませんか
」
と、小声で懇願するように彼を見つめました。
しかし彼からは、
「いや無理です
」
と、キッパリと言い放たれてしまったのでした。


私は動揺しました。
対して彼は、怒りの表情さえ浮かべながら、
「困る
」
と、強い口調で吐きながら、次には私の後ろの人に、笑顔で挨拶を始めたのでした…。
「え
何
今のは一体、何だったのか
」
…ほんの一瞬の出来事でした…。
(
続きます。
)



