サニーデイの最高傑作だし、

サニーデイサービスの最高傑作、というか、日本のロック・ポップミュージック界の偉大なる傑作なのではないか??
10枚目のアルバム、『DANCE TO YOU』!のことである。

今さらではあるが、この記事は、最近のサニーデイサービスを知らない方にこそ読んでいただきたい。
また、サニーデイサービスを全く知らない方にも、このアルバムは是非聴いていただきたい。

サニーデイと言えば、日本語ロック黎明期のフォーク的懐かしい感じの抒情を滾らせた、風景に溶け込むような優しく素晴らしい曲を大量生産するバンドというイメージのかたが多いと思う。
解散まで、あるいは再結成直後は間違いなくそういうバンドで、僕もそんな彼らが好きだった。
でも、僕は今のサニーデイのほうが圧倒的に好きだ。

2016年、『DANCE TO YOU』から彼らの音楽的探求攻めが始まった。
それは、続く『Popcorn Ballads』、『the CITY』とさらに攻撃的になっていく。
しかも、それがほぼ一年おきに続くといく、いまや留まることの知らないイケイケバンドになっているのだ。

特に始めに彼らが投入したこの『DANCE TO YOU』は無駄のまったくない、極限まで研ぎ澄まされた、魔法のようなポップミュージックに仕上がっている。
ポップでいて、なぜか妙な緊迫感が全編に漲っている。
このアルバムは、ボーカルの曽我部恵一が、納得のいくまでスタジオで創作、レコーディングを重ね、当初の予定より費用もかさみにかさみ、曽我部さん以外のメンバーがバタバタとリタイアしていって、最終的にはソロのようになって生み出したものだという。
この緊迫感はその創作過程の賜物か??

にしても、とにかく日本のロック・ポップミュージック界のに偉大なる足跡を残した、金字塔的作品に仕上がっている。
シングルカット的な、「セツナ」、「桜 super love」だけではない!
この方達は間違いなく、今、シーントップを走っている。