第23回「家族の絆 愛の詩」一般の部【落選】 | いいんです、これでいい

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わたくし蘇武(ソブ)は2018年4月から詩を書き始めました。今は、ふと思いついたときに書く程度。いいんです。それでいい。
※思うところあって、2023年5月10日より「蘇武 家人」から「蘇武 羊」に改名しました。いいんです、これでいい。

9月2日締め切り、8月8日に郵便で応募した詩1篇、タイトルのとおり落選しました。

 

このコンクールは、岐阜県養老町が、家族の絆がテーマで愛ある詩を毎年募集しています。一地方自治体の詩のコンクールなのですが、全国規模での募集で応募者は多く、一昨年は2,339名、昨年は2,235名でした。(これは小中学生の部も含めての数字。一般の部は300人台だと思います。)

 

昨年は、認知症を患っている母のことを書き入賞したのですが、

 

「ちょっとシリアスだったかな」

 

と思い、今年は

 

「笑える詩」

 

を目指して作りました。

 

どう笑いを取ろうかに心血を注ぎ、肝心の“家族の絆”という最大のテーマがおろそかになってしまったので、俎上にも上らなかったんだと、自分の中では総括しています。

 

いろいろなかたの詩を読むようになり、恋愛ものやきれいなものに奥深いもの、そして自分にはわけの分からないものは目にするのですが、腹の底から笑える詩というのを目にしたことはありません。「くすっ」と笑えるようなほほえましいものがせいぜいです。

 

やっぱり、詩にお笑いはそぐわないのでしょうか。笑えるものはサラリーマン川柳に任せておけばよいのでしょうか。

 

私は、人間に喜怒哀楽の感情がある限り、詩にもそれらが投影されたものがあって然るべきと考えます。

 

なので、これからも

 

「笑える詩」

 

ができるよう頑張ります。暗中模索ですけど(笑)

 

話が随分それてしまいました。

 

このコンクールに関しては、笑いを取ることに固執することなく、きちんと、心の底から湧き上がる家族愛を、素直に表現した詩を作り、来年も応募したいと思います。

 

テーマが大事。

 

そしてこれは余談ですが、家族で介護しきれなくなり介護施設に預けた母は、パーキンソン病と認知症で亡くなりました。元気に(?)亡くなってほしかったです。