9月2日締め切り、8月8日に郵便で応募した詩1篇、タイトルのとおり落選しました。
このコンクールは、岐阜県養老町が、家族の絆がテーマで愛ある詩を毎年募集しています。一地方自治体の詩のコンクールなのですが、全国規模での募集で応募者は多く、一昨年は2,339名、昨年は2,235名でした。(これは小中学生の部も含めての数字。一般の部は300人台だと思います。)
昨年は、認知症を患っている母のことを書き入賞したのですが、
「ちょっとシリアスだったかな」
と思い、今年は
「笑える詩」
を目指して作りました。
どう笑いを取ろうかに心血を注ぎ、肝心の“家族の絆”という最大のテーマがおろそかになってしまったので、俎上にも上らなかったんだと、自分の中では総括しています。
いろいろなかたの詩を読むようになり、恋愛ものやきれいなものに奥深いもの、そして自分にはわけの分からないものは目にするのですが、腹の底から笑える詩というのを目にしたことはありません。「くすっ」と笑えるようなほほえましいものがせいぜいです。
やっぱり、詩にお笑いはそぐわないのでしょうか。笑えるものはサラリーマン川柳に任せておけばよいのでしょうか。
私は、人間に喜怒哀楽の感情がある限り、詩にもそれらが投影されたものがあって然るべきと考えます。
なので、これからも
「笑える詩」
ができるよう頑張ります。暗中模索ですけど(笑)
話が随分それてしまいました。
このコンクールに関しては、笑いを取ることに固執することなく、きちんと、心の底から湧き上がる家族愛を、素直に表現した詩を作り、来年も応募したいと思います。
テーマが大事。
そしてこれは余談ですが、家族で介護しきれなくなり介護施設に預けた母は、パーキンソン病と認知症で亡くなりました。元気に(?)亡くなってほしかったです。