もうすぐクリスマスなので、そんな気分を味わうため、代官山のイルミネーションを見に行ってみた。

 

 代官山アドレス・ディセで、この季節に行われる恒例行事である。

 

 ツリーに見立てたメタルパイプ製のタワーに、ゴールドやホワイトのイルミネーションが取り付けられ、その連絡通路にはシャンパンゴールドの照明が施されて、大人のロマンチックな夜を演出している。

 

 

 そこから西郷山公園まで歩き、展望台から夜の街並を眺めた。

 

 流れ星のように光の尾をひきながら走るクルマ。

 夜遅くまで灯りの燈るビルの窓。

 どこかのマンションの一室では、楽しそうなパーティをしているようだ。

 

 こちらの方が、自分にはしっくりと来るイルミネーションだった。

 

 この街は、星降る夜を想わせる。

 

 

 そんな光景を眺めながら、ふと横をみると、そこに赤く光る小さなお星様を見つけた。

 

 そのお星様は、寂しそうに最後にポウッと光り輝くと、天に昇らず、地面へと散って行ってしまった。