忘年会と人猫

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 今日は友人たちと忘年会をした。

 

 渋谷の居酒屋にて合流。

 楽しい会話が弾む。

 

 忘年会が終了し、お店の外に出ると、冷たい風が吹いていた。

 

 お互いに風邪をひかないように、と言いながら別れる。

 

 最寄駅から歩いて帰宅する。

 

 その途中に、大きなマンションがあった。

 

 そのマンションの前を歩いていると、いきなり塀の上に付いているライトが点灯した。

 

 すると、その向かい側の塀になんと人間の影らしきものが映し出された。

 

 自分の影ではなかった。

 

 塀の上に、人はいないはず。

 

 不思議に思ってよく見ると、その人影だと思っていたのは、1匹のネコの影だったのだ。

 

 偶然にも塀の上にいたネコの影が、人の形のように投影されたのである。

 

 面白いこともあるものだ。

 

 そんなことに感心しながら、また歩き始める。

 

 しかし、途中でこんな考えを持った。

 

 もしかしたら、あの塀に投影されていたのは、ネコの影に形を借りた別次元からの投影かも知れない、と。

 

 ここからは、自分勝手なイマジネーションの世界だ。

 

 そうなると、その影の主はやはり人間になるのかも知れない。

 

 この次元ではネコ。

 

 別次元では人間。

 

 もしかしたら、半世界には猫人間なるものがいるのかも知れないぞ。

 

 そんな馬鹿馬鹿しい妄想を抱きながら、帰宅した。