納車1ヶ月で当て逃げされた話 その1 | 僕の30日間迷走記(日本一周の旅)

僕の30日間迷走記(日本一周の旅)

日本一周の記録とその後の生活です。

 

去年の11月位から車の調子が悪く、ディーラーに何度か持って行き

原因も分かってきた今年の1月。

とうとう致命的な症状が出てしまい、急遽、車を買い替えることに。

 

納車は2月末。それから無事1ヶ月点検を終えた3日後。

事件が起きた。

車から離れ戻ってくると、道端に何か落ちていた。

それを拾い上げよく見ると、それが自分の車のミラーだと言う事に気づくのに

そう時間は掛からなかった。

正確に言うとミラーカバーで、ミラー本体は傷がついた程度だったのだけど

僕はそのカバーを持ったまま、思わず涙が溢れ出てきてしまった。

 

当て逃げ犯を捕まえるのは難しいと言う認識で、半ば諦めかけていた。

が、絶対、許せない!

その気持ちが強く、動くことにした。

 

警察に電話する前に必ずする事

 

それは、犯行時間をより正確にする為、時間を確認する事。

これは後々重要になるし、警察の調書にも必ず時間が必要になります。

1分1秒でも正確な方が良いです。

 

その後警察に連絡し、傷の確認や調書の作成が終わり

捜査を警察にお願いしました。

 

この時の自分の心境です。

ミラーも割れていないし、当て逃げとしてはまぁ軽い方。

警察はロクに調べてくれないだろうなぁ

でした。

 

自分の中では納車1ヶ月で傷つけられて、許せるはずがない。

僕に出来る事はないか?

 

僕は運が良かった

 

数日経っても警察から連絡がなかったし

そもそも捜査もしていないと思っていたので

改めて事故現場に戻ってみた。

そうすると、僕が当て逃げされた現場は所謂高級住宅街と呼ばれる所で

一般家庭にも防犯カメラが付いている家を発見できた。

その家のチャイムを鳴らし、出てきた人に事情を説明し、警察がカメラの事で

訪ねに来たかを確認すると、来ていない事が分かった。

なのでその家の方に、事故当日のその時間の映像の保存と(時間がここで必要になる)

この事を警察に連絡して良いかを確認。快く協力して頂けることになった。

 

諦めてはいけない

 

正直、昔の感覚のままの僕は、当て逃げ犯が見つかるとは思ってない。

ただこれからずっと、傷ついたミラーを見ていくのも耐えられない。

1ヶ月経ったら、自費で直そうと思っていた。

当て逃げから10日目。警察から電話があった。

捜査の経過報告かなと思っていたら、当て逃げ犯が捕まったと言う事だった。

警察は動いてくれていないと、とても失礼な事を思っていた。

申し訳ありませんでした。

 

犯人発見のきっかけは、やはり防犯カメラの映像だった。

細かいことは聞かなかったが、僕が見つけた防犯カメラなのか

警察が見つけた防犯カメラなのか、それは分からない。

後日、その住人に犯人発見の報告とお礼を言いに再訪した。

ぶつけた奴は、ぶつけた認識もミラーが落ちた認識もあったそうだ。

 

当て逃げはひき逃げ

 

今回思ったのは、やはり防犯カメラの威力の絶大さだ。

ドライブレコーダーも付いているが、駐車監視機能が無い物を付けていた。

そうなると、町の防犯カメラに頼るしかない。

その時は、やはり時間がとても大切になってくる。

 

それと、当て逃げを軽く考えている人が多いですが、立派な刑事罰が

もれなく付いてきます。

そして今のご時世、当てられてスグ気付いたなら

ほぼ捕まると思って良いでしょう。

民事では示談できても、刑事罰はどうにもなりません。

僕の場合、たかが約3万の修理代です。

その場に残り修理代を全額持ってくれるなら、僕は警察に連絡しなかった。

逃げたから、絶対許せないと言う気持ちになり、それによって

前科持ちになった。

当て逃げは犯罪です。

今回僕が思ったのは、ひき逃げと何ら変わらないと言う事。

こんなに悲しい気持ちになるんだと、自分でも驚いてます。

それは、自分にも言える事で、どんなに軽くぶつけても

ちゃんと対処しようと思いました。

 

これから当て逃げ犯とのやりとりになるのですが

思わぬ障害が出てきたので、次回はそのお話です。