なぜ中古マンション×リノベーション?② | 「独身・男30代ではじめる中古マンションリノベーション雑記」

「独身・男30代ではじめる中古マンションリノベーション雑記」

30代中盤独身(男)が世田谷区で中古マンションを購入、リノベーションします。

前回まではなぜ中古マンション×リノベなのかのきっかけあたりを書きました。

今回はその続きです。


当然不動産のことに関して考えていくと、必ずぶち当たる疑問が

「不動産は賃貸が得なのか?購入が得なのか?」ということだと思います。

私は、というかほとんどの人が行き着くと思うのですが、

どちらにもメリットデメリットがあり、100%こっちが正解、という答えは出ないと思っています。

最終的には個人的価値観に基づくもの、もっというとそういった価値観に基づき、

最終的にはエイやで決めることなのではないかと思います。自分がそうでしたので。


住宅、住まいの話ですから、多様な価値観があって然るべきだし、

いまの世の中、持ち家思想みたいなものもどんどん希薄化しているし、

それこそ独自の価値観で、いかに納得感持って決められるか、なのではないでしょうか?


私は前回書いたとおり、住みたい家が間取り面でも、金額的条件面でも賃貸では存在しないという

あきらめにも似た状況になりましたので、であれば中古マンションを購入し、

リノベーションするのがベターだという結論に落とし込みました。

(もちろん大きなお金が動くことですからかなり逡巡しましたし、

現状に不満はないのだからこのままでもいいのでは?と何回も思ったことも事実です 笑)


その結論に至ってからは、いろいろな情報収集を開始しました。

もちろん本・WEBはかなり見ていきました。と言っても不動産購入、リノベド素人ですから、

右も左も分かりません。まずはリノベ業者のセミナーに行っていろいろ聞いてしまおうと思い、

WEBで探して、確かテレ東WBSでも取り上げられていた、とある1社のセミナーに行きました。


大筋中古マンション×リノベの方向で考えているので、セミナーを聞いていても

特に抵抗なく、またそのメリットを大変感じながら、期待が高まっていきました。

例えば中古マンションは新築と違って資産価値がある程度落ち着いてきているので、

ここからさらに大きく価値が下がることはない、とか、今よりも住宅としての開発が過密化する前に

建てられた物件も多いことから、駅至近の物件などが多い、とか、建物自体は古いが、

フルスケルトンにして、専有部分の管などは総取替えするので、特に古さを感じない、とかとか。

まあ何が何でも新築!という人には聞いてられないのでしょうが、私的には納得いくもの

ばかりでした。むしろメリットばかりだなと。


ということでその日は専門のコンサル?担当営業?みたいな方を紹介され、

さらに詳細な情報を聞き、継続して打ち合わせをしましょうという流れになりました。

この時点ではまだまだ不安も迷いもあり、即進めましょうということになりませんでした。

それ以降、確か3、4回ほど先方に行って打ち合わせを重ねることになりました。

理想的な住まいはどんなものかということ、

進め方のこと、それと一番重要な資金面のこと。追って書いていきますが、資金面で

潤沢に予算があったわけではないので、現金がショートすることがないかどうかなど、

そのあたりも相当詰めて話していきました。


ひとつの会社と話していくうちに、このやり方が果たして正なのか、

ちょっと担当の人は若くて不安だし、などいろいろ思うことがあり、

もう1社、別のリノベ業者とも会話してみることにしました。


総じて思ったのは、よほどの悪徳業者?ならともかく、

大手のリノベ業者に大きな差異はないと思いました。

というのもハード面(リノベにまつわる費用諸々、スキーム、システム等)は、

ほとんど変わりない印象で、

むしろソフト面(担当営業が自分の嗜好を理解して具現化できるか、

作業の進め方、リズムが合うか等)に因るところが大きいと思いました。


またも長くなってきましたので、次回に続きます。