なぜ中古マンション×リノベーション?① | 「独身・男30代ではじめる中古マンションリノベーション雑記」

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30代中盤独身(男)が世田谷区で中古マンションを購入、リノベーションします。

まずはこのブログをはじめるにあたり、超個人的な住まいに関する考え方から、

整理したいと思います。


私は18歳で地元山梨から東京に出てきて、それから学生、社会人になってからずーっと

世田谷区に住んできました。しかも小田急線のとある駅で、そのエリア内で引越しはしていますが、

ずーっと同じ駅を使っています。


最初は田舎者の憧れで、東京と言えば華やかな新宿・渋谷など繁華街で遊んで、

世田谷・目黒といった閑静な住宅街でのんびり休日やプライベートを過ごすとざっくりと

イメージしていました。そしてめぐり合ったいまのエリアですが、適度に郊外で、

緑も多く、本当に気に入っており、住み続けるほどに、

世田谷区以外に住まうということが想像できない状態にまでなってしまいました。


そんなエリアへのこだわりもあり、同じエリアでも住まいは広さを替えながら

ワンルームマンション→2Kアパート→1LDKマンションと変遷していきました。

今は大手ハウスメーカー施工、1LDK39m2のマンションに住んでいます。

今の住まいになってから7年が過ぎました。7年前新築の状態で入居したので、

特に古いといったこともありませんし、さすが大手ハウスメーカー施工ということで、

機能的で、住んでいて使いづらいと思ったこともありませんし、駅からは若干遠いので

周辺環境は静かですし、住み替えの切迫感みたいなものはあまりありませんでした。


ただ元々インテリア、家具、不動産にとても興味があり、毎日のように個性派物件を取り扱う

不動産サイト(東京R不動産)などは見ていましたし、

おしゃれな家具などがあれば、それがはまる部屋に住みたいなぁ

といつも漠然とは思っていました。


ただ、探せば探すほど、理想的な部屋は出てこず、またいいなと思っても家賃は高いし、

ある程度の金額を出しても、自分のものにならないという賃貸という住み方は果たして

このまま続けていってもいいのだろうか?と思ったのが最初の疑問を持ったきっかけでした。


さらには四角四面の間取りで、収納がしっかりあって、といった、

いわゆる普通の人だったら住みやすくていいね、と思える物件にまったく魅力を感じることがなく、

少しクセがあったり、自分でアレンジできたりといったある意味完成されていない、

ラフな住まいにどんどん興味が出てきていました。


そのような状態から、簡単に言うと「物件がないなら、自分で買って、好きなように替えてしまえばいいのでは?」と思うようになりました。


元々そのような考え方ですから、新築の一戸建てやマンションには興味を持てず、

一番最初は自分の考えが反映できて、価格的にも割安?なコーポラティブハウスに

興味を持ちましたが、こだわりの世田谷エリアでは当然価格は思っていたほど安くはありませんし、

ひとりで住むには負担が重過ぎると思いました。そして完成までにすごく時間もかかる。

コーポラはちょっと難しいなと思いました。


負担感が比較的少なく、そして自由度が高い住まい方を考えていくと、

中古マンションをリノベーションするという手法があることを知りました。

ましてここ最近はいわゆるリノベーション業者は増えてきていますし、

なにより市況として中古不動産市場が活発なってきているという背景も

興味に拍車をかけました。


ちょっと長くなってきましたので、この後の流れは次回また書いていきます。