今月の1日に、こちらの映画を観てきた。
「ジュラシック・ワールド 炎の王国」 ・・・・・・
初めてジュラシックが公開されたのは、もう
25年前・・・・・私もなんとなく当時観に行きましたよ。
それが意外に面白くて、・・・・・でもパート2ができた頃、一応それも観に行ったけど、私的にはもうそこでおしまい。
なんでもそうだが、シリーズ化しちゃうとどうしても、1作目が1番よく思えるもんだ。 で・・・・・それから「3」「4」 と作られて、今回の作品は 5作目 となる作品だった。 物語は、4作目での登場人物なども出ていて、その後の世界を描いたようだったが、現在私の手元には・・・その4作目がレンタルされていて、実はまだ見てない状態なのだ。(笑)
もう観たよという人もいるだろうが、火山の噴火で島の恐竜たちが、
島もろとも滅んでしまうかもしれないと、その恐竜たちを安全な場所へ保護して欲しいと頼まれて、主人公の男女が島へ向かうのだが、結局それは・・・・・初めから嘘であり、主人公の男性が前作で手懐けることに成功した 「ブルー」 と名付けた恐竜の捕獲と、世界中のバイヤーに頼まれて、競売にかけられる為に捕獲される恐竜を探すための罠だったんだ。 まんまと捕まってしまったブルーは、その賢い能力と危険な力を買われて、ブルーのDNAとかけ合わせて、新たな生物を誕生させようとした計画が、密かに行われようとしていた。
そんな物語の大筋なんだけどね。
冒頭で、ジュラシックの初期に出てきた学者イアン・マルコム が登場して、この火山噴火により滅ぼうとしている恐竜たちを、政府がどこまで関与して助けるべきかそうでないかを議論している時に、彼は周りの人へ向けてこう言う。
「人類は自らが招いた激変に見舞われるのです」 と・・・・・・・・・
このイアンを演じているのは、かつて80年代後半にも、自らポッドというカプセルの中へ入って、誤って一緒に入ってしまった1匹の ハエ と共に実験にて人体を融合させてしまい。 蝿男 となってしまった映画でも、人気を博した ジェフ・ゴールドブラム ・・・・・・
彼は、その後宇宙人との戦いにも出向いた映画。
「インディペンデンス・デイ」 などにも出ているから、顔を見れば覚えている人もいると思う。 彼もジュラシックの初期では、蘇ったと聞いた恐竜にワクワクしていた人物だった。
今回久しぶりに彼を見て、なんか今までに見たこともないくらいに、穏やかな表情のおじ様になっていて、それも驚いたが・・・・・
元はと言えば・・・・・このジュラシックの物語。
琥珀の中に閉じ込められていた恐竜の血を吸った 蚊 から、そのDNAを取り出して、その結果恐竜を蘇らせることに成功したという話し・・・・・。 上の写真から、この壮大な物語の幕は上がった。
マイケル・クライトン 原作のこの作品は、当時 琥珀の中の「蚊」という斬新なアイデアに、たちまち世間で大ヒット。 映画も世界中でヒットしました。 私もそのアイデアに、興味津々でしたが・・・・・
「本当にそんな事・・・・できるのだろうか?」
そんな疑問も湧きました。 (^。^) 実は、物語に出てくる恐竜が生きた 白亜紀 での琥珀は、発見されること自体が難しくて、数がとても少ないのだそうだ。 保存状態もあまりよくないようで、どうやら物語のような夢を叶えるには、ちょっと無理があるみたい。
80年代に、人類は既に試験管ベイビーやクローンである羊・・・・・
ドリーを誕生させている。 私も随分昔に、そうしたニュースを新聞やテレビで見た記憶があるが、その後の彼らがどうなったのかは、私は知らない・・・・・。 無事に成長して、人生をまっとうしているのか・・・・・
恐竜のクローンを復元で誕生させるには、大変なハードルがいくつもあり、たとえ上手くその遺伝子を取り出せたとしても、多分傷ついていると思う。 その遺伝子の傷を、正しくつなぎ合わせる地道な作業も必要となる。 化石から取り出すにしても、化石となるとどうしても不純物なども入る可能性がある。 勿論琥珀もそうだ・・・・。 木などの樹液が、虫などを取り込みゆっくりと時間をかけて固まっていく。
そうした不純物を取り除く事も大変な労働力だ。
いつだったかテレビで、あるところから見つかった人類。
ネアンデルタール人 の遺伝子を取り出したといった話しがあったが、それだとて・・・・・保存状態の良いものから取り出せた事と、それが人類の祖先となるネアンデルタール人であると結果を出せたのも、比較対象である私達 人間 がいて、これが想定された生物なのかと、照らし合わせる事ができたから・・・・・。
まず・・・・恐竜も、「恐竜」という確かな比較対象物があって、それと照らし合わせてみて、確かに同じ遺伝子だと分からなければ、恐竜ともなんとも言えないという事だ。
類人猿より古い恐竜となると、これは余計難しい問題となってくる。
人間は欲が絡むと、本当に大変な事をしでかすものだ。
多分次回も制作されるのではといった終わり方だったが、何度見ても初期から答えは一緒・・・・・。 必ず主人公達は、こう述べる・・・・・
「騙された」 (笑) だから今回も騙されて、島に連れてこられて、大変な目にあってしまう主人公達の姿も描かれている。
映画は、のっけから スリルとパニック の連続だ!
皆さんは 「化石」 て、どうやってできるものだと思いますか?
化石の世界では、人類の有史以前か以後に死んだかで、その名称が変わるんだそうです。 その前に、 有史 とは・・・・・
歴史に残された記録された時代ね。 それが大体1万年ほど前・・・・・
マンモスなどの生き物は、およそ5万年ほど前から存在していて、それが後に化石になったとすると、1千年前の人骨は化石とは言わないんだとか・・・・。つまり、 有史以前のものだと化石と言われて、有史以後の世界でのものは、化石とは言われない・・・・1千年では、ただの
人骨 と呼ばれるという事だ。
化石は長い時間をかけて、埋まっていた地層の骨とは別の成分に入れ替わると言われていて、埋まっていた場所によって、化石の成分が違ってくるそうだ。 例えば・・・・鉄分が多い層だと、化石化した肉などに、この鉄分が混ざって長い間埋まっている時間で、肉は鉄サビのような 酸化鉄 ぽい色と姿になるという。
実際金属的な化石に変化したものもあるそうですよ。
私達がよく見かける化石のイメージと言うと、やはり石や岩にへばりついているような岩石と同じような色合いの化石か・・・・。
もしくは骨そのもののような色合いのある白っぽいものとか・・・・・
でも、それも埋まっている地層の成分が何が多いのかって事で、段々と内部が変化して、成分が入れ替わっていくっていうから・・・・これは、なかなか面白いお話しだと思う。 1万年以上経っていれば、どんな形や色・成分でも、それらを化石と呼ぶんだ。 ( ´・∀・`)b
こちらの主人公の1人の女優さん・・・・M・ナイト・シャマラン監督の
「ヴィレッジ」 (04) でデビューとあったが、あのフードを被っていた少女だろうか・・・・・? えっ、こんなに大人になってんのって、びっくりした・・・ヴィレッジも劇場へ行ったからね。 映画で見ていて、なんかどこで見たのかなと思っていた顔だったんだけど・・・・・。
もうねぇ~~、こちらの主人公の男とブルーの関係が、なんとも好きでね。 これからレンタルした「4」を見るんだけど、その中で・・・・・彼が小さかったブルーと名付けた ヴェロキラプトル という恐竜を、手懐ける為に・・・・・わざと体が痛いと頭を抱えると、ブルーが心配して顔を摺り寄せてくる仕草なんて、もう初めてトリケラトプス以外で萌えちゃって♫
そのトリケラトプスも、今回囚われの身となり・・・・
囚われた恐竜たち全てが、とても可哀想な事にもなるのだが、気がついたら・・・・私、この映画観て・・・・・もう何度も涙を流しておりました。
( ̄∇ ̄*)ゞ 冒頭の島を脱出する人間と恐竜を乗せた船が、島を離れていく姿に、助けてくれとばかりに船に向かって悲しく泣いてる恐竜の姿に、まずはポロリ・・・・・・だって、火山灰に飲まれてしまうんだよ。
。゚(゚´Д`゚)゚。
そして、囚われて人間の中へ連れて来られた恐竜たちが、生死を問われてしまうシーン・・・・、自由を求めて飛び出すシーンとか・・・・・
恐竜見て泣くなんて、どうしたあたし・・・てな感じです。(苦笑)
イアンが冒頭で述べる時、・・・・・
人類は遺伝子研究にて進歩を続けてきたけれど、いつか全てがそれによって滅ぶ時が来る。
そんな感じの事も言っていた。 私もそう思う・・・・・
これも80年代に公開された映画で、死んだペットたちを蘇らせるのが目的だったのに、事故で死んでしまった子供を蘇らせてしまった作品。
「ペットセメタリー」 というもの・・・・・。 あるいは日本でも90年代に公開された作品で、亡くなった妻の復元から、恐ろしい事件に発展していった 「パラサイト・イブ」 とか・・・・
結局のところ人間とは、満たされない好奇心を満たしたくて、ウズウズするものなんだろうが、今でも神の領域である 生命の誕生 などの 遺伝子 での世界における領域でも、本当は人間がそこへ入って操作してはいけないと思うのだ。 ましてや進化の過程に人間が関与すると言うことは、絶対にやめとくべきだと思うし、そうした事から言えば・・・・
ジュラシックの世界での恐竜さん達は、あまりにも人間の身勝手が作り出した可哀想な生き物だと思う。 好奇心には勝てないだろうけど、一度滅んだ進化を、再び蘇らせるという事は、その進化の過程をも・・・
また別に変えてしまう可能性だってあるからね。
おやおや、ちょっと真面目に意見を述べてしまったけれど・・・・・
実は私も現在その 恐竜たち と一緒に住んでいるのだ・・・・って言ったら、つい先月出した動く恐竜のおもちゃでしょ・・・・と、言われてしまいそうだけれども・・・(* ̄m ̄)プッ ちゃんとした生きた化石だよ。
それがこれだ・・・・・
そう、大分に来てもう長いこと、一緒に暮らしているインコさんたちだ。
高知にいた時にも、十姉妹や文鳥といった鳥を飼っていたけど、大分に来てインコを飼い始めた。 今いる子たちは、もう何代目かなんだけどね。 インコだけに頭も良くて、こちらの喋る言葉もしっかりと覚えていたりして、凄いタイミングでツッコミを入れてくる。(笑)
一番最初のインコさんには、愛の告白をしていたんで・・・・・
そのインコから、突然私が喋っていた告白の言葉を、オウム返しの如く呟かれた時には、思わずびっくりしてしまった。(苦笑)
だって、・・・・・・
「結婚しょう」「デートしょう」
「キスしょう」なんていうんだもん
(笑) 他にも、教えた覚えがないのに、・・・・
「お姉ちゃん、疲れた?しんどい?」
「お姉ちゃん、好きだよ・・・○○ちゃん好きー」なんて言われたら、もうメロメロでしょ。( *^艸^)
実はね、このインコのような小さな鳥さんたちの先祖は、恐竜時代に存在していた 獣脚類 と言われた鳥の先祖たちでして、その中の
テヌタラ類 の コエルロサウルス という類が鳥の先祖だと言われているのだ。 「鳥」と付く類は多いけれど、その殆どはその後
絶滅している。
元々小型の獣脚類で、その内 ティラノサウルス類 が、例外的に巨大化して、その後絶滅していった。 こんな可愛い姿のインコや小鳥さんたちを見ていると・・・・・・
とても恐ろしいティラノサウルスなど、想像つかないんだけどね。
あっ、写真の子はティラノサウルスとは違うけど・・・・・。 今回の映画の中で、ブルーと死闘を繰り広げる事になる。 最強の力を持った遺伝子操作された恐竜だ。
獣脚類の中でも、マニラプトル類 の中の 原鳥類 が祖先となり、原鳥類は2つに分かれて、その内デイノニコサウルス類 は絶滅。 その姿は、今の鳥とかなり似ていて、毛も生えていたようだ。 実際恐竜の化石から、種類によっては毛が生えていた痕跡が見つかってはいるが、この絶滅した類とは別のグループが、現世の
鳥類になるという事らしい。
よく、コウモリのような羽を広げて大空を舞う大きな恐竜がいるが、・・・
プテラノドン などの翼竜は、生き残りの獣脚類の鳥類とは2億年以上も離れて恐竜と別れたグループとなったとかで、今の鳥とはかなり遠い存在となるという事だ。
恐竜なのに、手のひらサイズのインコ?
なんだか結びつかないとは思うけど、実際はそれくらい小さな恐竜の化石も、ちゃんと見つかっているんだって・・・・・
犬や猫など、進化の過程でその大きさなどが変化した種類もあるけど、そんな事を考えれば・・・・・恐竜の歴史の中でも、そうした進化の流れを変えていったグループがあったのだろうと思う。
原鳥類だけでも、そこに辿り着くまでには、いろんな種類の恐竜のグループがいてね、その殆どが死滅していく中で、生き残れたのは奇跡だったのだと思う。
確かに、ティラノサウルスの後ろ脚の形とか・・・・・なんとなく後ろに体重かけたような歩き方とか・・・・。 現在の自分達が知る鳥の脚のつき方や歩き方にも似てるよな・・・・・・・・・
そう思うと余計にうちの鳥さんたちも、可愛く思えてきた♪。.:*・゜
インコだけでなくて、現在の鳥類の先祖は、こうした恐竜の生き残りだったんだ。
現世でのうちの恐竜たちは、こうして胸元で眠ることもある。(笑)
今回の映画でも一気に 恐竜LOVE となってしまった私。
最近は、訪ねられそうな恐竜゚展とか恐竜博物館や資料館とか・・・・
次々にリストアップ中です。 (^_^ゞ やっぱ大型では、トリケラトプスが断トツの1位だけど、首の長いのやら・・・・・・
ステゴサウルス も好きだよ。 のんびり穏やかでいいやんか✩
映画の中にも、親子でトリケラトプスが出てくるんだけど、囚われた檻の中で、母親に甘える子供が可愛くて、足をドジドジしてしまった。(笑)
人間の草食は嫌いだが、恐竜は草食大好きだでも、ブルーも好きだ
この子もそろそろ組立てみなければ・・・・。 〈〃^∀^〃)ェヘヘ
ちなみに、白亜紀の琥珀は数も少なくて、保存も悪いと言ったけど、調べてみたら・・・・マダガスカル産の100万年前のもので、新生代のものがあるそうだ。 これならジュラシックみたいに、新鮮な虫も閉じ込められたものが多数発見されているらしいので、もしかしてこちらで復元が可能かもしれない・・・・・。 でも、いくつもの高いハードルを、見事
困難にも打ち勝って、恐竜らしきDNAを取り出せたとしてもだ・・・・・
残念なことに、それを誕生させる為の 卵 がないというのが現実だ。
この問題は、こうしてどこまでも平行線のままで終わりそうだけど、いつの時代かに、それも可能にしてしまう事が起こったとしたら・・・・・
さて、人類は蘇らせる事ができるのか・・・・・。
このチラシは、来月公開の映画のものだけれど、実際 メガ とつく
生物が存在していたと言われているが、実はこのチラシを見て、ひとりでニンマリしてしまった。( ˆmˆ )
だって、ジュラシック・ワールドのこれも冒頭で、海の底で死んで骨になった恐竜の骨を採取しに行って、誤って島のゲートを開けたままにしてしまう事になってしまった時に、閉じ込められていた巨大水生恐竜が、海に泳ぎ出してしまったんだ。
それってもしかして、来月の映画に登場か!?
って・・・・・そりゃないけど、このあまりにもなタイミングで、なんか笑ってしまった。 CM予告編でも、サーフィンする人々を飲み込もうとする奴が、映ってますよ。(笑) ジュラシック・・・夏休み中の娯楽大作として、けっこう面白い作品でした。
これをきっかけに、私の部屋の一角にも、恐竜たちのコーナーができそうです。 その名も ジュラシック・ワールド ・・・・・・(#^.^#)
あ~~、やっぱりダメだ・・・・。 予告編だけでも思い出して、泣いてしまうわ。(´-∀-`) ブルーは肉食だと思うが、ブルーも最高だよ
また観に行こうかな・・・・
今回参考させて頂いたのは: K7ホームページ 他