今日は電車ネタです。
もう30年くらい前になりますが、南海電鉄の
1521系に乗車した時の思い出です。
その当時、南海電鉄は7000系、7100系、
6000系、6100系、6300系、8000系、9000系、
そして最新形式の1000系と言った車両が
本線系で活躍していましたが、
いずれもシートの座面が深く、低く、布団が
柔らかく、どの車両も掛け心地が良かったのでした。
当時は現在主流になりつつある座面が硬めの
バケットシートはまだ存在していませんでした。
なので私は、南海電鉄の車両=シートの掛け心地
が良い との認識を持っていたのでした。
そんな1993年か1994年頃のある日、
私は南海電鉄汐見橋線(高野線)に使用されて
いた1521系に乗車しました。
1521系は2051系と同一の車体を持った、
その後の7000系、6000系の車体の礎となった
スタイルの車両でした。
南海電鉄の架線電圧が600V→1500Vに昇圧された
際に、2051系はモーターが対応不可であった為、
車体形状が同一の1521系に統合され、モーターを
1521系と同一品に交換し、制御装置を新製して
乗せ換え、ブレーキのHSC化が施され、
同じ改造を受けた元々1521系だった車両とともに、
支線用の車両として運用されていたのでした。
支線用なので高速走行が不要な為、昇圧の際に
新製された制御装置には弱め界磁の回路はなく、
最高速度が80km/h以下の性能の車両でした。
2051系はシートが7000系等と同じく座面が深い、
掛け心地が良いものでしたが、
1521系のシートはそれに反して座面が浅く、
高さも中途半端で、どのような姿勢で腰を掛けても
快適と思えなかったのでした。
当時、岸里(現在の岸里玉出)から汐見橋まで
1521系に乗車して、あまりのシートの掛け心地の
悪さに私は辟易してしまったのでした。
昇圧前は本線系の列車にも使用されていたので、
長距離の列車に運用されていてそれに長距離の
乗車をしなければならなかった際には、乗車後
はかなり疲れてしまったのだろうなあと想像して
しまいました。
その1521系も1995年には全廃され、一部の車両は
東北地方の弘南鉄道へ譲渡されましたが、
活躍期間も僅かな期間で、そこでも全廃されて
しまって、もう乗車する事は出来ません。
それにしても全般的にシートの掛け心地が良い
車両が多い南海電鉄の中で、何故1521系だけが
極端に掛け心地が悪いシートを装備していのか、
未だに謎です。
You tubeに南海汐見橋線で運用されていた
1521系の車内で撮影された動画がアップされて
いますが、それを見てもシートが浅い事が
よく分かります。
そんな訳で、今日はシートの掛け心地が
極端に悪かった南海電鉄1521系の思い出を
書かせて戴きました。![]()