今日は能登半島にある七尾という街に来ています。
ここは僕の好きな桃山時代の絵師、長谷川等白の生誕地で彼の代表作国宝「松林図屏風」はこの地特有の日本海からの強風に耐えて立つ松林を描いたものとされています。
さて今日ここに来た目的は10月に東京で一緒に作品展をさせていただく書家、海江田波留美さんの個展が七尾美術館で開かれていたからです。
書家といっても彼女の作品は文字ではなく墨を使った抽象絵画で今回の圧巻は美術館の大きなガラス窓をバックに外の雪景色と一体となったこの作品!
全体で一つ巨大な水墨画のようで等白に迫るほどの作品でした。
68歳というお歳を感じさせないパワフルで素晴らしい作品を見ていると秋の二人展がますます楽しみになってきました
明日は能登島ガラス美術館と北陸の海の幸を存分に楽しんできます