己の中の敵 | Hiroppeのブログ

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絵やマンガを描くのが好きなアラフィフ専業主婦です。

息子の発達凹凸の受容、道半ばです。義母から指摘されてからのありのままの感情の記録を残してあります。



昨年末、高幡不動に親友と行って、お経ライブを見てきた。


位の高いお坊さんがいたらしく、袈裟の色が違い、炎が高い笑


良かった(何目線)









七五三の男の子がひとりだけいて、おはらいみたいなのして貰ってた。いいなあ。


「悪いことをしたら、泣いても、叱らないといけませんよ」とお坊さんがお説教されていた。








次の日、息子がジュースを飲みたがる。


水かお茶にしな、って言ってもグズる。


お坊さんの言葉が頭にあった私は、泣いても悪いことはしつけないといけないと思う。


何度言ってもグズる息子。


私はテーブルを叩いた。


「いいかげんにしなさい!」


頭の半分は冷静な状態で、声も抑制はかかっている。


驚いて固まり、泣き、パニックになる息子。


水を飲ませようとする私。


しゃくり上げながら、「水飲む、水飲む」


ストローが引っかかってて、「水飲めない、水飲めない」



言うこと聞くんだ、と驚いた。


叱れば、泣いても言うこと聞くんだ。


ジュースより水かお茶の方が絶対歯にも身体にもいい。


私は正しいことを教えてあげた。







正しいこと







私はきっと、それが正しいと教えられたら、ナチスのガス室のボタンも押せるんだろうなと思った。


絶対出来ると思った。









逃げ場の無い空間で、脅される。


母親に、泣いても同情してもらえない。


ジュースより水かお茶にしな。


3歳の幼児を脅して泣かせて教えるようなことか?

(もっと多分他に方法がある)









私は自分が危ない奴だと思った。


「こいつ、子供のくせに私の言うこと聞かない」とイライラして、言うこと聞かせて、征服欲が満たされる感じがしたから。





あんまり、しつけはしないことにした。


それから、ひどいマルトリートメントは無い気がする。





己の中の敵は、目上の人の命令を絶対と受け取る。


一度命令されたら、ロボットみたいに執行しようとする自分がいる。









絵本。本屋さんで見て泣きそうになった。
姑と和解…しなきゃなあと思う。
でも謝りたくない…