昨年末、高幡不動に親友と行って、お経ライブを見てきた。
位の高いお坊さんがいたらしく、袈裟の色が違い、炎が高い笑
良かった(何目線)
七五三の男の子がひとりだけいて、おはらいみたいなのして貰ってた。いいなあ。
「悪いことをしたら、泣いても、叱らないといけませんよ」とお坊さんがお説教されていた。
次の日、息子がジュースを飲みたがる。
水かお茶にしな、って言ってもグズる。
お坊さんの言葉が頭にあった私は、泣いても悪いことはしつけないといけないと思う。
何度言ってもグズる息子。
私はテーブルを叩いた。
「いいかげんにしなさい!」
頭の半分は冷静な状態で、声も抑制はかかっている。
驚いて固まり、泣き、パニックになる息子。
水を飲ませようとする私。
しゃくり上げながら、「水飲む、水飲む」
ストローが引っかかってて、「水飲めない、水飲めない」
言うこと聞くんだ、と驚いた。
叱れば、泣いても言うこと聞くんだ。
ジュースより水かお茶の方が絶対歯にも身体にもいい。
私は正しいことを教えてあげた。
正しいこと…
私はきっと、それが正しいと教えられたら、ナチスのガス室のボタンも押せるんだろうなと思った。
絶対出来ると思った。
逃げ場の無い空間で、脅される。
母親に、泣いても同情してもらえない。
ジュースより水かお茶にしな。
3歳の幼児を脅して泣かせて教えるようなことか?
(もっと多分他に方法がある)
私は自分が危ない奴だと思った。
「こいつ、子供のくせに私の言うこと聞かない」とイライラして、言うこと聞かせて、征服欲が満たされる感じがしたから。
あんまり、しつけはしないことにした。
それから、ひどいマルトリートメントは無い気がする。
己の中の敵は、目上の人の命令を絶対と受け取る。
一度命令されたら、ロボットみたいに執行しようとする自分がいる。
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絵本。本屋さんで見て泣きそうになった。
姑と和解…しなきゃなあと思う。
でも謝りたくない…