犬と桜の誤食 | スリーイレブンのブログ

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全国各地で桜が咲き誇り、心もふわりとする時期。

場所によっては、見頃を終えて散り始めているところもあると思います。

わんちゃんと一緒にお花見やお散歩に行く際に、桜について少しだけ注意点があります。

 

桜の種子や果肉に含まれる「アミグダリン」という成分は、体内でβ-グルコシダーゼという酵素により分解されます。

この時に「シアン化水素」という物質を発生させるのですが、この「シアン化水素」が、毒性の強い有害な物質で、結果的に桜が毒となってしまいます。

 

このアミグダリンは、種子や果実以外にも葉っぱや樹皮にも含まれています。

桜の花びらにはそれほど害はないとされていますが、注意は必要です。

症状として、アミグダリンを含むものを食べた場合、嘔吐やけいれんをを引き起こします。

最悪の場合は、命にかかわることもあるので、万が一誤食してしまった場合は、食べたものを吐かせる、もしくは胃の中を洗浄するなどの対処が必要になります。

そんな時は、まずは病院へ!!

 

桜に限らず、不用意に道端に落ちているものを食べてしまうことは大変危険です。

普段から拾い食いをしないようにしつけをするのはもちろん、不意に何かを食べてしまった時も、何を食べたのかを説明できるようお散歩のときも愛犬から目を離さないようにしておきましょう。