つい先日も悲しい話題がありましたが、
そもそも実写ドラマや映画を制作する側が
アニメならいざ知らず、脚本を
漫画に求めること自体に無理があるのではないか・・・
昔手塚治虫の「火の鳥」の実写版を観た際に痛感しました。
テレビ局もオリジナルの原作ぐらい
自分たちで用意しろ!と、声を大にして言いたい!
ベト7を世の中に知らしめたと言われている
「のだめカンタービレ」も、当初の予定では
千秋役の岡田准一が主演で、主題歌もV6の歌に決まりかけていたそうで
原作者の二ノ宮知子さんの猛反対で、変更になりこの形になったそうです。
まあへんてこなドイツ人指揮者役の竹中直人さんが当初は役を断っていたなど
後日談には事欠きませんが、少なくとも千秋役の玉木宏さんと
のだめ役の上野樹里さんに関しては、自分としては後になって読んだ
原作の漫画とかけ離れたという印象はなく、
玉木さんの指揮も今やっている「さよならマエストロ」の
西島秀俊さんよりもよっぽど上手かったように思います。
いえ、西島さんもよくやっているのですが、
芦田愛菜さんのVnの弾き真似が上手過ぎて・・・
話がそれましたが、やっぱベト7はいいなあ~(そっちか~い?!(爆恥))
ってなわけでこれを聴きます。
クライバー指揮、ウィーンフィル演奏
ベートーヴェン作曲、交響曲第7番
あれっ?この演奏、たしか以前・・・
「お高くとまっている」とかなんとか、貶していなかったっけ?
ん~どうでしょう? | 音楽あれもこれも=ただし偏りはあると言えよう= (ameblo.jp)
「だれやねん?そんなこというやつ・・・(再爆恥)」
要はベト7に何を求めるか?によって、印象が違うのかも?
このウィーンフィルの演奏は、ひたすら流れます!
勢いよく澱むことを知らない急流の流れ、
それも本来の道筋から寸分も違わず、
正確に流れていく・・・直流!そんな感じの演奏です。
もちろん蛇行や反乱や三日月湖の形成などは許されません。
本来なら「ディオニュソス的」と言われるベト7ですが、
指揮者というある意味の脚本家により、
「アポローン的」になったベト7も、
たまには良いのではないかと、言えよう!(大爆恥)