魔王(伊坂幸太郎)をブッコフの100円コーナで買ってきたので、さくっと日曜日午前中に読了。
この本のテーマどおり、評価が真っ二つに分かれていて、受け入れている人は高評価、
受け入れない人は低評価となっている気がします。
受け入れない人は低評価となっている気がします。
作品自体も面白かったけど、僕にはその評価の分かれ方の傾向が面白い!感じたのでちょと分析してみました。
(最近はやりのステマで全部恣意的な意見だったら、僕もしてやられましたって感じですが、まぁさすがにそれは無いでしょうと判断して…)
で、
僕の分析としては、そもそも小説に限らず物語(小説、映画、TV作品、漫談、漫画、アニメ…等々)に対し、
1.物語は物語を楽しむ。
2.物語は情報であり、情報自体を楽しむ。
という要素があり(ちなみに僕自身、2の要素で面白いとは感じたけど、1の方が正直な感想に近かったですハイ)
1の観点で捉えるか、2の観点で捉えるかで作品の評価が変わってしまう作品だったのかなと。
もう少しわかりやすい例でいうと、
例えば、水戸黄門で殺陣の最後に印籠をだして「ひかえおろう~」ってやっても、
一向に悪い奴らが控えず、黄門一行を惨殺しちゃうというストーリ展開だとして、
それを面白いと思うか憤慨するかは、人それぞれですが分かれると思います。
上記の例ほど極端ではないですが、本作品も同様のロジックを備えている部分があり、
それが評価を分ける結果になってしまっていると考えます。
即ち物語は「こういうものである」という各自の枠組みがあり、それを逸脱している作品
を受け入れるかどうかが評価につながってると感じました。
大塚英志的に言うなら、無くした欠片を探さない展開は人を選ぶという事かな。
