その時まだ母親は現役のエホバの証人で、4つ年上の姉も停滞気味ながらも惰性的に証人としての生活を続けていた。
僕はエホバの証人の欺瞞を知り猛烈に怒っていた。積年のフラストレーションを母親にぶちまけた。
『エホバの証人』の教理の間違いを論理的に、真摯に、徹底的にそして熱く語った。
何故だか母親も拒絶することなくその話に耳を傾けた。息子の勢いに圧倒されたこともあるだろう。
しかし長年エホバの証人を続けてきた彼女自身もその頃、エホバの証人について漠然とした疑問を持ち始めていたようだ。期せずして親子のタイミングはあの時ちょうどリンクしたのだろう。
息子は自分で調べた知識を母親に語り、母親は息子の言葉を途中で遮ることなく最後まで聞いた。
そんな親子のやり取りが2か月くらい続いただろうか。息子は子供時代の辛かった思い出(特に母親には隠していた)、絶望感に充ち満ちたそれまでの人生を語った。
母親は驚いた。息子はけっこう楽しんでエホバの証人ライフを生きてると思っていた。同年代の友達もいたし。そんな葛藤や苦しみを抱いて生きていたとは知らなかった。「子の心 、親知らず」とはよく言ったものだ。
『今は証人から離れてしまったけど、社会人としてはそれで良かったのかもしれない。孫の顔も見れて正直嬉しいし、ちゃんと家庭も持って正直ホッとしている。』
『お母さんはサークルに参加してるようなつもりでエホバの証人してるよ』
偽らざる母親の無責任なホンネだった。
僕はエホバの証人の欺瞞を知り猛烈に怒っていた。積年のフラストレーションを母親にぶちまけた。
『エホバの証人』の教理の間違いを論理的に、真摯に、徹底的にそして熱く語った。
何故だか母親も拒絶することなくその話に耳を傾けた。息子の勢いに圧倒されたこともあるだろう。
しかし長年エホバの証人を続けてきた彼女自身もその頃、エホバの証人について漠然とした疑問を持ち始めていたようだ。期せずして親子のタイミングはあの時ちょうどリンクしたのだろう。
息子は自分で調べた知識を母親に語り、母親は息子の言葉を途中で遮ることなく最後まで聞いた。
そんな親子のやり取りが2か月くらい続いただろうか。息子は子供時代の辛かった思い出(特に母親には隠していた)、絶望感に充ち満ちたそれまでの人生を語った。
母親は驚いた。息子はけっこう楽しんでエホバの証人ライフを生きてると思っていた。同年代の友達もいたし。そんな葛藤や苦しみを抱いて生きていたとは知らなかった。「子の心 、親知らず」とはよく言ったものだ。
『今は証人から離れてしまったけど、社会人としてはそれで良かったのかもしれない。孫の顔も見れて正直嬉しいし、ちゃんと家庭も持って正直ホッとしている。』
『お母さんはサークルに参加してるようなつもりでエホバの証人してるよ』
偽らざる母親の無責任なホンネだった。