自炊やってみた
「80's Rider」へようこそ!年末の大掃除がてら、書棚の整理などをしつつ、本の処分に頭を捻ります。以前「本を炊く」話で、書籍のデジタル化について記事を書いた事がありますが、自身ではまだ実践をしていません。その理由は、書籍のスキャンに於いて、僕自身は本を「破壊」するのではなく、可能な限り「本のまま」デジタル化をしたいと考えているからです。現時点ではまだその答えに到達していなく、ベストな方法がどれなのかは判りません。なので書棚の「肥やし」は増加の一途を辿るばかり。しかし、よくよく考えてみると、「本のまま保存したい物」は全てではない。そこで今回は裁断してもかまわないものを破壊してデジタル化する事を実践してみました。今回犠牲になるのはこの本。高校数学の復讐、いや復習なんてやる人、あまりいないと思いますが、これはその昔、自転車のスポークをDIYで組む際に、スポークの長さを割り出すのに「余弦定理」が必要になった為、ブックオフで買ってきたもの。あまり出番はないのだけれど、あると心強い。そんな訳で本棚に長い事「鎮座」していたが、今回はデータ化して頂く事になった。表紙を剥がしたり、ある程度バラバラにする為に、電子レンジで2分ほど、本を「炊きました」www。熱々の状態ならこれくらいにバラバラにするのは簡単。裁断するのに専用の道具はもちあわせていませんが、木工作業で使うスコヤと三角定規を使って垂直にカットしていきまます。三角定規は面で押さえられるので、ズレにくく、使いやすいと思います。全てのページがバラバラになりました。いよいよスキャン開始です。我が家の複合機、ブラザーDCP940、もう十年以上使っていますが、一万円台とお安いのにDVDレーベルプリント、無線LAN、両面印刷、メディアリーダー、そしてADFと機能がてんこ盛りでなかなか良いと思います。自動ヘッドクリーナーが定期的に作動する為、半年ぶりに印刷した時でもヘッド詰まりが発生しません。今まで一度も無い。かつてはキャノンプリンターを愛用していましたが、ノズルつまりに悩まされていたのが嘘のようです。後発ながら頑張っている。これのオートドキュメントフィーダー、(ADF)に20枚ほど原稿をセットして奇数ページ、偶数ページの順で読み取っていきます。全部で192枚、384ページのスキャンを実行しました。20枚の片面スキャン、A5サイズで1分10秒程度でした。できあがったら、「rename」というソフトを使ってファイル名を一括変換していきます。奇数ページは1から一つ飛びで、偶数ページは2から一つ飛びでファイル名を変換しますが、偶数ページは逆順にスキャンしていますので、降順に並べ替えてからリネームしないとページの整合性がとれません、ここは注意。リネームしたら全部のファイルを一つのフォルダに統合し、今回はPDFに変換する事にしました。windows10に標準付属のMicrosoft Print to PDFを使用してこれらのファイルを一括PDF出力したらデジタル化完了です。試しにiPadの「SideBooks」というフリーのビューワーに転送して確認してみます。こんな風に動作します。こんな手間をかけてメリットがどれだけあるかは正直疑問です。しかし所持し続けるなら場所を取り、手放してしまえばもう読めなくなる。そんなジレンマから解放されたのもまた事実です。次はどの本を「炊こう」かな。