a part of my life  世界一周旅日記 -46ページ目

托鉢見学そしてバンビエン名物チューブ下り

学校で知合いになった英語と片言の日本語を話すノーヴィスのP君に、
明日托鉢を僕のお寺に見にきなよと言われたので
5:30頃ソープ寺に行ってみる。

托鉢に参加しなさい!と
物売りのおばちゃんたちがずーっとついてくるが、
なんだか簡単に旅行者が参加しちゃいけないような気がして
断るんだけど、 あきらめず、ずーっとついてくる。

P君が寺の入り口にいたので、最後はP君に自分の考えを伝えて
おばちゃんたちに説明してもらった。
P君に、旅行者もやっていいものなの?と聞くと、
自分の考え次第。おみやげでもなんでもいいんだよ、とのこと。

托鉢って、英語で何て言うんだろうと疑問に思い、聞いてみると
go for food という答え。
なんかそれって、すごく軽く聞こえるのは私だけ?

6時頃から30分位彼らはぞろぞろと歩き続けた。
あまりのその光景は、厳粛というか。
なんだか心がしめつけられた。

托鉢が終わったら寺の中を見学においでと言われていたので
行ってみると、寺にはノーヴィス向けの小学校が併設されていた。
P君曰く、黒板は日本の寄付で取り付けられたものらしい。

その後1時間ほどP君の日本語勉強につきあう。
托鉢でもらっていたバナナを私にくれる。
なんだか私、罰当たりな気が・・・。

来年はノーヴィスをやめて、大学に行って、
いつか日本に留学するというのが彼の夢らしい。
叶うといいね。

その後、ものすごい山道をバスで7時間かけて、バンビエンに到着。
本当、山と川しかない。
川沿いのレストランに行ってハンモックでだらける。
ラオスウィスキーのロックを頼んだら、
日本のサワー用グラスみたいのになみなみと注がれてきた。
これで約1ドル。採算合うんかいな。

次の日はバンビエン名物チューブ下り。約2時間ほど川を流される。
ま、それだけなんだが、途中川のほとりにバーやレストランがあったり、
ターザンジャンプ台なんかもあって、これがなかなか楽しい。
でも、チューブ下り、思う方向になかなか行けなくって、
レストランに行きたいのに辿り着けない。
「サバイディー!ヘルプミー!!」
と叫び、オッチャンに笑われながら救出される。
気づけばここ、腰ぐらいまでしか深さがなかったようで、全然歩けた。
はずかしー!
ここでもオッチャンにラオスウィスキーを飲ませてもらい、
またさらに流される。。

面白いのはこのチューブ下り、明確なゴールがない。
勝手に、このへんだな!!ってところで自分で陸にあがる。
なんて適当なっ!!

陸に上がると、日本人の男の人がラオスの球技を練習してた。
ビショぬれのまま参加。
鉄の玉3個を的にどれだけ近く投げれるか。
人の玉に当てて飛ばしてもOK。
ま、日本でいうと、ゲートボールのようなボーリングのようなもの。
単純だがこれが面白くって、ついつい何ゲームもやってしまう。
ルアンプラバーンでも酔っ払いのオジサン達にやってみろ!!
と言われ、訳もわからず投げてたけど、
こーいうルールだったのね。。

夜はさすがに水で疲れたのか、ちょっと風邪をひいたのか、
だるくなってきたので生姜茶を飲んで早めに就寝。

次は首都ビエンチャンへ。