ルアンプラパーンでお坊さん見習いに囲まれる

国境の町、フエイサイからスピードボートでメコン川を下ること６時間。
スピードボートとはうまくいったもので、
これじゃ、競艇じゃねぇか！！っていうくらいのスピード。
だから、ヘルメットなのね・・・。

あまりのスピードの速さに、船は空を飛んでいるよう。
でも波があるときは、すごい衝撃が！！！

周りの景色は素晴らしく、本当、山と川しかない。
たまに、牛が見えたり、ヤギが見えたり、働いてる象が見えたり。
まるでディズニーランドの、あのボートに乗ってまわるやつ、
名前なんだっけ？あれのリアル版のよう。

川でぷかぷか一艘の船が浮かんでると思ったら、おじさんが魚を売っている。
ラオス人の同乗者達は、その魚を吟味。数人が買っていた。
川のど真ん中。こんなところで商売するんだ！とひとり驚く。

ルアンプラパーン（読み方あってる？）は素晴らしくて、
街自体が世界遺産に登録されている、京都のような街。

朝から寺を回る。
ひとつの寺で、かなりカタコトな日本語でしゃべりかけられた。
お坊さん見習いの彼は、今からハイスクールに行くらしい。

それにしても、初めて知ったんだけど、
お坊さんはお坊さんだと思っていたら、ラオスには
お坊さん見習い期間みたいなのがあって、
ティーンエイジャーはお坊さんにはなれないそうだ。

そのお坊さん見習いに触られたとき、あまりにもびっくりした。
だって、モンクは触っちゃいけないと思ってたから。
尋ねると、自分はお坊さん見習なんだと、そんな返答。

こっちは相当気を使ってたのに、
あまりにも気軽に触ってくるもんだから、心臓飛び出るわよ。

そのお坊さんのハイスクールについて行ってみることに。
行ってみると、そこはお坊さん見習い専用のハイスクールで
すごい人数のお坊さん見習いがっ！
そのお坊さん見習集団に囲まれ、なんだか日本語を教える羽目に。

日本語って教えるのに、苦労するんだよね。
なんで動詞が変形するの？とか。
「行ったことがあります」の「こと」ってなぁに？とか。
いかに普段考えずに日本語をしゃべってるかを思い知らされます。

爆笑したのは、
「ふとんがふっとんだ」の意味を教えて！というもの。
誰だよ、こんな日本語教えたのはー！！