仕事車でスズキ ブリイに乗っていますが、タイトル通りフロントガラスにヒビが出来てしまいました。
出来てしまいましたと言っても他車の飛び石が原因なのは明らかです。中心の白い部分はガラス表面が砕けて凹状で、内部が1センチ弱ヒビが走っています。
高速道路をよく利用しますが この様な事もあるので車間距離は空けるように心がけてはいるのですが…。
しかも当たった事も気が付いていなかったので発見したときはショックでした。
さてフロントガラスのヒビですがどうするか迷いました。
ヒビ自体はそれ程でもないですが、今後広がる可能性もあり「当分大丈夫」とは担保されておらず、その結果車検に通せない事や最悪高速走行時に全面にヒビが広がる事もあり放置出来ないのですが、交換すると10万円近く、業者にリペアを頼むと数万円の出費になります。
と言う事で通販のリペアキットを試してみました。 販売しているショップは多いですが殆ど同じ商品ですね、主剤は同量ですが消耗材が2~4回分と幅があり金額も多少違います。
自分でガラスのリペアなどは今のところ経験がないので、取り敢えずこの商品のレビューを見てみましたが、ダメだというレビューも多いのでそれを参考に施工してみました。
補修材である“レジン“は日光に当てることで硬化するので、日陰で作業します。
キズやヒビに残ってるガラス片やゴミを画鋲等のピンで取り除きます、私はその後に更にエアーで吹きました。
そしてキレイに拭き乾燥を確認後に台座と言うパーツを両面テープで貼り付けるのですが、ダメだのレビューで多いのがこの両面テープとガラス、台座からレジンが漏れるとか、注入用シリンジ(注射器)に圧や負圧がかからないといったものです。
つまりこの施工の要は、両面テープと台座の接合部の密着性をいかに上げるかです。
と言う事で施工したのが3月初めでまだ肌寒かったですが、接着性を上げるために脱脂後にガラスに両面テープを貼る時、その両面テープに台座を貼る時 ガラス面、両面テープ、台座をドライヤーでその都度温めてから圧着しました。
因みに裏の段ボールは日光対策。
更に台座の上からガラス面に養生テープで補強し、台座に補修材のレジンを6滴ほど入れシリンジを台座にセットします、その後に台座とシリンジ接合部も養生テープを巻きつけます。
シリンジのピストン棒を規定箇所まで引き上げた状態で10分間固定。この時にキズ内の空気とレジンが入れ替わります。
前作業で完璧に密着してるお陰で負圧抜けは皆無って言うか、固定箇所まで引くのも大変(笑)だったので期待できます。
10分間放置の間も日が気になったので段ボール箱で遮光しました。
10分間放置の後、シリンジを台座から外したらピストンをいっぱいに引いた状態で再び台座にセットしゆっくりと規定位置まで押し込み、その状態で20分放置。
この時も遮光段ボール箱をセット。
放置後にレジンが内部に浸透していれば次の工程へ進みますが、私は念のためレジンを台座に入れるところから同じ作業をもう一度やりました。
内部への浸透を確認出来ればシリンジを台座から取り外し、台座と両面テープを付属のカミソリでガラス面から剝がし余分なレジンを拭き取ります。
キズ面にレジンを数滴たらし仕上げフィルムを空気を抜きながら覆い貼り付けます。
その後 養生テープで剥がれ防止してから日当たりのよい場所まで走行移動です。
直射日光の強い季節なら15分でOKですが この季節なので日当たりの良い場所で1時間半ほど放置、その間私は近くのコンビニで買った遅い昼食を車中で頂きましたww。
最後の作業は家に戻り再開です、フィルムを剥がし丁寧にカミソリで削り平らにしていきますが、私は少しひっかけてしまい表面に薄くキズがついてしまいました。
それでも内部のヒビは完璧に補修されているので良かったです、表面は時間を見て補修します。
手間暇を惜しまなければ1000円前後でリペアってコスパ最強ではありませんかね。
今回はこの辺で、では~






