-12に掲載画像の欠落がありましたので、追加掲載
しました。
「あれ?」と思われた方、確認してください。
では、降着装置の続きです。
まずは主脚扉の加工です。
前部はタイヤハウスの扉ですが、そのまま開くと内側の
パイロンの装備にあたる恐れがあるため、リンクを使って
折り畳んで開くようになっています。
爆撃用途で速度が重視されなかったためか、最高速度は
マッハ1未満、巡航速度も770km/h程度のため、
機体もエリアルールは適用せず、並列座席と胴体側面に
エンジン2基を装備したため、翼折畳みヒンジの内側の
翼の幅が狭くなってしまい、装備品とのクリアランスが
十分にとれなかった(A-6はヒンジの外側にパイロンは
ありません)ので、このような対応をしたものと考えます。
この、扉の折り畳み機構のためのロッドやリンクが扉
内側に付いていて、キットでは何もないため、自作で追加
する必要があります。
リンクプレートなどは形状が複雑でかなり薄いので、
エッチングパーツが用意されていれば嬉しいところですが。
ユーザーにめんどくさい加工を強いる折りたたみ機構。
ロッドとアクチュエータにリンクプレートと、かなり複雑な
構造になっています。
1/72で全て工作で再現するのは無理なので、簡略化して
らしく作っていくことにしました。
まず、パーツを組み上げてから一旦塗装して、プラ板で
リンクプレートを切り抜いて取り付けます。
そして、伸ばしランナーを切ってロッドやアクチュエータを
リンクプレートに取付けていきます。
小さいので、ロッドとアクチュエータは太さの違う伸ばし
ランナー区別するだけで済ませています。
機体とのロッドは扉取り付け後におこなうので、まだ
作っていません。
なお、主脚後部扉は、機体との間にロッドが1本付くだけ
なので、塗装のみで済ませています。
とりあえず「こうなっていますよ」という説明的な造りですが、
このサイズでは強度を考慮してこんな程度でしょうか。
次は前脚柱の加工です。
1ピースパーツなので致し方のないことなのですが、リンクや
ロッド類がかなり足りていません。
なまじっか写真資料があるとなおさら思い知らされます。
反対側は資料に掲載されていました。
「ちゃんと作るのだぞ」とプレッシャーをかけられている気が
する。
というわけで、資料が充実しているのでできるだけ再現する
ことにします。
さすがに細い配線や配管は無理です(以前に挑戦したことが
ありますが、直線や曲げがきちんとできず、むしろ出来の悪さを
強調したことがあったため止めています)ので、ロッドやリンク
などを追加工していきます。
それだけでもかなりの追加工がありました。
・ステアリングロッド
・ステアリングアクチュエータ側面のプレート
・オレオリンクおよびロッド
・カタパルトフック基部のプレート
また、ステーから脚へ伸びているアクチュエータロッドが
成形の関係か、本来丸いはずが長四角の断面になっていたので、
幅を削って修正しましたが、強度が下がるためそこそこの
ところで止めています。
現状の形状から、型の痛みによるものか設計時のミスなのか
判別は難しそうです。
最後に主脚の加工です。
実物はのっぺりしていて、おこなうべき追加工は配線で
省略するため、パーツ自体には追加工は要りません。
しかし、脚に取付けるべきアクチュエータのパーツが
ないため、自作する必要があります。
フィルムが足りずスケッチしたのを清書した資料。
スケッチには清書のための書き込みがあった。
こんなんでも無いよりはましで一応役に立つ。
さすがにこの大きさでは伸ばしランナーだけではディテール
不足になり、手抜きのそしりを免れません。
そこで、2mm丸棒に伸ばしランナーを組み合わせて、
アクチュエータを作りました。
アクチュエータを受ける脚部分は結構小さいですが、そのままの
大きさではアクチュエータを付けることができないので、取付け
部分に穴を開けて、アクチュエータで作ったものと同じ太さの
伸ばしランナーを入れて、取付部としました。
扉同様説明的な造りになってしまい、残念やら統一感ができて
安心するやらの妙な気持ちです。
アクチュエータロッドは、取付時に長さを現物合わせで調節する
ため、長めに切っています。
これで取付け部品は一通り加工が済みました。
次回以降順次取付けていくことにします。
多分、すんなりとは行かないと思いますが。





