カレー地獄から這い上がれ
スリランカ人は知的だ。
知的というのは 教養があるとか、身なりが整っているとか、
そういうことではなくて、
僕ら 外国人に対してだったり、スリランカ人同士だったり
人に対する姿勢に、
優しさとか遠慮とか謙遜とかが現れていて、とても知性が感じられるということだ。
他にも、
たとえば 商品には値段が付いている。
なかなか先進的だ。
あと 驚いたのが、時計が合っていること!
ホテルはもちろん、ターミナルとかバス内とかも 時計が合ってる。
他の国では 時計は高確率でズレてるからね。
こういう、端々から 整然さと知性を感じられるスリランカ。
しかし、
食が ほとんどカレー味。
ウムを言わさずカレー味。
まあ、そもそも カレー味というのが何なのか定義できないんだけど、
カレーを食べてもカレー味だし、揚げパンを食べてもカレー味だしねー。
こんなに知的なスリランカなんだから、
『うん、昨日はカレーだったから 今日はガーデンプレイスで冷製パスタにしよう』
みたいなバリエーションがあっても良いのにねー。
そして、このカレー味、
マリエは完全に飽きた。
美味い、マズイではないのだけれど、苦手です。
日本のカレーは大好きです。
チャーハンには卵が必要です。
ということで、パン食が中心。
補足すると、マリエ氏はカレー味がイヤんだから チャーハンを頼むことが多いんだけど
スリランカのフライドライスは 卵が入っていることがほとんどないからね。
だからさらにマリエ氏はぶんむくれるんだね。
もういっこ補足すると、スリランカ人も かなりパンを食べるね。
これが1人前の量、ってのではなくて、
最初にどっさりと出されて 食べたいモノだけ食べて会計するシステム。
回転寿司的なものだね!
と 思ったけどちょっとちがうか。1人1トレーだし。
あと、ついでにもういっこ補足しておくと、
ツン氏、スリランカカレーかなり好き。
1週間毎日、夕食がカレーだった場合、日本のカレーを1週間は飽きちゃいそうでイヤんだけど、
スリランカカレーならイケルよ! っていうか実際いまそうだし!
というわけで、
マリエ氏は食が不調のため若干体調不良の状態で、
キャンディーからヌワラエリヤという町へ。
◆ヌワラエリヤ バスターミナル
ヌワラエリヤは高原の町で、標高は約2000メートル。
海沿いのニゴンボとかはとても暑くて、33度とかあったけれど、
こっちは昼間は20度くらい。夜は毛布でも寒いくらいの気温です。
今日はふらりと 近くの運動広場へ。
馬、放し飼い。
それはいいけど、サッカーゴールの裏にいたら、ネットが揺れたときに馬が驚いてしまうだろうに。
広場では、サッカーとクリケットをやっていました。
クリケットは スリランカで人気のあるスポーツで、
見たところ、ワンバウンドの球を打つ野球みたいな雰囲気でござんした。
ちなみに、ただいま、スリランカにて
クリケットの世界大会が開かれていまして、盛り上がっています。
そんな、ヌワラエリヤ、
食事はもちろん、
スリランカカレー。
やっぱり当然カレー。
マリエ氏はやっぱり
パン。
がんばれマリエ氏!食に耐えるんだ!
知的というのは 教養があるとか、身なりが整っているとか、
そういうことではなくて、
僕ら 外国人に対してだったり、スリランカ人同士だったり
人に対する姿勢に、
優しさとか遠慮とか謙遜とかが現れていて、とても知性が感じられるということだ。
他にも、
たとえば 商品には値段が付いている。
なかなか先進的だ。
あと 驚いたのが、時計が合っていること!
ホテルはもちろん、ターミナルとかバス内とかも 時計が合ってる。
他の国では 時計は高確率でズレてるからね。
こういう、端々から 整然さと知性を感じられるスリランカ。
しかし、
食が ほとんどカレー味。
ウムを言わさずカレー味。
まあ、そもそも カレー味というのが何なのか定義できないんだけど、
カレーを食べてもカレー味だし、揚げパンを食べてもカレー味だしねー。
こんなに知的なスリランカなんだから、
『うん、昨日はカレーだったから 今日はガーデンプレイスで冷製パスタにしよう』
みたいなバリエーションがあっても良いのにねー。
そして、このカレー味、
マリエは完全に飽きた。
美味い、マズイではないのだけれど、苦手です。
日本のカレーは大好きです。
チャーハンには卵が必要です。
ということで、パン食が中心。
補足すると、マリエ氏はカレー味がイヤんだから チャーハンを頼むことが多いんだけど
スリランカのフライドライスは 卵が入っていることがほとんどないからね。
だからさらにマリエ氏はぶんむくれるんだね。
もういっこ補足すると、スリランカ人も かなりパンを食べるね。
これが1人前の量、ってのではなくて、
最初にどっさりと出されて 食べたいモノだけ食べて会計するシステム。
回転寿司的なものだね!
と 思ったけどちょっとちがうか。1人1トレーだし。
あと、ついでにもういっこ補足しておくと、
ツン氏、スリランカカレーかなり好き。
1週間毎日、夕食がカレーだった場合、日本のカレーを1週間は飽きちゃいそうでイヤんだけど、
スリランカカレーならイケルよ! っていうか実際いまそうだし!
というわけで、
マリエ氏は食が不調のため若干体調不良の状態で、
キャンディーからヌワラエリヤという町へ。
◆ヌワラエリヤ バスターミナル
ヌワラエリヤは高原の町で、標高は約2000メートル。
海沿いのニゴンボとかはとても暑くて、33度とかあったけれど、
こっちは昼間は20度くらい。夜は毛布でも寒いくらいの気温です。
今日はふらりと 近くの運動広場へ。
馬、放し飼い。
それはいいけど、サッカーゴールの裏にいたら、ネットが揺れたときに馬が驚いてしまうだろうに。
広場では、サッカーとクリケットをやっていました。
クリケットは スリランカで人気のあるスポーツで、
見たところ、ワンバウンドの球を打つ野球みたいな雰囲気でござんした。
ちなみに、ただいま、スリランカにて
クリケットの世界大会が開かれていまして、盛り上がっています。
そんな、ヌワラエリヤ、
食事はもちろん、
スリランカカレー。
やっぱり当然カレー。
マリエ氏はやっぱり
パン。
がんばれマリエ氏!食に耐えるんだ!
ゾウまでの距離
マリエ氏、スリランカンスパイスにノックアウトされまして
ここんとこ毎日ヨーグルト&パンの生活です。
・・・我は自意識過剰なOLか。
とは自身で十分突っ込んでますので どうか食のストライクゾーンが狭い私をお許しください。
さて今日はおととい遊びに行ったゾウセンターのお話でもしましょうか。
ゾウって象ね。そう、ゾウ。
ゾウ、と聞いてどんな国とかエリアが思い浮かぶ?
アフリカ、タイ、インド、上野。
・・・スリランカ、はどうでっしゃろ?
マリエ氏的には、スリランカ=象のイメージがもともとあったのでした。
実際、スリランカでは、タイと同じように象は神聖な生き物とされていて、
象使いという職業も存在してるのだそうで。
バスに乗ってても、道路で荷物を引っ張っているのは馬より牛やゾウだったりしてね。
キャンディの街からバスで行くのざます。
スリランカのバスは まぢでボロくて超汚くて服が真っ黒になる、
とかいうウワサを聞いてたんだけど そんなことは皆無でござんした。
ミャンマーのバスの100倍マシでやす。
まあ実際バス自体は狭くて乗り心地はスーパー悪いけど!
スゴいぜスゴいぜ、
30キロの道のりを2時間半かけるんだぜー!!!!!!!!!!
みらくるーーーーーーー!!!!
スリランカに住む人の7割強が仏教徒。
オレンジ色の服を着た僧が乗ってきたら 席を空けなきゃいけないとか
オープンにお酒は飲まないとか しっかり仏教徒なわけですが
写真運転手席上の光っているもの、なんだかわかります?
もちろん、ブッタなんです。が、
これが車がブレーキ踏むたんびに、パチンコで真ん中に玉はいったみたく びゃんびゃか光る。
それはそれはもう、色んなパターンでブッダの周りがびゃんびゃか光る。
・・・わたくしども、これがツボに入ってしまいまして
笑っては失礼だとは思いながらも ええもうそれはそれは・・・
乗換えのバス停で囲まれるツン。
そしてばっちりカメラ目線でキメ顔のおにいさん。
スリランカの人たちは、
ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーく親切です。
今日でスリランカ6日目だけど、ただの一人もイヤな感じの人に会ってないん。いやまぢで。
最初は、ちょっとシャイ。
でもみーんな、チラチラこっちを見てる。
目が合うとそらされる。
でもそらされる前に、ニコって笑いかけると たちまち超ォォォォォ優しい笑顔で返してくれる。
この率、負けなしの100%。どや。
なんか、シャイなとことか、島国日本と似てるよね。
今まで訪れた国の中では、イランの人たちがものすごく親切だったんだけど、
スリランカはそれとは少し違くて。
もの静かで、全然押し付けてこなくて、なんとゆーか、文化的とゆーか知的とゆーか、思慮深いとゆーか。
仏教、ヒンズー、キリスト、イスラムの人たちが 住み分けというよりも一緒に暮らしていけているのは、
この人たちの「自分自分自分自分自分っ!!!」してない気質のせいじゃないかな。
そんな人たちに囲まれて過ごしているだけで、スリランカに来て良かったと思える。
そんなこんなで乗換え入れてたっぷり2時間半、※距離はたったの30キロですよ
ピンナワラ象の孤児院=Pinnawela Elephant Orphanage に到着でごわす。
思ったよりめちゃくちゃしっかりした施設。
そりゃそーーだわよーぅ、
スリランカ人の入場料50ルピー(30円)に対して、外国人2000ルピー(1200円)だかんねー。
ちなみにスリランカ、バストイレWIFI付のダブルルームが一泊2000ルピー程度です。
カレーはおかず付でだいたい200ルピーしないくらい、惣菜パンは40ルピー位。
ね、この入場料ハンパないっしょ。
あ、カネの話イヤだよねーごめんねえー。
こんな風にプログラムまである。
ちなみに、ほとんどのスリランカの人(山奥でさえも!)、特に男性は英語ペラペラです。
英語カタコトっぽそうな顔つきだな~~ とか勝手に思って、
こっちも分かりやすいカタコト英語で話しかけると、マシンガンのようなイングリッシュが返ってきてビビります。
街中にある看板とか、食堂のメニューなんかも 上の写真みたく英語とシンハラ語の表記。
イギリス領だったからかな。
どうやら英語を話すことが一種のたしなみのようですな。
さて、
ゾウのうんこを笑顔で踏み潰すツンはおいておいて、
そろそろゾウセンターの中にいきましょー。
ここPinnawela Elephant Orphanageは、名前のとおり親をなくしたゾウを保護している施設です。
80頭くらいのゾウが、ややのレベルで放し飼い とゆーか放牧されてます。
よって、ゾウへの接近可能距離は限りなく近く、
こんなもんです。
正直やりすぎかと思います。
完全に後ろのゾウの射程距離に入ってると思います。
これがマリエ氏になると、
ビビって遠目。
自分のショボさを痛感させられます。
または
こんな距離まで行ってタッチも可能ですが、
こんなのゾウ使いさんが近くでキバっててくれないと危ないに決まってるので
当然チップ渡すことになります。
なんかもう他にも色んなコマゴマしたことやって、このゾウセンターで働いているゾウ使い、
小銭稼ぐのうますぎて笑いました。
施設内には、こうやってゾウに果物を与えられるスペースとか
それをこっそり覗く少年用のスペースとか
小象にミルクを与えられるスペースなんかもあって、
まあ個人的にはなにやらなにやらな感じではあるけれど、
こうやって広いところをわっさわっさ歩くゾウを
柵越しでなく間近で、自分が動き回って見ることができるのは、超良かったです。
ゾウの射程距離ギリギリにいるのなんか、もうゾクゾクしてたまんないです。
これは生まれたばっかのゾウ。
こんなちっちゃいのに母ゾウはどうしちゃったのかしら。
水浴びゾウもけっこうな迫力。
てな感じでゾウスキーによるゾウの孤児院はなかなか満足でしたん。
帰りのバス、隣の席に座っていた3歳の激かわゆい女の子を抱えたおじさんが、
我々に向かって I love Japanese people. Very kind, modest and good brain people.
って言ったんだけど、
なかなかその言葉が頭に残って離れないのでした。
おしまい。
ここんとこ毎日ヨーグルト&パンの生活です。
・・・我は自意識過剰なOLか。
とは自身で十分突っ込んでますので どうか食のストライクゾーンが狭い私をお許しください。
さて今日はおととい遊びに行ったゾウセンターのお話でもしましょうか。
ゾウって象ね。そう、ゾウ。
ゾウ、と聞いてどんな国とかエリアが思い浮かぶ?
アフリカ、タイ、インド、上野。
・・・スリランカ、はどうでっしゃろ?
マリエ氏的には、スリランカ=象のイメージがもともとあったのでした。
実際、スリランカでは、タイと同じように象は神聖な生き物とされていて、
象使いという職業も存在してるのだそうで。
バスに乗ってても、道路で荷物を引っ張っているのは馬より牛やゾウだったりしてね。
キャンディの街からバスで行くのざます。
スリランカのバスは まぢでボロくて超汚くて服が真っ黒になる、
とかいうウワサを聞いてたんだけど そんなことは皆無でござんした。
ミャンマーのバスの100倍マシでやす。
まあ実際バス自体は狭くて乗り心地はスーパー悪いけど!
スゴいぜスゴいぜ、
30キロの道のりを2時間半かけるんだぜー!!!!!!!!!!
みらくるーーーーーーー!!!!
スリランカに住む人の7割強が仏教徒。
オレンジ色の服を着た僧が乗ってきたら 席を空けなきゃいけないとか
オープンにお酒は飲まないとか しっかり仏教徒なわけですが
写真運転手席上の光っているもの、なんだかわかります?
もちろん、ブッタなんです。が、
これが車がブレーキ踏むたんびに、パチンコで真ん中に玉はいったみたく びゃんびゃか光る。
それはそれはもう、色んなパターンでブッダの周りがびゃんびゃか光る。
・・・わたくしども、これがツボに入ってしまいまして
笑っては失礼だとは思いながらも ええもうそれはそれは・・・
乗換えのバス停で囲まれるツン。
そしてばっちりカメラ目線でキメ顔のおにいさん。
スリランカの人たちは、
ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーく親切です。
今日でスリランカ6日目だけど、ただの一人もイヤな感じの人に会ってないん。いやまぢで。
最初は、ちょっとシャイ。
でもみーんな、チラチラこっちを見てる。
目が合うとそらされる。
でもそらされる前に、ニコって笑いかけると たちまち超ォォォォォ優しい笑顔で返してくれる。
この率、負けなしの100%。どや。
なんか、シャイなとことか、島国日本と似てるよね。
今まで訪れた国の中では、イランの人たちがものすごく親切だったんだけど、
スリランカはそれとは少し違くて。
もの静かで、全然押し付けてこなくて、なんとゆーか、文化的とゆーか知的とゆーか、思慮深いとゆーか。
仏教、ヒンズー、キリスト、イスラムの人たちが 住み分けというよりも一緒に暮らしていけているのは、
この人たちの「自分自分自分自分自分っ!!!」してない気質のせいじゃないかな。
そんな人たちに囲まれて過ごしているだけで、スリランカに来て良かったと思える。
そんなこんなで乗換え入れてたっぷり2時間半、※距離はたったの30キロですよ
ピンナワラ象の孤児院=Pinnawela Elephant Orphanage に到着でごわす。
思ったよりめちゃくちゃしっかりした施設。
そりゃそーーだわよーぅ、
スリランカ人の入場料50ルピー(30円)に対して、外国人2000ルピー(1200円)だかんねー。
ちなみにスリランカ、バストイレWIFI付のダブルルームが一泊2000ルピー程度です。
カレーはおかず付でだいたい200ルピーしないくらい、惣菜パンは40ルピー位。
ね、この入場料ハンパないっしょ。
あ、カネの話イヤだよねーごめんねえー。
こんな風にプログラムまである。
ちなみに、ほとんどのスリランカの人(山奥でさえも!)、特に男性は英語ペラペラです。
英語カタコトっぽそうな顔つきだな~~ とか勝手に思って、
こっちも分かりやすいカタコト英語で話しかけると、マシンガンのようなイングリッシュが返ってきてビビります。
街中にある看板とか、食堂のメニューなんかも 上の写真みたく英語とシンハラ語の表記。
イギリス領だったからかな。
どうやら英語を話すことが一種のたしなみのようですな。
さて、
ゾウのうんこを笑顔で踏み潰すツンはおいておいて、
そろそろゾウセンターの中にいきましょー。
ここPinnawela Elephant Orphanageは、名前のとおり親をなくしたゾウを保護している施設です。
80頭くらいのゾウが、ややのレベルで放し飼い とゆーか放牧されてます。
よって、ゾウへの接近可能距離は限りなく近く、
こんなもんです。
正直やりすぎかと思います。
完全に後ろのゾウの射程距離に入ってると思います。
これがマリエ氏になると、
ビビって遠目。
自分のショボさを痛感させられます。
または
こんな距離まで行ってタッチも可能ですが、
こんなのゾウ使いさんが近くでキバっててくれないと危ないに決まってるので
当然チップ渡すことになります。
なんかもう他にも色んなコマゴマしたことやって、このゾウセンターで働いているゾウ使い、
小銭稼ぐのうますぎて笑いました。
施設内には、こうやってゾウに果物を与えられるスペースとか
それをこっそり覗く少年用のスペースとか
小象にミルクを与えられるスペースなんかもあって、
まあ個人的にはなにやらなにやらな感じではあるけれど、
こうやって広いところをわっさわっさ歩くゾウを
柵越しでなく間近で、自分が動き回って見ることができるのは、超良かったです。
ゾウの射程距離ギリギリにいるのなんか、もうゾクゾクしてたまんないです。
これは生まれたばっかのゾウ。
こんなちっちゃいのに母ゾウはどうしちゃったのかしら。
てな感じでゾウスキーによるゾウの孤児院はなかなか満足でしたん。
帰りのバス、隣の席に座っていた3歳の激かわゆい女の子を抱えたおじさんが、
我々に向かって I love Japanese people. Very kind, modest and good brain people.
って言ったんだけど、
なかなかその言葉が頭に残って離れないのでした。
おしまい。
キャンディーキャンディー
ネゴンボは 空港に近く、トランジット客用の町だったので
あんまり何もないし、ローカル用の店も少ない場所でした。
なので、次はスリランカっぽさを求めて、キャンディーという町に行きます。
キャンディーは↑ココ。
ニゴンボとかキャンディーとかトリンコマリーとか、
スリランカの町の名前はかわいらしいわ。
キャンディーへはバスで向かいます。
バスターミナルから バスに乗るのは久しぶり。
スリランカの長距離移動は基本的にバスになるのだけど、
聞いたところによると、このバス
安い 遅い きたない
という ハナシでした。
特に ボロくて汚い というハナシが多くて、
『すげえ汚いから 服も荷物も、ツメの中も真っ黒になるんだよう』
と聞いていたので、
今日は黒い服を着て乗車に臨んだのだった。
別に汚くない。
荷物入れもあるし、
席は狭いけれど、
汚さという部分では 普通のバスではないか。良かったよう。
んで、安さについては 聞いてたとおり、200円とかなので、格安。これもイイね。
んでんで、遅さなんだけど、これが別格。
今回移動する ニゴンボ~キャンディー間なんて、
直線距離で70キロくらいだし、道路を走ったって100キロとかでしょう?
なんでそれで4時間もかかるんだ?
こっちはさらに バスの出発40分前からバス内で待っているから
5時間近い乗車ですよ。 おしりもむれむれですよ。
そうして到着した キャンディーの町。
どど?スリランカっぽい?
さらにさらに、少しでもスリランカっぽくするために、ローカル店で紅茶を飲むよ。
うーん、 ミルクティー、甘い。
なんというか くちびるの裏側まで甘い。
その調子でカレーも食べてみます。
うーん、 カレー、どうやって食べたらいいか良くわからない。
これは、このクレープっぽいヤツをちぎって カレーに浸して食べれば良いのでしょうか。
しかしこのクレープっぽいやつは 中にタマゴが入っていますので ちぎるとメタメタになってしまいますよ?
まあ、こちとら こういう店が好きで入っているんだし、
こういう恥もかきなれているんで、周りに聞いたり雰囲気で察して食べるけどね。
ぜんぜん大丈夫だったけど、久しぶりにどうしたら良いか困ったね。
そんなキャンディーですが、実は世界遺産らしいです。
300年の間 シンハラ王朝があった場所で、日本でいうと京都にあたる 古都なのだとか。
仏の歯が奉られている仏歯寺の存在も、世界遺産の認定に 一役を買っているのでしょう。
スリランカは仏教国だけど、
キリスト教徒もヒンドゥー教徒もイスラム教徒もいます。
仏教徒70%、キリスト教徒10%、ヒンドゥー教徒10%、イスラム教徒10%だそう。
たとえば 先日宿泊した海沿いの町、ニボンゴは 多くがキリスト教徒らしい。
ポルトガル人が伝道に力を注いだ結果で、町中には教会や十字の墓があった。
ニボンゴに限らず、町中を歩いていると 服装とか額の模様とか帽子とか、
いろんな宗教が混ざっているんだなあと感じる。
キャンディーの町中には 仏歯時もあるし、ヒンドゥー寺院もあるし、モスクもあります。
◆ヒンドゥー寺院
◆ハデだけどモスク
◆なつかしいアラブ文字
下の写真もモスク。
日が沈む頃にはアザーン(イスラム教の 礼拝時間を告げる呼びかけ)が流れます。
・・・なんか 宗教と調和、みたいな うすら良い雰囲気でまとめてしまったけど、
スリランカの人たちが、あまりにも みんないいひとだから、
内戦も終わったし、宗教がいろいろあっても争わないで これからも優しくあってほしいと思っただけ!
うん、だいぶスリランカっぽいね!おしまい!


