【致命傷となる】業績を低迷させる知識集団
先日『良い妻君の日(1月31日)』と『夫婦の日(2月2日)』を合わせて、妻にチョコ味の堂島プリンスロールと、GODIVAの赤いハート缶をプレゼントしました。
もちろん手入れのスペシャリティカフェオレ付きです(笑)
そのゴディバジャパンが『日本は義理チョコをやめよう』という広告を打ち出したことで話題になっています。
しかしGODIVAのマーケティングは上手ですね。
学生時代は女子から小さなダンボール箱が一杯になるほど義理チョコをもらってました(笑)。
クラスで一番を争うくらいでしたので、母がバレンタインを楽しみにしていたくらいです。
なんてことはありません、実は普段からパチンコの戦利品としてチョコを女子に配っていたからです。
心理学でいう『返報性の法則』ですね(笑)
部下から能力の低い上司だと言われる方は、なぜか自信満々で人の話を聞きません。
逆に、部下から優秀な上司だと言われる方は、なぜか謙虚で人の話をよく聴きます。
頑張ってます、知ってます、やってますという店長ほど成績が良くありません。
努力がたりません、教えてください、まだまだですという店長ほど高い成績を出しています。
能力が低いから自分を客観視できないのか、自分を客観視できないから能力が低いのかわかりません。
しかし心理学ではダイニング=クルーガー効果として広く認知されています。
※ダイニング=クルーガー効果
能力の低い人ほど自分を過大評価する
あなたの会社にも、業績を低迷させている知識集団がいませんか?
マーケティングを幹部に教えて欲しいということで、社内勉強会を行ったことがありました。
しかし幹部のマーケティング研修を行っても、営業成績はさっぱり伸びません。
『どうしてなんだろう?』
不思議に思って現場を見に行きました。
すると指示されたことが、何も満足にできていないのです。
どうなっているのかと現場のスタッフに確認したところ、
『最近色々と言われるのですが、何しろやることが多い割に人が少ないので、手が回らない状態なんですよ』
本音としては『特に現場のチェックがあるわけでは無いので、もう一度言われたらやろうかと思っている』ということのようでした。
『ちゃんとやってますか!』
『はい、頑張ってます』
指示を出している人間が現場を見ていないので、先に指示したことが十分に行われていないことが分からず、効果が無いとみなして新しい施策を打ち出します。
現場はうまくかわせたと考え、また次もスルーするのです。
本来であれば、一番最初に手を打った施策が最も効果が高かったはずなのに、現場の問題で成果を出せなかった場合、
次々と効果の低い施策を打ち出していくことになります。
これでは何の施策に効果があり、どんな問題があり、どのように対処すべきかが分からなくなります。
自分に能力があると過信しているため、起きていることを正確に把握できないのです。
自分にとって都合のよい解釈をしたり、自分の価値観というバイアス(偏り)によって間違った解釈をしていることに気づけていません。
『部下には細かに説明しているのですが』
『部下の理解度が低くて』
『もう少し部下もやる気になってくれたらいいのですが』
などと言って、自分に問題があることに気づけないのです。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をV字回復させたことで有名なマーケターの森岡毅氏も、
マーケティングがうまく機能しない理由について『コミュニケーション不全』を指摘されています。
マーケティングの知識も大切ですが、コミュニケーション能力が低ければ、成果を出すことは難しいのです。
過去の失敗から現在は、マーケティング研修のお仕事をいただいた場合、コミュニケーションと心理学を混ぜて勉強できるようにしています。
そしてフィードバックの質量を増やしたことで、気づきの量も格段に増やすことができました。
たんに新しい知識を知っただけの満足感では、成果を上げる力は得られません。
しかし自分の能力が低いことに気づければ、自然と危機を感じることができ、行動に移す決断も増えます。
コミュニケーションの研修をしましょうとお話しても、そんなものは必要ないと言われる方がほとんどです。
『聞く話す』などより、マーケティングの方が重要だという認識なのでしょう。
その気持ちは十分に分かりますが、
結局、コミュニケーション研修を行った方が早く確実に成果が上げられるのです。
能力の低い方は抽象的な思考が苦手であり、具体的な話を好みます。(認知バイアス)
それ(自分)に気づいていない能力の低い方は、目に見えないもの、勉強していなくて知らないものの価値を受け取ることができません。(バイアスの盲点)
無駄にプライドが高く、自信過剰であり、他人の話を聞けないのは、能力の低さからなのです。
確かに知識はあるのでしょうが、イコール成果ではありません。
幼稚園児には幼稚園児の視点で話すように、
アホにはアホの視点で話すようにしましょう。
それは決して他人をバカにしているのではありません。
論理的な正しさを盲信するとき、人は残酷な行為に抵抗感を持たなくなるのです。(ミルグラムの実験)
それよりも、人の多様性を認めて生産性を上げましょうと申しているのです。
※バイアスの盲点とは、気が利かない人は自分の気の利かなさに気づいてないことなどです。
※『認知バイアス』とは能の思考癖です。
※ミルグラムの実験は、ヒトがいかに自らを過信しているか、どれほど残酷なことをやってのけるか、というものを示しました。
※心理マーケティング研修を体験してみたいという方はメール又はメッセージを堀川までください。
【E-mail】kyoujyu★2nds.co.jp
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