先週、函館競馬場で行われました函館記念は7番人気

の白毛のハヤヤッコが第4コーナーから仕掛け、直線で

重馬場の中、鋭く伸びてマイネルウィルトスを振り切り

ダートの19年レパードS以来となる3年ぶり2度目の重賞

制覇と共に芝とダート重賞の二刀流Vを達成しました。

2着には1番人気のマイネルウィルトが入り、3着には

後方から追い上げた4番人気のスカーフェイス入り

ました。

ハヤヤッコはこの後、札幌記念に出走するとのことで

ソダシとの白毛馬対決が楽しみになりました。

今週は小倉競馬場で伝統の第70回中京記念が

行われます。

中京記念は1953年に中京開設記念の名称で

旧馬齢4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として

創設され、1954年には名称が中京記念に

変更されました。

現在中京競馬場で行われている重賞競走では最も

古い歴史を持っていました。

開催時期も1957年以降は春季開催で定着し、距離

コースとも幾度かの変遷を経て、2011年までは

芝2000mのハンデキャップ競走で概ね定着して

いましたが、2012年から施行時期が7月となり

距離も芝1600mに短縮され、今年も京都競馬場の

改修工事に伴い、中京競馬場ではなく、小倉競馬場

で開催されます。

 

思い出のレースは昭和48年中距離のスペシャリスト

ナオキが勝った第21回中京記念です。

ナオキは史上最強世代花の昭和47年組を代表する

1頭ですが、旧馬齢3歳でデビューするものの、

勝てないまま故障を発症してしまい、初勝利をあげた

のは4歳秋の未勝利戦でした。

しかし、この勝利をきっかけに2連勝してオープン入り

を果たすと年が明けて古馬になると中京競馬場の

オープン競走に出走、7頭立ての6番人気ながら

開花した持ち前のスピードでマイル王のファスト

バンブーやノボルトウコウ、アチーブスターを退けて

レコードを更新して優勝し、3連勝を飾りました。

そして、その勢いのまま重賞初挑戦となる中京記念

に駒を進めました。

しかし、まだ実力が認められなかったのか、12頭中

の6番人気でのレースとなりました。

ゲートが開くとナオキは大外枠から果敢にハナを

奪って逃げ、直線に入っても人気のシンザンミサキや

シングンの追い込みをおさえて優勝。

重賞競走初勝利と共に4連勝を飾り、この年の

中京記念は、関西にナオキありを示したレースと

なりました。

今週は京都競馬場改修工事に伴い、今年も小倉

競馬場で第70回中京記念が行われます。

実績上位のファルコニア、カイザーミノル、巻き返し

を図るカテドラル、アーデントリーに注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを観ます。

先週、大雨警報が出される中、福島競馬場で行われ

ました夏の名物ハンデ戦第58回七夕賞は6番人気

のエヒトが直線で豪快に抜け出し、ヒートオンビートの

追撃をおさえて重賞初勝利を飾りました。

2着には1番人気に推されたヒートオンビートが入り

3着には2番人気のアンティシペイトが入りました。

今週は、函館競馬場で伝統の第58回函館記念

が行われます。

函館記念は、現行の函館記念が創設される以前

1951年から1964年まで函館記念という現在で

いうところのオープン特別競走という名称で競走が

施行されていて、優勝馬にはシラオキ、トラツクオー

タカオー、オンワードゼアなどといった名馬が名を

連ねています。

そして1965年に4歳(現3歳)以上の競走馬による

ハンデキャップの重賞競走として創設されました。

函館競馬場で行われる重賞競走では最も歴史が長く

昭和期における歴代優勝馬には名立たる名馬達が

名を連ねています。

 

思い出の馬は、昭和47年第8回優勝馬でいぶし銀の

ナイスガイと言われたオンワードガイです。

オンワードガイは昭和46年のクラシック組で同期には

二冠馬ヒカルイマイ、菊花賞馬ニホンピロムーテー

天皇賞馬ベルワイドやヤシマライデン、ゼンマツ等が

います。

父は内国産種牡馬で天皇賞や有馬記念等に優勝

した名馬オンワードゼアでオンワードガイは後に

オンワードゼアの代表産駒となりました。

オンワードガイは旧馬齢3歳の札幌でデビュー

しましたが、距離の短さとダートが合わなかったのか

4戦連続で2着が続きました。

しかし、東京に帰り未勝利を脱出すると条件特別に

勝って連勝し、その勢いのまま3歳ナンバーワン

決定戦の朝日杯3歳ステークスに出走。

ヤシマライデンやカツタイコウ、ベルワイド等の

後のライバル達をやぶって優勝し、一躍関東の

エースとしてクラシック候補に躍り出ました。

しかし、年が明けて4歳になったオンワードガイは

京成杯に出走するも4着に敗れてしまいました。

しかし、この後これまでの酷使されたことで体調を

崩し、それでも何とかダービーへの出走にこぎつけ

ましたが20着に惨敗してしまいました。

そして、この後、夏の札幌に参戦し、オープン競走

に勝って何とか菊花賞に駒を進め、善戦したものの

ニホンピロムーテーの3着に敗れてしまいました。

年が明けて古馬になったオンワードガイは活躍を

期待されましたが、重賞競走での惨敗が続きました。

ところが、夏の北海道、特に函館が合うのか函館

記念に出走すると、これまでの負けが嘘のように

直線で力強く抜け出し、コーヨーやタクマオーらを

おさえて優勝を飾りました。

その後オンワードガイは東京に戻って天皇賞や

有馬記念に参戦するも、持ち前のジリ脚のせいか

勝つまでには至りませんでした。

年が明けて6歳になったオンワードガイはAJC杯と

目黒記念に参戦するとメジロムサシやハクホオショウ

等の有力馬をやぶって重賞競走2連勝を飾りました。

しかし、今度こそと挑んだ天皇賞春では四泊流星

の貴公子タイテエムの前に5着に敗れました。

そして、この年も夏の北海道シリーズに参戦し、

オープン競走を快勝して秋の天皇賞に挑み、直線で

追い込んで善戦しましたが、タニノチカラの3着に

食い込むのが精一杯でした。

年が明けて7歳になったオンワードガイは現役を

続行しましたが、重賞競走で着順掲示板に載るのが

精一杯の成績が続き、オンワードガイはもう峠を

過ぎたと言われるようになりました。

しかし、また夏の北海道シリーズに参戦すると

息を吹き返し、大好きな函館競馬場での巴賞に出走

するとインターグットやエリモマーチスをやぶって

快勝し、復活を果たしました。

そして2年ぶりの優勝を目指して函館記念に出走

し、7番人気ながら古豪オンワードガイの底力を

見せつけるように後輩のツキサムホマレや若き

精鋭のクリオンワード、ヌアージターフ相手に2着に

善戦しました。

この後東京に戻り、悲願の優勝を目指して5度目

の天皇賞に挑み、カミノテシオの差のない4着に

善戦したものの、天皇盾の獲得という悲願達成は

なりませんでした。

しかし、老いたとか衰えたと言われながらも

ホウシュウエイト、ナスノチグサ、タケクマヒカル

トーヨーアサヒ、ナオキ、ヤマブキオーらに先着

したオンワードガイは立派だったと思います。

年が明けて8歳になった古豪オンワードガイは

なおも現役を続行し、金杯に出走しました。

年齢的なこともあって6番人気となりましたが

直線で若き新鋭ウエスタンダッシュが鋭く抜け

出す中、古豪オンワードガイも最後の力を

振り絞って差し込み、人気のナスノチグサや

同期のキクノオー、ノボルトウコウに先着し2着に

入りました。

そしてこのレースが古豪オンワードガイに

とっての最後のレースとなりました。

馬格は450キロ程度で牡馬としては、それ程

大きくはありませんでしたが、全体的なバランスが

良く、私はオンワードガイも好きな馬の1頭でした。

私は当時自分でパドックにて撮影した綺麗な馬体

のオンワードガイの写真をもとに美術の授業での

いろいろな作品の制作に使わせてもらいました。

引退後、種牡馬になったオンワードガイは父内国産

種牡馬冷遇の時代で種付頭数も少ない中、中央

での重賞勝ち馬を出すことは出来ませんでしたが

何頭もの勝ち馬を輩出する等、とても頑張って

くれたと思います。

8歳まで現役で頑張ってくれたオンワードガイですが

1985年10月15日、17年の生涯に幕を閉じました。

死因が不明なのは残念です。

今週はオンワードガイも大好きだった函館競馬場で

第58回函館記念が行われます。

重賞レース出走組からサンレイポケット、スカー

フエイス、マイネルウィルトスとタイセイモンストルに

注目しています。

最近、レース中に痛ましい事故が発生しています。

どうか今週は全馬が無事でありますよう、祈りながら

レースを観ます。

先週、福島競馬場で行われました第71回ラジオ

NIKKEI賞は3番人気フェーングロッテンが直線に

入って内ラチ沿いを突いて抜け出しJRA重賞

初挑戦で優勝を飾りました。

2着には8番人気ショウナンマグマが逃げ粘り

3着にサトノヘリオスが入り、1番人気のボーン

ディスウェイは6着に敗れました。

そして小倉競馬場で行われました第58回

CBC賞は2番人気に推されたテイエムスパーダが

見事な逃げを展開し、驚異のレコードタイムで優勝。

ルーキーの今村聖奈騎手が史上5人目の重賞

初騎乗で優勝を飾りました。

これは2008年愛知杯の宮崎北斗騎手以来14年

ぶりの快挙で、藤田菜七子騎手以来JRA女性騎手

2人目となる重賞タイトルを手にしました。

彼女の馬を信じて想っての騎乗は本当に素晴らしく

今後の活躍が楽しみです。

今週は福島競馬場でいよいよ夏本番を思わせる

第58回七夕賞が行われます。

七夕賞は1965年に旧馬齢4歳(現3歳)以上の馬に

よる重賞競走として創設されました。

1969年や71年並びに1975年から1979年には

10月にされていたため、施行時期と名称が

合わないと理由で一時期レー^ス名を東北記念と

改称して施行していましたが、1980年からは施行

時期が夏季開催に戻されたことから七夕賞の

名称が復活し、2006年からは夏季競馬を盛り

上げるために設けられたサマーシリーズの第1戦に

指定されており、夏の中距離のチャンピオンを目指す

馬達が集結しています。

 

思い出の馬は昭和45年第6回優勝馬ハクセツです。

ハクセツは芦毛のかわいい容貌から白い美少女と

呼ばれ、あの歴史的名馬スピードシンボリが恋した

との逸話が残されています。

妹はやはり白い恋人と呼ばれたジョセツで、姉妹で

活躍し、名牝として名を残しています。

他に姉妹で活躍して私の記憶にあるのはナスノカオリ

ナスノチグサ、キシュウローレルとキシューファイター

ダンスパートナーとダンスインザムードでしょうか。

千葉県富里村で誕生したハクセツはとても小柄で

華奢な体格であったため、なかなか買い手が付かず

ようやく引き取り手がみつかるとハナミドリの名で

公営競馬でデビューしました。

その後、公営での成績から中央でも十分通用すると

判断され、ハクセツと改名され、旧馬齢4歳夏の福島

で中央デビューを果たしました。

中央初戦の当時行われていたオープン競走は4着に

敗れたものの、次の条件戦では当時2年目の若手

だった岡部騎手に乗り替わると、ハクセツの良さを

活かすため、後方待機策をとって直線で追い込む

やり方を取りました。

この乗り方が功を奏し、条件戦で直線に入って鋭い

追い込みを見せて先行馬達を差し切り、中央初勝利

を挙げました。

休養した後、秋のオープン競走は6着だったものの

牝馬東京タイムズ杯に出走、このレースには

オークス馬ルピナスやニットウヤヨイ等の強豪が

出走しました。

しかし、ハクセツは軽量の49kgだったものの

最後方待機から直線だけでルピナスやニットウ

ヤヨイ等の有力馬達を差し切って優勝し、重賞

初制覇を果たしました。

年が明けて古馬になったハクセツは金杯(東)に

出走。

ここでも重賞優勝馬の強豪フイニイやライトワールド

後の天皇賞馬メジロタイヨウ等、牡馬の一線級と

初めて相対しましたが、後方待機から直線で鋭い

切れ味で追い込んで先行馬達を差し切り、重賞

2連勝を飾りました。

この後、酷使された小さい馬体に負担が来たのか

調子を落としてしまい、3連敗しましたが、条件

特別で勝利をあげると安田記念に出走。

ここでも鋭い差し脚で勝ったかと思った瞬間、

ゴール前でハードウエイに交わされ、ハナ差の

2着に敗れてしまいました。

その後、オープン競走に勝ったものの、重賞レース

では追い込み馬特有の惜敗が続きました。

年が明けて旧馬齢6歳になったハクセツは現役を

続行し、前年優勝の金杯では3着に善戦しましたが

続く春に行われたオープン競走でアカネテンリュウを

前に惨敗し、引退が囁かれるようになりました。

ハクセツはもう峠を越したと言われる中、福島で

行われた七夕賞に出走しました。

しかし、競馬ファンは古豪ハクセツの復活を信じて

2番人気に推しました。

その期待に応えたのか、ハクセツは第3コーナー

から捲りを見せて直線に入り、ヒガシヒンドをクビ差

おさえてレコードタイムという見事で華やかな勝ち方

で優勝を飾りました。

しかし、この七夕賞でローソクの火のように最後に

鮮やかに燃えたのか、この後は重賞レースを4戦

したものの、いずれも敗れ、11月に出走した牝馬

ステークスでの最下位14着を最後に競走生活に

別れを告げました。

引退後は故郷千葉県の扶桑牧場で繁殖牝馬と

なりましたが、母親を超えるような産駒には結局

恵まれませんでした。

1987年の種付けを最後に繁殖生活からも引退。

翌1987年6月に23年の生涯の幕を閉じました。

今は白毛のソダシがアイドル的存在で人気が

ありますが、当時は私も競馬を見たての頃でしたが

白くて美しい姉妹ハクセツと妹ジョセツのことは特に

印象深く、記憶に残っています。

今週は福島競馬場で第58回七夕賞が行われます。

福島競馬場でレース毎に観客から拍手が沸き

起こっている光景に感動しています。

一線級と戦い成績を残しているヒートオンビート

調子が戻ってきたアンティシペイト、ヴァンケドミンゴ

ファルコメンに注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを観ます。