そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

 

2020年4月20日未明

元気いっぱいだったそらが

急変した

 

肝細胞癌と宣告されてから

約2年の月日が

流れてた

 

急変してから

244日間

一日一日

そららしく

生きて

お空へと上っていった

 

そんなそらと共に

命と向き合い

過ごすことができた

私達家族は

数えきれないほどの

幸せをもらった

 

急変からの日々にtime slip


乙女のトキメキ 241日目-3 乙女のトキメキ

 

『そら日記』より 

 

2020年12月16日(水)③

 

 

 

 

それから

時間だけが過ぎていった

 

そらが

少しずつ硬くなっていく

 

もう一度

お湯で湿らせたタオルで

体を拭いてから

ウォータレスシャンプーつけて

ブラッシングした

 

そらはこのシャンプーの香り

ちょっとニガテだったね

だから少しだけ
本当は

もっと綺麗にしてあげたかったけど

爪もそのまま

爪切りも嫌いだったもんね

 

お父さんとふたりで抱っこして

和室からリビングに用意した棺に

寝かせた

 

 

そらを寝かせた寝棺のお話虹


この寝棺は

そらが亡くなる9ヶ月位前に

用意したもの

 

先生方の言葉から

残された時間は想像ができて

用意するなら今しかないと

元気な時だからこそ

用意できた棺

元気な時にしか

用意できなかった棺

いつか来るその時に

慌てないように用意した

真っ白なお布団つき

※ホームページより画像お借りしました

 

 

思いは25年前に遡って・・・

実家で飼ってたわんちゃんのお話

お空に見送る時

その子の大きさに合った箱がなくて

気持ちよく

寝かせてあげられなかったことが

ずっとずっと心残りで

そんな思いから

用意しようかなと

それでも用意することに

抵抗を感じ

友達に相談したら

私にしか出来ない事だから

用意してあげな・・・と
 

多分主人は

用意するなんて・・・と嫌がるはず

思った通りの反応だった主人に

納得してもらって用意した

 

イエローハート

 

寝棺が届いた日は

桜が満開の頃だった

そらと見た14回目の桜
見れないかもしれない・・・から
もしかしたら見れるかもしれない
それが見れたーになった
奇跡が起きたような春だった


image
 

image

 

毎日お散歩コース変えて

お花見散歩桜あしあと

お散歩のたびに幸せかみしめてた

 

寝棺が届いたのは

そんな頃だった

 

イエローハート

 

届いた日

主人と段ボールを開けた

中に白い綺麗な桐の棺

 

そのまま蓋を閉じて

2階のクローゼットの奥にしまい込んだ

使う日が来ませんように・・・は

無理かもしれない

ずっとずっと先でありますように・・・と
 

私のしてること

不謹慎なことなのかなぁ

そんな事思いながら

それでも私は用意したかった
 

あの寝棺が届いた日

そらに

「心配すること何もないからね

いっぱいいっぱい一緒に生きようね」

そう話しかけた私の顔

そらはペロっとなめた

何か言われたことが分かったんだね

分かったってお返事くれた気がしたハート

 

そして本当に

用意したことが

ずっと前になるくらい

いっぱい生きてくれた

 

 

 

用意した寝棺

サイズは特大

ちょっと大きすぎたかなと

心配していたけれど

そんなことなかった

お座りすると

ちょこんとして可愛くて

小さく見えたものだったけれど

そらはやっぱり大きかったのかもしれない

横に寝かせたら

棺の中にギリギリちょうどのサイズ

 

お手々とあんよ

いつも寝てたようにして

気持ちよく寝かせてあげれたかな

あんよが窮屈だったかな

それでも穏やかなお顔して

まるで寝てるようだった

僕寝てるよzzzって

 

 

ピンクハート

 

 

お父さんが

ドライアイスとお花を買いに出かけた

 

ドライアイスは

人の葬祭センターで購入できた

鼻に詰める綿、止血剤まで下さり

とても親切でありがたかった

 

昼過ぎになってしまったけれど

大きなかたまりのドライアイスを

かち割って綿布に包んで

そらの体にはつかないように

棺の中に入れた

 

 

 

 

お父さんと私で

そらのお手々そっと握った

 

そらの手足はホント細いなぁ

雑種だからか・・・

ちょっぴりバランスが悪い

この細いお手々とあんよの4本で

体重約20kg

一番多い時25kgの体を

14年間支えてきた

 

このお手々とあんよで

最期まで自分で歩いた

 

頑張ったお手々とあんよ

ちょっといい匂いがする

そらの肉球つき

 

可愛いお手々とあんよハート

 

 

イエローハート

 

 

・・・『一日一日生きて・・・241-4』に続く

 

 

 

 

 

そらのこれからの毎日が
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~