家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。
2020年4月20日未明
元気いっぱいだったそらが
急変した
肝細胞癌と宣告されてから
約2年の月日が
流れてた
急変してから
244日間
一日一日
そららしく
生きて
お空へと上っていった
そんなそらと共に
命と向き合い
過ごすことができた
私達家族は
数えきれないほどの
幸せをもらった
急変からの日々にtime slip
241日目-4 ![]()
『そら日記』より
2020年12月16日(水)④
そらを寝棺に寝かせて・・・
それから
お世話になった先生方に
まずはお電話で
そらが息を引き取ったことを
ご報告した
大学病院I先生にご報告
昨晩I先生に送ったメール
「そらは頑張ってます」と・・・
今送らないと
この文面で送れない気がして
慌てて送信したメール
先生はきっと今朝読んで下さって
そらちゃんは元気なんだなって
きっと安心して下さってるだろうな・・・
そんなこと思いながら
大学病院に電話し
お時間がある時にお電話下さるよう
I先生への伝言をお願いした
30分くらいで
いつもの先生の声
そらが息を引き取ったこと
お伝えした
初診から手術時に
お世話になったK先生から
担当を引き継いで下さって2年3ヶ月
たくさん
助けていただいた
たくさん
お話聞いていただいた
手術後再発し
治療方針を決められない私と
何度も一緒に考えて下さった
そらにとって
一番負担が少ないように
そらをいつも一番に考えて下さった
私たち家族の心も決して
置き去りにしないで
それでいてどんな時も
ストレートにお話して下さる
そんな言葉がスーと入ってきて
いつも安心できた
『腹をくくる』
大事なことも教えていただいた
積極的な治療はしないと決めた時
急変した時
ステロイド服用を始めた時
そら一番の先生の言葉だからこそ
納得できた
I先生がいて下さったおかげで
そらとの残された時間を
安心して穏やかな気持ちで
過ごすことができた
「また連絡下さい」と
いつも言って下さった
それだけで心の支えになった
「また連絡させて下さいね!」に
いつも「ぜひぜひ」と
返して下さる
どれだけ安心したか
書き出したら止まらない
私がどれほど感謝しているか
I先生はご存じないだろうな
先生にとっては
ごく自然であったから
お電話口の先生
こう言って下さった
「そらちゃん
手術して2年7ヶ月
本当によく頑張ってくれました
大往生です
○○さんも本当にお疲れさまでした」
私にまで労いの言葉をかけて下さった
「落ち着いたら
ご挨拶に行かせて下さいね」
私の言葉に
やっぱり
「ぜひぜひ」と返して下さった
とっても嬉しかった
なんていい先生なんだろう
S動物クリニックS先生にご報告
S動物クリニックは
そらの一度目の急変時(4/20)に
病院への道のりの負担を考え
お近くの病院を探しましょうと
I先生に背中を押してもらい
はじめて訪れた病院
ここで処方していただいた
『6種調合粉薬』
制吐剤、抗生剤、痛み止め、整腸剤など
6種のお薬が調合された粉薬
これが8ヶ月
そらの命を繋いでくれた
このお薬のおかげで
私が心配していた
吐くということがほぼなかった
ごはんを
いつもパクパク食べてくれた
亡くなる前の晩
最後のごはんとなった
ミキサーにかけたマグロのお刺身
私の手から
美味しそうに食べてくれた
お腹の調子もよくて
排便後失神の心配は常にあったけれど
最後までとてもいいウンチだった
そして何より
一番取り除いてやりたかった
がん末期の痛み
痛みを我慢している様子はなかった
亡くなる少し前まで
ひっくり返ってお腹みせて
リビングの毛布の上で寝ていた
夜中も
寝息がいつも聞こえていた
熟睡だった![]()
この『6種調合粉薬』は
そらにとって
なくてはならないお薬だった
このお薬のおかげで
最後の8ヶ月間が
そらにとっても
私たち家族にとっても
穏やかで幸せな時間になった
1度目の急変で初診
2度目の急変で2回目の診察
そらがS動物クリニックに行ったのは
8ヶ月間でたった2回
どちらも
そらにストレスをかけないように
車で注射と血液採取
「できるだけのことはやりますんで
ギリギリの状態ですが
頑張りましょう」と
お薬をもらいに行くたびに
「この子はすごいなー」って
そんな一言が
嬉しくてたまらなかった
S先生には感謝しかない
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夕方には
そらの実家のパパさん
連絡したらすぐに
そらに会いに来て下さった
パパさんの手は
そらが生まれてはじめて触れた
人間の温かい優しい手
そんな温かい手は忘れない
そらはパパさんが大好きだった
小さい頃は
会うたびに嬉ション
してた![]()
肝細胞がんが分かってから
ずっとずっと
気にかけて下さった
ここ最近は
パパさんのお顔見ると
キッチンへ直行するほど
パパさんが届けて下さる
手作りおやつを楽しみにしてた
![]()
今日のそら
穏やかな表情で
まるで寝てるかのようだった
つやつやの被毛
病気と闘っていたなんて
思えない綺麗な被毛
触ってみた
さらさら
つるつるとして気持ちがいい
そらくん
足の飾り毛と尻尾の毛
少しちょうだいね
ふわふわの被毛は
ブラッシングのたびに
そっとためていた
最近は捨てれなくて・・・
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夜になり
寝棺の中にお花を入れた
「綺麗な色のお花買ってきてね」
お父さんにこう頼んで
買ってきてもらったお花
お父さん
とっても鮮やかなお花
買ってきた
長いのか
短いのか
よく分からない一日が過ぎていった
そらくん
おやすみ
いつものように
リビングで一緒に
おやすみ![]()
まだここにいる・・・
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~

