そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

 

2020年4月20日未明

元気いっぱいだったそらが

急変した

 

肝細胞癌と宣告されてから

約2年の月日が

流れてた

 

急変してから

244日間

一日一日

そららしく

生きて

お空へと上っていった

 

そんなそらと共に

命と向き合い

過ごすことができた

私達家族は

数えきれないほどの

幸せをもらった

 

急変からの日々にtime slip


乙女のトキメキ 241日目-4 乙女のトキメキ

 

『そら日記』より 

 

2020年12月16日(水)④

 

 

 

 

 

そらを寝棺に寝かせて・・・

 

それから

お世話になった先生方に

まずはお電話で

そらが息を引き取ったことを

ご報告した

 

 

 

  大学病院I先生にご報告

 

昨晩I先生に送ったメール

「そらは頑張ってます」と・・・

今送らないと

この文面で送れない気がして

慌てて送信したメール

 

先生はきっと今朝読んで下さって

そらちゃんは元気なんだなって

きっと安心して下さってるだろうな・・・

そんなこと思いながら

大学病院に電話し

お時間がある時にお電話下さるよう

I先生への伝言をお願いした

30分くらいで

いつもの先生の声

そらが息を引き取ったこと

お伝えした

 

初診から手術時に

お世話になったK先生から

担当を引き継いで下さって2年3ヶ月

 

たくさん

助けていただいた

たくさん

お話聞いていただいた

手術後再発し

治療方針を決められない私と

何度も一緒に考えて下さった

そらにとって

一番負担が少ないように

そらをいつも一番に考えて下さった

私たち家族の心も決して

置き去りにしないで

 

それでいてどんな時も

ストレートにお話して下さる

そんな言葉がスーと入ってきて

いつも安心できた

『腹をくくる』

大事なことも教えていただいた

 

積極的な治療はしないと決めた時

急変した時

ステロイド服用を始めた時

そら一番の先生の言葉だからこそ

納得できた

 

I先生がいて下さったおかげで

そらとの残された時間を

安心して穏やかな気持ちで

過ごすことができた

 

「また連絡下さい」と

いつも言って下さった

それだけで心の支えになった

 

「また連絡させて下さいね!」に

いつも「ぜひぜひ」と

返して下さる

どれだけ安心したか

 

書き出したら止まらない

私がどれほど感謝しているか

I先生はご存じないだろうな

先生にとっては

ごく自然であったから

 

お電話口の先生

こう言って下さった

 

「そらちゃん

手術して2年7ヶ月

本当によく頑張ってくれました

大往生です

○○さんも本当にお疲れさまでした」

 

私にまで労いの言葉をかけて下さった

 

「落ち着いたら

ご挨拶に行かせて下さいね」

私の言葉に

 

やっぱり

「ぜひぜひ」と返して下さった

 

とっても嬉しかった

 

なんていい先生なんだろう

 

 

  S動物クリニックS先生にご報告

 

S動物クリニックは

そらの一度目の急変時(4/20)に

病院への道のりの負担を考え

お近くの病院を探しましょうと

I先生に背中を押してもらい

はじめて訪れた病院

 

ここで処方していただいた

『6種調合粉薬』

制吐剤、抗生剤、痛み止め、整腸剤など

6種のお薬が調合された粉薬

これが8ヶ月

そらの命を繋いでくれた

 

このお薬のおかげで

私が心配していた

吐くということがほぼなかった

ごはんを

いつもパクパク食べてくれた

亡くなる前の晩

最後のごはんとなった

ミキサーにかけたマグロのお刺身

私の手から

美味しそうに食べてくれた

 

お腹の調子もよくて

排便後失神の心配は常にあったけれど

最後までとてもいいウンチだった

そして何より

一番取り除いてやりたかった

がん末期の痛み

痛みを我慢している様子はなかった

亡くなる少し前まで

ひっくり返ってお腹みせて

リビングの毛布の上で寝ていた

夜中も

寝息がいつも聞こえていた

熟睡だった大あくび

 

この『6種調合粉薬』は

そらにとって

なくてはならないお薬だった

このお薬のおかげで

最後の8ヶ月間が

そらにとっても

私たち家族にとっても

穏やかで幸せな時間になった

 

1度目の急変で初診

2度目の急変で2回目の診察

そらがS動物クリニックに行ったのは

8ヶ月間でたった2回

どちらも

そらにストレスをかけないように

車で注射と血液採取

 

「できるだけのことはやりますんで

ギリギリの状態ですが

頑張りましょう」と

 

お薬をもらいに行くたびに

「この子はすごいなー」って

そんな一言が

嬉しくてたまらなかった

 

S先生には感謝しかない

 

 

ピンクハート

 

 

夕方には

そらの実家のパパさん

連絡したらすぐに

そらに会いに来て下さった

 

パパさんの手は

そらが生まれてはじめて触れた

人間の温かい優しい手

 

そんな温かい手は忘れない

そらはパパさんが大好きだった

 

小さい頃は

会うたびに嬉ション飛び出すハートしてたあせる

 

肝細胞がんが分かってから

ずっとずっと

気にかけて下さった

 

ここ最近は

パパさんのお顔見ると

キッチンへ直行するほど

パパさんが届けて下さる

手作りおやつを楽しみにしてた

 

 

イエローハート

 

 

今日のそら

 

穏やかな表情で

まるで寝てるかのようだった

 

つやつやの被毛

病気と闘っていたなんて

思えない綺麗な被毛

 

触ってみた

さらさら

つるつるとして気持ちがいい

 

そらくん

足の飾り毛と尻尾の毛

少しちょうだいね

 

ふわふわの被毛は

ブラッシングのたびに

そっとためていた

最近は捨てれなくて・・・

 

 

ピンクハート

 

夜になり

寝棺の中にお花を入れた

 

「綺麗な色のお花買ってきてね」

お父さんにこう頼んで

買ってきてもらったお花

 

お父さん

とっても鮮やかなお花

買ってきた

 

 

 

 

長いのか

短いのか

よく分からない一日が過ぎていった

 

そらくん

おやすみ

いつものように

リビングで一緒に

おやすみキラキラ

 

まだここにいる・・・

 

 

 

 

 

そらのこれからの毎日が
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~