そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

 

2020年4月20日未明

元気いっぱいだったそらが

急変した

 

肝細胞癌と宣告されてから

約2年の月日が

流れてた

 

急変してから

244日間

一日一日

そららしく

生きて

お空へと上っていった

 

そんなそらと共に

命と向き合い

過ごすことができた

私達家族は

数えきれないほどの

幸せをもらった

 

急変からの日々にtime slip


乙女のトキメキ 244日目-2 乙女のトキメキ

 

『そら日記』より 

 

2020年12月19日(土)②

 

 

 

 

そらが中で眠っている棺を

後部座席に乗せて

さぁ行くよって

 

名古屋の長楽寺動物霊園に向けて

予定通り10:00

我が家を出発した

 

よくお散歩した公園二ヶ所に

立ち寄った

 

まず

我が家から一番近くの公園

いつもほぼ貸し切り状態だから

ふたりして

いつもリラックスモード

 

 

いつの頃からだったろう

この公園は

車で出かけて車

帰りは歩いて帰るあしあとピンク音符

それがお決まりに

元気な証拠で嬉しかった

 

公園横のお宅の畑に

おじいちゃまの姿が見えたので

声をかけさせていただいた

そらは

おじいちゃまのことが大好きだった

離れた場所からでも

手を振って話しかけて下さるから

そらもお姿見つけては

しっぽふりふり

畑に入って行ったり・・・

あの光景の中にもどりたい

一瞬そう思った

 

「この子はおはよう♪に

ちゃんとこっちを見て

返してくれるからお利口な子だ」って

褒めてもらえて

そらより私の方が

嬉しかったこと思い出した

 

おじいちゃまに

棺の小窓を開けて

眠ってるようにしか見えない

そらのお顔を見てもらった

最後に会えてよかった

 

 

ピンクハート

 

 

次は

我が家から車で5分車の公園へ

 

 

 

生まれてはじめて行った公園がここ

4ヶ月の頃だった

 

 

あれから何度訪れただろう

そして

いつが最後だっただろう

そらはきっと来たかったよね

だって

「僕の公園ピンク音符」みたいなお顔していたもんね

排便後度々倒れるようになって

それが怖くて

車の振動も負担かなと思って

いつからだったろう

連れて行ってやれなくて

ごめんね

 

ほら そらくんハートって

車のドア全開にして

棺の小窓を開けた

ちょっと冷たい空気が通り抜けた

そら飛び出すハート

感じたかな

もう真冬到来だね

 

 

 

イエローハート

 

 

生まれ育った町を後に

高速使って走行車

12:00前に霊園に到着した

 

受付で結構時間がかかったが

葬儀の手続きと会計をすませ

棺を乗せたまま

車で境内へ

その頃

午後からお休みがもらえた娘が

霊園に到着した

 

係の方が

車からそらの棺を館内に

運んで下さった

葬儀は13:00

のはずが・・・

突然棺に布が被せられ

奥の暗い狭いお部屋の

祭壇の前に安置されてしまった

 

焦った

 

○○(娘)に

そらと最後に会わせてやりたくて

早く来たのに

まだいっぱい撫でてやりたいのに

まだ心の準備できてないよ・・・

 

とっさに

迷うことなく

 

予約時間までまだあること

娘が来たばかりで

顔を見せてやりたいこと

もうひとり拾骨に間に合うように

こちらに向かってる人(彼氏)がいるから

時間までは待ってほしいと告げた

 

係の方が確認して下さり

手違いでしたと

そらの棺を安置台から

待合室の長椅子に移動してくれた

 

よかった

 

蓋を開けて

もう一度撫でてやれた

 

image

 

 

よかった

 

そらに

行っておいでも

言えないままだったら

あのまま触れないままだったら

今頃

悔やんで悔やんで泣いていた

苦しかったと思う

 

よかった

 

13:00すぎ

葬儀の時間が来て

今度は

明るい大きな葬儀場に案内された

 

よかった

 

私も

安心した気持ちになっていた

 

僧侶の方の読経が始まった

 

こんなにも

しっかり送ってもらえるんだ

 

 

 

 

途中

手首に数珠がないことに気づいて

ちょっと焦ったあせる

係の方が待合室に落ちていたのを

見つけて下さった

いつものおっちょこちょいが出てしまった

またかと

そらに笑われたかな

 

葬儀終了後にはお父さんも

数珠がないと言いだし

係の方にもお願いし探していたら

自分の上着の袖に絡まっていたのを発見気づき

夫婦そろって

ちょっと恥ずかしかったあせる

そらも大笑いしていたと思う

 

 

ピンクハート

 

 

数珠騒動はあったけれど

葬儀も無事に終わり

そらは火葬場へと

運ばれて行った

 

もう一度会えるよね

まだお別れじゃないよね・・・

 

 

 

 

 

そらのこれからの毎日が
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~