家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。
2020年4月20日未明
元気いっぱいだったそらが
急変した
肝細胞癌と宣告されてから
約2年の月日が
流れてた
急変してから
244日間
一日一日
そららしく
生きて
お空へと上っていった
そんなそらと共に
命と向き合い
過ごすことができた
私達家族は
数えきれないほどの
幸せをもらった
急変からの日々にtime slip
244日目-2 ![]()
『そら日記』より
2020年12月19日(土)②
そらが中で眠っている棺を
後部座席に乗せて
さぁ行くよって
名古屋の長楽寺動物霊園に向けて
予定通り10:00
我が家を出発した
よくお散歩した公園二ヶ所に
立ち寄った
まず
我が家から一番近くの公園
いつもほぼ貸し切り状態だから
ふたりして
いつもリラックスモード
いつの頃からだったろう
この公園は
車で出かけて![]()
帰りは歩いて帰る![]()
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それがお決まりに
元気な証拠で嬉しかった
公園横のお宅の畑に
おじいちゃまの姿が見えたので
声をかけさせていただいた
そらは
おじいちゃまのことが大好きだった
離れた場所からでも
手を振って話しかけて下さるから
そらもお姿見つけては
しっぽふりふり
畑に入って行ったり・・・
あの光景の中にもどりたい
一瞬そう思った
「この子はおはよう♪に
ちゃんとこっちを見て
返してくれるからお利口な子だ」って
褒めてもらえて
そらより私の方が
嬉しかったこと思い出した
おじいちゃまに
棺の小窓を開けて
眠ってるようにしか見えない
そらのお顔を見てもらった
最後に会えてよかった
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次は
我が家から車で5分
の公園へ
生まれてはじめて行った公園がここ
4ヶ月の頃だった
あれから何度訪れただろう
そして
いつが最後だっただろう
そらはきっと来たかったよね
だって
「僕の公園
」みたいなお顔していたもんね
排便後度々倒れるようになって
それが怖くて
車の振動も負担かなと思って
いつからだったろう
連れて行ってやれなくて
ごめんね
ほら そらくん
って
車のドア全開にして
棺の小窓を開けた
ちょっと冷たい空気が通り抜けた
そら![]()
感じたかな
もう真冬到来だね
![]()
生まれ育った町を後に
高速使って走行![]()
12:00前に霊園に到着した
受付で結構時間がかかったが
葬儀の手続きと会計をすませ
棺を乗せたまま
車で境内へ
その頃
午後からお休みがもらえた娘が
霊園に到着した
係の方が
車からそらの棺を館内に
運んで下さった
葬儀は13:00
のはずが・・・
突然棺に布が被せられ
奥の暗い狭いお部屋の
祭壇の前に安置されてしまった
焦った
○○(娘)に
そらと最後に会わせてやりたくて
早く来たのに
まだいっぱい撫でてやりたいのに
まだ心の準備できてないよ・・・
とっさに
迷うことなく
予約時間までまだあること
娘が来たばかりで
顔を見せてやりたいこと
もうひとり拾骨に間に合うように
こちらに向かってる人(彼氏)がいるから
時間までは待ってほしいと告げた
係の方が確認して下さり
手違いでしたと
そらの棺を安置台から
待合室の長椅子に移動してくれた
よかった
蓋を開けて
もう一度撫でてやれた
よかった
そらに
行っておいでも
言えないままだったら
あのまま触れないままだったら
今頃
悔やんで悔やんで泣いていた
苦しかったと思う
よかった
13:00すぎ
葬儀の時間が来て
今度は
明るい大きな葬儀場に案内された
よかった
私も
安心した気持ちになっていた
僧侶の方の読経が始まった
こんなにも
しっかり送ってもらえるんだ
途中
手首に数珠がないことに気づいて
ちょっと焦った![]()
係の方が待合室に落ちていたのを
見つけて下さった
いつものおっちょこちょいが出てしまった
またかと
そらに笑われたかな
葬儀終了後にはお父さんも
数珠がないと言いだし
係の方にもお願いし探していたら
自分の上着の袖に絡まっていたのを発見![]()
夫婦そろって
ちょっと恥ずかしかった![]()
そらも大笑いしていたと思う
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数珠騒動はあったけれど
葬儀も無事に終わり
そらは火葬場へと
運ばれて行った
もう一度会えるよね
まだお別れじゃないよね・・・
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~








