さようなら天才 | 2リットルのCBR

2リットルのCBR

1987年に中免取得
VT250FでライダーDebutを果たし
2004年に限定解除
CBR1100XX
→隼
→R1200RT
→K1600GT(2016年式)
→K1600GT(2023年式)


2012年 MotoGPが、第18戦バレンシア(スペイン)を以て終幕しました。


そして、このレースと同時に、天才 ケーシー・ストーナーがレース界を去りました。


数多くの伝説を残した、凄いライダーでした。




この、引退レースでも表彰台(3位)を獲得しています。


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3位フィニッシュ後にピットから出されたサインボード。


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FISHING??


釣り??


そう!


ストーナーは無類の釣り好きらしいのです。



レースに情熱を失い、家族との時間を所望したストーナーには


何よりも癒されるワードなのでしょうね。




正直、残念な気持ちはありますが


”ビジネスライク”で走る(走らされる)ストーナーは見たくないので


彼の決断はファンのためでもあるのだと思います。




これまで、300キロ超の世界で生きていたストーナー。


これからは、もっともっと減速して


若くて綺麗な奥さんと、生まれたばかりの子供のために


スローな時間を過ごしてほしいと思います。





さて、来季のファクトリーライダーが決まりました。


ホンダは、ペドロサ残留、マルケスが新加入。


ヤマハも、ロレンソ残留、ロッシが再加入。


ドカも、ヘイデン残留、ドビが新加入。


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注目するのは、もちろんこの二人!


まずは、マルケス選手。


今季、MOTO2クラスで大暴れ。


日本GPでは、スタートに失敗するも、怒涛の追い上げを見せ


終わってみれば、トップでフィニッシュ。


そして、最終戦バレンシアでは、


予選のペナルティを受けて、33台最後尾からのスタート。


しかし、奇跡の32台抜きをやってのけて優勝。


実況ゲストのチュート・福ちゃんに「漫画かい!?」と言わしめた走りっぷり。



このマルケス、実はこんな武勇伝もある。


それは・・・


ドルナ(主催者)のルールを変えさせた男。



MotoGPでは、近年のルール改定で


”ルーキーはファクトリーには入れない”というルールがあった。


しかし、HONDAの圧力なのか、ドルナの方針転換なのか


今季から、このルールは撤廃された。


従って、マルケスは一年目からHONDAワークスで走ることが出来る。


まぁ、ストーナー無き2013年が少しでも面白くなるなら


我々は大OKだ。



そして、もう一人は我らがロッシ。


ヤマハを出たあと、母国メーカー・ドカティに2年、腰を据えたものの


納得のいく結果を残せず、今後の活躍に一抹の不安が残されていたロッシだが


なんと、まさかの?出戻りでヤマハに決定。


チームメートでありながら、ピット内には衝立(ついたて)を設けていたほど


仲のよろしくないロレンソと再びタッグを組むことになったロッシ。


2013年は、日本GPが黄色一色になることを望んでいます。


しかし、マルケスの活躍が恐ろしいなぁ。。。