【祝40回】ひきこもりはおハナシがしたい | 2コ下のブログ

 

かかかぶぶぶききき!!!というアイドルグループのセンターを務めるHALUちゃんが、毎週手作りのラジオ配信をやっている。収録なので視聴者と直接その場でやりとりするのではなくて、事前にお便りを送ってそれを読んだりするスタイル。ただ、Youtubeで配信しているのでリアルタイムでコメント欄にはHALUちゃんがいて、一緒にラジオを聞くことは可能。全てアーカイブに残っているので、後から聴くことも可能。

その放送が40回を迎えたことを記念して、いままでのまとめ的な記念放送になった。この放送をやっている意図や、背景、そしてリスナーの思いなどとてもまとまっていたので、勝手に字幕をつけたバージョンを私のチャンネルに上げ、このブログで全文紹介することにした。感想や解説は後ろに書くので、まずは見ていただきたい。


■第40回ひきはなラジオ 全文紹介

字幕付き
https://youtu.be/wtmVd37ATPo

【祝40回】ひきこもりはおハナシがしたい。#40【字幕】
https://www.youtube.com/watch?v=DTu0iFWmXRs

(ここから記念回の全文紹介)

こんばんは!
収録している本日はなんと週の真ん中、水曜日でございます。
先週のひきはなラジオは、投稿日の当日の午前中? とかお昼頃? に収録をしたギリギリ収録だったので、その反省を生かして、今週はちょっと早めの水曜日に収録しております。
大概、木曜日か金曜の深夜あたりに収録することが多いので、お便り送ってくれる方はその辺をめどに送ってくれたら嬉しいなと思うんですが、今週はなんだか早いうちにお便りが集まって嬉しかったです。ありがとうございます。
みんなのお便りがなければ収録できないこの「ひきはなラジオ」も、なんと今回で40回です!


そして、いいタイミングでうちのハムスター京香ちゃんがお目覚めになりまして、ちょっとガタガタ音が入っておりますが、きっとお祝いしてくれているということでしょう。


40回でございます、ありがとうございます。始めた時は、なんか本当「絶対続けてね」みたいに言われた「ひきはなラジオ」も、何の苦もなく40回でございます。・・・とはいえ、ここ最近はさ、あの東名阪ツアーとかで
すごい忙しくて収録自体があんまりできなくてさ、短い収録だったり、みんなのお便りを読むことができなかったりとか、いろいろあったんだけれど、それでもこうやって続けていられるのはみんなのお陰です。


このさ、京香のガタガタめっちゃ入ってるよね? 多分このカッカカって音。いや、入ってなかったら別にいいんだけど、入ってたらごめんなさい。ま、とはいえ、うちの京香も元気ですよ。
・・・ということで、この第40回も心を込めて収録していきたいと思います。

 

(タイトルコール)
それではお手柔らかに第40回 ひきこもりはお話がしたい 
(オープニングSE)

今ちょっとオープニングの音声を聞き直したら、めちゃくちゃ京香の「カタカタ」も入っておりました。大変失礼いたしました。僕はハムスターとの二人暮らしなのでね、ちょっとご愛嬌いただけたら嬉しいです、すいません。

さあ、ということで、今日は丸一日オフでした。今日収録しようと思って、なんと僕は今日一日、ひきこもりしてました 。本当ずっとおウチにいました。・・・それはちょっと嘘。一瞬シアターに行かなきゃいけなくて、本当15分ぐらいだけシアターに行ったんですけど、それ以外はもう本当ずっとおうちにいました。おうちで本当何もしないって決めました。
・・・そう、何もしない。 なんかその、お仕事に関わることをちょっと一切何もしないで、2時間お風呂に入りました。ヤバっ(笑) 2時間お風呂に入って、なんか普段は使わないちょっといいトリートメントをつけたりとか、ちょっと入念にスキンケアしてみたりとか、体のマッサージしたりとか、もう自分の癒しを作って。

あとね、結局お仕事につながっちゃいはするんだけど、髪飾りを作ったりしました。本当はね、青色の髪飾りを買おうと思ってちょっとお買い物にも出たんだけど、あんまりいいのないなと思って、だったら自分で作っちゃえと思って。材料を少し買ってきて、久しぶりにハンドメイドしました。 
ハンドメイドしましたって日本語おかしいけど、久しぶりにアクセサリーを作りました。いや、楽しかった・・・。えっ? 楽しかったって言っても、ちっちゃい髪飾りを2個作っただけなんで30分ぐらいで終わっちゃうんだけど、なんかどうしたらいいかなって考えるのも楽しかったし、なんだろ、自分の理想とするものがさ、形になっていくってやっぱ楽しいなって思いました。これを明日はね、シアターの公演でつけるんだけれど、みんなが見てくれるのも楽しみだなって思うし、なんか僕、そのリボンを作ってる工程をSNSにあげたんですよ。その動画を見てくれたファンのみんながさ、公演中に見れたら、「あのリボンだ」ってなるじゃん?  それきっと嬉しいかなと思ってさ、みんなの喜ぶ顔が見れるのが明日の楽しみでございます。

そんな感じで、今日は本当ひきこもっておりまして、なんか久しぶりにずっと家にいたな~。なんか本当にぼーっとしてた。
YouTube見ながら、ぼーっとして、
京香起きてるなと思って、ぼーっとして、
ご飯食べて、ぼーっとして、
お風呂入ってぼーっとして 、
なんか本当、うん、やり過ごしました、一日を。でも、やっぱこういう時間、僕は好きです。本当何をするわけでもないけど、なんだろう、誰にもさ、邪魔されないじゃん、家って。僕のお部屋はさ、誰も来ないから、なんか安心してゴロゴロしてられるじゃないですか。なんかそれが今はすごい貴重な時間で、幸せな時間です。時間を今日は本当何も気にしないで済んだから、本当、とにかく、とにかくとにかく何もしない、本当なんかひきこもりって感じの一日を過ごしました。

でも、みんなはさ、なんか僕がさお休みの日、「シアターにいないってことは何もすることないんだろうな」ってきっとみんなは分かってると思うから、心配されちゃうかなと思ってるんだけど、僕はひきこもりなんで、もともと。こうやってお家で、じーっとして黙ってるのがすごく好きです。でも、とはいえ、なんかアクティブなことも好きなんですよ、本当はね。だから、一日お休みだったら、一日丸一日引きこもりたいけど、二連休とかあったら、一日はお出かけしたいなって思います。今日も本当はお母さんと休みがあえば、お母さんをピューロランドに連れて行こうかなとか勝手に考えてたんだけど、お母さんとお休みは合わなかったので家にいる選択をしたんだけどね。本当だったら、まあ、お出かけするのも別に嫌いではない。でも、やっぱり一番はお家にいることが好きです。 


で、せっかくお家にさ、ずっといたんだったらお部屋の片付けとかすればよかったって思うんだけど、ぼんやりしてたらもうすっかり夜になりました。これで、ゆったりまた夜を過ごして、人間のさ、正しいサイクルぐらいの時間に寝て、明日また人間の正しいサイクルで目が覚めるっていう。いや、でも、どうせどうせね、寝ちゃうんだけどさ、(昼の)12時ぐらいまで。それも無理か、明日も早いから。でも、ゆっくり寝て、また明日から頑張ろうっていう感じでございます。 


でも、本当こうやって静かな時間を過ごすことができて、ちょっと心がリフレッシュされました。ここ最近っていうか、まあ、ずーっと目まぐるしい日々ではあるからさ、なんかいくら疲れてないって自分が思ってても、やっぱ疲労は溜まってくるもので、楽しいことも楽しいって感じられなくなってしまったら終わりだから、こうやって体力を極力使わない日っていうのも大事だなと思います。 


いや、ほんと、ほんといい日でした。何もしてないけど・・・あ、でもあれです、ミスドのね、新作は食べました、今日。えーとね、(3月)27日なんだけど、今日27日発売の抹茶のミスドは、3種類買って、2個食べました。なぜかわかんないけど、一番食べたかったやつ買うの忘れちゃいまして、ちょっと食べたいやつを間違えちゃったんだろうね、多分。間違えて違うの買っちゃったんで、それだけはね心残りですけど。美味しいものも食べれたし、おうちでじっとしていられたし、可愛い京香ちゃんの姿もたくさん見れているので、いい一日を過ごしております。まあ、僕はやっぱひきこもり代表なのでね、やっぱちゃんとひきこもってないと。僕はお部屋が大好きです、今日もいい日でした。
 
(コーナーSE)

はい 、ということで、今回のひきはなラジオは、特別な第40回のラジオでございます 。なので、今回のお便りの募集テーマは、「みんなからのひきはな愛を教えて」というお便り募集をテーマにしました。 


本当、この40回続けられてるのは、何度も言ってるけど、聞いてくれるリスナーのみんながいるからだし、お便りを送ってくれるみんながいるからでございます。本当、みんなのお便りがなかったら収録できないからさ、本当に本当にいつもありがとうございます、という気持ちを込めて、大切にお便りを読ませていただきたいなと思います 。

それでは一人目、ひきこもりネーム「カオスの国からこんにちは」さん。
はるちゃん、こんばんは 
こんばんは 
ひきはなラジオ 40回おめでとうございます。忙しい中、いつも頑張ってすごいですし、偉いなって思います。 
ありがとう
さて、今回のテーマひきはな愛についてお便りを送ります。
ラジオの中でお便りを読んだり、活動のことや夢のこと、悩みのことを話されています。その際、まるですぐ近くでハルちゃんと話しているような、どこか心がつながるような感覚になります。日曜の夜にいつも幸せな時間をもらえて本当に感謝しています。これからも引き続き頑張ってくださいね。
 

ありがとうございます。嬉しい。みんなそんな感じで聞いてくれてんだね、嬉しいです。嬉しいけど、照れちゃいますね。なんか僕もさ、ラジオ好きなんですよ。なんか前入院してたって話の時に、入院中はラジオばっかり聞いてたとか、あとはなんか僕みたいなこうやって、YouTube上でラジオ投稿してる人とかって結構いるんだけど、そういう人のラジオを聞いたりとかも好きで、化粧してる間とか、朝の支度の時間とかに、そのラジオとかをタレ流してたりとかがすごい好きなんだけど、僕って結構そういうラジオを聞く時ってさ、あんま内容重視してないっていうか、なんか音を聞いてるだけ? もちろん気になるなって内容があったら聞き耳立てるんだけど、いつも支度の時間とかにさ、ラジオ流して、なんか寂しくないようにしてるんだけど、なんかみんなはきっと僕の話をさ、じっと聞いてくれてるのかなと思って。僕はそういうラジオの聞き方をあんまりしないから、なんかちょっとそういう聞き方もあるよね、と思って照れてしまいます。

 

でも、嬉しいです。なんか本当僕って毎日アイドルをしててさ、どっかしらのステージに立ってて、どっかなんかみんなのさ、お休みがあれば、その日に絶対ステージに立ってるぐらいのさ、なんか本当24時間365日アイドルしてるって言っても過言じゃないぐらい、ステージに立っているんだけれど、でもさ、それでもやっぱりなかなか会えない日とかってあるじゃないですか。みんなだってお仕事してるし。とはいえ、僕だってたまにさ、今日みたいにお休みもらったりするから、タイミングが合わない時だってもちろんあるしさ。そういうのもあって、なかなか会えない時とかもあると思うんだけど、そういう時にさ、必ず毎週日曜日は「ひきはな」が更新されるって思ってくれたら、僕たちのつながりがさ あるわけだし、ひきはなラジオはさ、ずっとYouTubeにアーカイブが残ってるわけじゃない? だから、いつでも聞き直せると思うし、あとは、みんながお便り送ってくれたりとかした時にさ、自分のお便りが読まれた時のさ、保存しておけるじゃないですか。分かんないけど、なんかそうやってなんか僕たちの居場所になったらいいなと思うし、僕たちの心のつながりであれたらいいなって思います。

 

「ほんとよかった、ひきはなラジオを始めて」って心の底から思っております。この第40回、続いてるラジオだけど、きっと40回全部聞いてくれてる人もいるじゃないですか。本当に本当にありがとう。
 
それでは、続いてのお便り、ひきこもりネーム「青の虎藤(とらとう)」さん。
はるちゃん、こんばんは。ひきはな40回、本当におめでとうございます。忙しい中でも、毎週欠かさず更新続けてくれて、日曜日にあなたの声が聞けるのが本当に嬉しいです。最初の頃に比べると自然体で話してるなっていうのが、#1を聞き直すと感じますね。
「ひきはな」愛ですが、もうめっちゃあります。毎週リアタイできる日ならリアタイしていますし、夜勤の時間とかで聞けない日も、仮眠の時間に聞くようにしています。HALUちゃんの声や話し方がとても好きで、寝る時に聞くととてもスムーズに眠れちゃいます。また、仕事行く前に聞くと「頑張るぞ」って気持ちになれちゃいます。シアター行く前に聞くと「今からHALUちゃんに会えるんだな」って気持ちが高まって、幸せな気持ちがさらに強くなります。HALUちゃんの声や話し方がとても好きで、考え方も大好きで、いつまでも聞いていたいラジオです。この先もハルちゃんの素敵なラジオが続くことを願っています。ずっとヘビーリスナーでいちゃいますね。

 
ありがとうございます。いや、ちょっとあれですね。今、「#1」聞き直されるのはちょっと恥ずかしいですね。本当、あのね、#1っていうか、ひきはなが始まった時は、僕一人でやる予定ではなかったんですよ。

 

実はちょっと話したかな? 話したような気もするんだけど、いろんな運営さんとかマネージャーさんとかがすごい関わってて、タイトルとかも相談したりとか、まあ結局自分で考えたものを採用したんだけどさ。あとサムネイルとかもなんか見られて、アドバイスもらったりとか。結局無視したんだけど。編集とかもやってくれる予定だったの他の人が。  で、自分の声とか録音したものだけを送って待ってたんだけど、一向に作ってもらえないから「あ、もういいです、自分でやります」って言ったのがきっかけだったのね。本当最初は、別に僕一人でやるものじゃなかったの。僕がやりたいって言って、基本的に僕やるんだけど、でもみんなも手伝ってくれるみたいな感じだったんだけど、コンセプトとかも、どうしよう、ああしようみたいなのがあったんだけど、結局全部僕が無視してたら、僕一人でやることになった。そんな僕、悪い子じゃないんだけどさ、まあいろいろありまして ・・・いろいろありましてって言うとちょっとあれですけど、別にいろいろもないけど、自然に僕一人でやるようになってて。で、まぁそれがさ、なんだろう。今はいい形になったっていうかさ、これね、今でもいろんなスタッフさんが関わってたらさ、僕も自由にできなかったと思うし、こんな言い方しちゃダメだけど、ちょっとあんまあれね、悪気は別にないんですけど。

 

でも、今こうやって僕が一人でなんかゼロから作り上げてるものが、40回続いて本当自分の居場所になっていったし、僕色全開の居場所じゃないですか。僕色全開の場所だからこそ、僕のことを好きでいてくれるファンのみんながとっても心地よいなって思ってくれるんじゃないかなって思っています 。本当さ、「#1」とか聞くと、なんかいろいろ考えてんなって思う、自分でも。でも今の方がなんか本当自分の自然体だし、自分のナチュラルな言葉で喋ってるし、自分のやりたいように言われています。本当でも、それは僕一人じゃなくて、みんなと作り上げてきたものだから、本当にありがとうっていう気持ちです。

 

なんか本当さ、僕のさ、ラジオこうやってみんなが聞いてくれるから進められているし、僕なんか当たり前なんだけど、なんだろう、僕ってさ 、みんながさ、ひきはなを聞いてる場所を見てないじゃん? 目視してはいないじゃん? だから、本当にみんな聞いてくれてんのかな? とか思う時もあるわけじゃん? まあ、再生回数とかがさ、再生されてる以上、再生はされてるケド、みんなが聞いてるところを目視してないから、分かんないわけじゃないですか 。とかなんか全然、「え、あなたも聞いてくれてるの?」って人がさ、ひきはな聴いてるよって言ってくれたりとか あるわけなんですよ。だからこうやって、なんか僕の知らないところでみんなの生活の一部になれてるってことがすごく嬉しいし、なんかこれからも続けていってさ、みんなが退屈だなって思う隙間時間とかにひきはなが静かにあったらいいなって思います。なんか本当、これからもみんなの生活にほんの少し色を添えられる優しい場所であれたらなと思います。ありがとう 


続いてひきこもりネーム「お題みんなのひきはな愛を語ろう」さん 
前回自分でも言っていたけれど、HALUちゃんは声が素敵。声に上手にニュアンスを乗せることができるから、こんなに素晴らしいビジュの持ち主だけど、ラジオだけで十分価値があると思う。他の人には話せない何かを語ることができたなら、ラジオだけでも一生仕事できると思うよ。
それは、さておき、ひきはなは貴重な居場所です。外洋を渡航中の船から誤って海面に落ちるみたいに落ちこぼれてしまい、故郷くらいに思っていた場所に行くことができなくなり、一番好きな人に会うことが叶わなくなった私に、蜘蛛の糸みたいに唯一本残った最後の希望。自分がまさかこのタイミングでひきこもることになるとは思っていなかったけれど、居場所を作ってくれたHALUちゃんに感謝 。


いや、こんな嬉しいこと言ってもらえて、本当に感無量でございます。なんか、僕がこの「ひきこもりは、おハナシがしたい」っていうタイトルにした理由はさ、なんだろう、ひきこもりなわけですよ、僕はもともとね。それをみんな知ってくれてると思うんだけどね、ひきこもりなんだけど、でも、僕は話したいことがあるよって
ことなの 。

 

そのタイトルそのままなんだけど、この前僕、ボイトレの授業がありまして、ボイトレはほとんどがグループレッスンなんだけど、この前稀なマンツーマン個人レッスンだったんですよ。その時に、すごいいろんな心の中の話をしまして、僕はもともとひきこもりだったっていう話とか、いろいろあったんだっていう話をしたりとかしてなんだろう、みんなが経験してることはあんまり経験してないけど、僕にしか経験したことないことはいっぱい経験してきたと思う、みたいな話をしたの。で、ひきこもってたことがすごい話題になってさ、ひきこもった理由を僕は当時、家族にも話さなかったとか、学校であった嫌なこととか辛かったことを親にも話さなかったっていう話をしたのね 。

 

でも、当時の僕は言いたかったと思う。学校が辛いっていうこととか、こんなことがあったっていうのを言ったら楽だったと思う。でも、なぜか言えなかったんだよね。言わなかったんじゃなくて、言えなかったの。それを言ったことで、何を仕返しされるか分かんないとか考えたりとか、言うことで怒られるんじゃないかって考えたりとか、言う前に自分に非はなかったかって考えたりとか、結局僕が悪いんだから我慢しなきゃとか思ったりとかして、結局言わなかったんだよね。でも、僕は当時さ、ひきこもってた当時、いろいろ話したかったと思う。だから、日記をつけてたのね。本当、今見返したら、本当むごいことばっかり書いてるんだけど、日記をつけてたし、僕の頭の中に、ひとり女の子の友達を作って、一方的にお手紙を書いたりとか、人に自分の口で喋れない代わりに、いろんな方法で自分の心の内を叫んでいたんですよ。ひきこもりこそ伝えたいことっていっぱいあるって僕は思うんです。ひきこもりだから何も考えてないんじゃなくて、ひきこもってるからこそ、思ってることがいっぱいある。ひきこもりだからこそ、素敵なこと考えてるって思うんですよ。

 

なんか本当さっきも言ったけど、やっぱ普通の人が経験しないことを経験したから、ひきこもりになったわけで、みんなが分かんない奇想天外なことを思いついてるかもしれないし、自分って他にはない唯一無二の存在だって、存在になれてると思うんですよ。だから、ひきこもりってすごいんだよ? 分かんないけど。なんかさ、そういうふうに僕は考えてるんですよ。だからさ、なんか僕はもう今こうやってお仕事をしている以上さ、ひきこもりとは言えないっていうかさ、もともとひきこもりを克服しちゃったんだけどさ、なんか今もなおなんだろう心・・・、そのさ、別におうちに閉じこもってるだけが引きこもりではないじゃん? 心の殻に閉じこもっちゃった人とかのさ、味方になれたらいいなって僕は思うんですよ。

 

なんか本当、なんだろう、みんなそれぞれ特別なんだよって伝えられたらなって思います。なんかだんだん、なんだろう、言ってることが分かんなくなってきちゃったけど、なんかホントこのさ、お便り書いてくれた方は、今きっと心がさ、なんか閉じこもっちゃって、いろいろフツフツした思いがあるんじゃないかな、って思うんだけれど、でもそういう時だからこそ、何か自分にしか得られない経験を得てると思うし、自分にしかない何かを得てると思うんですよ。それが、子供であろうが、大人であろうが関係なくて、今も何か素敵な経験をして、また未来につながっていくと思うし、こうやってお便りをさ、こんな素敵な文章で僕に送ってくれたことで、僕は救われているし、なんか本当ひきこもりバンザイって感じ。

なんか僕たちはさ、派手なことが苦手だし、うるさい場所も大きな音が立つところも、なんだろう、人混みとかも苦手だけれど、でもこうやって静かな場所で、静かな世界の中で、こうやってぼーっとできるのは、きっと
僕たちだけ。このひきはなラジオで幸せだなって感じられるのは、きっと僕たちだけだから、本当この居場所を
守っていこう!   守るのは僕ですけどね。僕がこのひきはなラジオをずっと守っていくので、これからもあなたの居場所になったらいいなって思うし、ずっとずっとここが希望の場所でいられたらなと思います。ひょんなことから始めたひきはなラジオが誰かの人生の一つになってるって考えたら、本当に僕はすごく嬉しいです。
ありがとう。


ということで、みんなからのひきはな愛を聞くことができて、すごく嬉しいなって思いです。なんか僕が今こうやってアイドルとして活動していたりとかっていうのは、僕のその幼少期のさ、いじめとか不登校だった経験とかが、いつか誰かの役に立つというか、いつか誰かを救うことができるんじゃないかな ってやっぱ思ってるのね。なんか僕が書く文章とかも、僕が作る音楽とかもきっといつか誰かの救いの手になったらいいなって思うんです。なんか本当今は活動がさ、まだまだ有名じゃないから、狭い世界での活動だけれど、でも、いつかなんか本当になんだろう、全然学校行かなくて、全然なんか本当家からも出られなくて、誰とも喋ることができなかった 僕が、こんなすごい大きい活動してるんだよっていうのをさ、何だろう、誰かに伝えることができたらさ、なんか本当誰かの命を救えるんじゃないかなって本気で思うんです。なんだろう、なんか僕もそのさ、中学生ぐらいの時、何度も何度もなんだろう、人生を諦めそうになったけど、でもそういう時に、なんかアイドルとかアーティストとか音楽とか本とか僕の好きなものたちが僕のことを救ってくれて、今もこうして生きているわけじゃないですか。だから僕もやっぱり返していかないと、って思うの。同じように誰かを救える人にならなきゃって思うの。なんかそんな難しいこと考えてるとさ、本当はなんか難しくてさ、なんか病んじゃう時もあるんだけど、でもやっぱりさ、シアターに来てくれて、僕の歌声を聞いて、なんか涙ぐんでくれる人がいたりとか、なんか本当心のこもったお手紙をくれる人がいたりとか、なんかそうこうやってひきはなラジオでさ、お便り送ってくれたり、聞いてくれたり、なんかみんながいるとさなんか本当僕、やっててよかったってすごく思う。なんかそんななんかさ、大袈裟にさ、そのさ、死んじゃいそうな人を救うなんてことはなかなかないけれど、でもこうやって日々みんなのなんか明日も頑張ろうっていう気持ちに僕が支えられているのであれば、私の人生は救われます。本当なんだろう、中学生だった時の僕も救われます。なんか、本当みんなの存在が僕の人生の存在証明な気がします。「ひきはなラジオ」やっててよかったなって改めて思いました。なんか本当、ありがとう。なんか聞いてくれてありがとうだし、出会ってくれてありがとうだし、僕のことを好きになってくれてありがとうございます。これからも毎週日曜日23時はひきはなラジオでお会いしましょう。いつも本当にありがとう。

(エンディングSE)

さあ、ということで、今週も最後までご視聴ありがとうございました。ひきはなラジオ第40回の特別なラジオになったんじゃないかなと思います。

 

ということで、続いてのお便りのテーマは、もうすぐ春ということで、というか、四月に入るんじゃない? 四月ということで春の思い出をお聞きしたいなと思います。春って、僕のHALUじゃなくて、季節の春の方ですね。やっぱ僕、名前がHALUなので、春うれしいんですよ。あの・・・紛らわしいな、四月とかその桜の季節、なんか自分の季節だなって思っちゃう、少し。なんか、本当春ってつくタイトルの歌とかめっちゃ聞いちゃうし、めっちゃ好きになっちゃうし、あとなんかさ、マックのさ、テリタマのCM見た?  「春好き」みたいなやつ。あれ めっちゃ可愛いと思ってテリタマ食べちゃいました。久しぶりにマック食べた。そんな感じで、やっぱ四月、春、僕の季節なので、なのでね、ぜひよければ今週も送ってくれたら嬉しいです。お便りの募集テーマは「春の思い出を教えて」ということです。

さあ、第40回を迎えて、50回に向かっていきます。50回こそ何か企画ができたらいいなと思ってますので、引き続き毎週ご視聴お願いします。今週もご視聴ありがとうございました。また来週!

(特別放送回の全文紹介はここまで)


■文字化した理由

HALUちゃんのかわいらしい癒やしの声と調子を楽しむなら、断然ラジオがいい。何の制約もなく全世界に向けて公開されているので、Youtubeを聴けばいい。ただ、私は全体を詳細に把握したりとか、分析するときにはどうしても一旦文字にしないとできないタイプなので、今回勝手に文字化させていただいた。こうやってブログに載せることで保存も図れるし、音とか出せない環境でも読み返せるし、私のように文字でないと細かく入らないってタイプの人にも、この放送を知るきっかけになるといいなと思って。また、ラジオだから耳が聞こえない人にはちんぷんかんぷんだと思うけれど、字幕を付けたら内容が伝わるかな、という期待もある。どれだけニーズがあるかはわからないけれど。

因みに最近AIが進歩しているので、文字起こしは9割AIがやってくれた。しかし、固有名詞や、「ひきはな」みたいな造語はAIでも正しく文字化できないため、手で修正した。字幕バージョンは、AIは文字数でぶったぎって配置するので、読みやすくなるよう切れ目を修正したり、したが、基本的にHALUちゃんの話し方を忠実に再現しているつもり。ブログの方は文章として読みやすくなるように、言い間違いを言い直したり、考えながら話していて冗長になっている部分だとかはカットして、少し読みやすくした。改めて文字にすると「なんだろう」ってHALUちゃんの口癖が多くて若干読みにくいのだが、雰囲気が伝わるように敢えて残しているところもある。

本当は毎回放送の度に字幕をつければいいのかもしれないけれど、ある程度内容がわかればいいのだったら手間をかけなくても自動文字起こしで十分かもしれないし、これからも記念放送の時にやってみようかと思っている。




■ひきはなラジオについて

ひきはな、というのはHALUちゃんの造語で、「ひきこもりはおハナシがしたい」から来ているのは、今回の放送で本人が話していた通り。ひきこもりといっても色々なタイプがあるのだろうと思うが、さすがは本物のひきこもりだけあって、他人との接触を自ら絶ってひきこもってはいるのだが、実は発信したいことがあるのだ、という本質を理解しているし、それがラジオのモチベーションになっている。他人の痛みを理解し共感するためには、自ら同じ痛みを経験していなければならないと私は考えているけれど、だからこそ彼女はひきこもりの人の痛みが理解でき寄り添うことができる。はからずも、放送の中で、部屋に閉じこもって出てこないのだけがひきこもりではなく、日常生活や仕事をこなしていたって心を閉ざしてしまうタイプのひきこもりもいるのだと指摘している。

リアルなHALUちゃんはアイドルをしているだけあって、愛くるしく、見る人を惹きつけるルックスの持ち主だし、女性なら多くが憧れる選ばれたアイドルという職業についていて、世の中を思いのままに出来る勝ち組みたいなイメージを持つかもしれないが、本質はこうなのだ。器用でマルチにクリエイティブな才能を持っているのだが、それはひきこもりをしていた時に培ったものかもしれない。頭はとても良いので、学校に行っていなかったハンデみたいなものは全く感じない。それは引きこもる直前まで成績が良かった証拠かもしれない。ただ、普通のJC、JKがするような経験はすっぽり抜け落ちていると本人は言っている。端的に思いつくのは、修学旅行や、林間学校、合唱コンクール、運動会みたいな学校行事だったり、部活だったり、制服ディズニーとか、グループ交際とか、普通の男女交際みたいなものも含まれるのかもしれない。そういうのがなくても、アイドルをやって、ヲタクを煽ってステージを盛り上げ、美貌と魅力で多くのファンを獲得しているのだから、逆に彼女が経験しなかったことって実は無駄で不要なものだったんじゃないかと思わずにいられない。

女子は共感の生き物というけれど、小学校高学年以降、小グループを形成しヒエラルキーを作り、べたべたした友達関係を作るものである。ただ、そういう濃厚なコミュニティで揉まれて、集団での上手な振る舞い方とコミュニケーション能力を学習し、生涯その能力を生かして生活しているように見える。生物学的には女子でも、そういう女子特有のコミュニケーションが苦手だったり不得意だったりすることで、うまく溶け込めない人はクラスに3人くらいいたりして、同姓から蛇蝎のごとく嫌われているけれど、HALUちゃんにはそういうところがないから、少し経験不足だったり変わり者と思われるところはあっても、グループ内でも割とうまくやっているように見えている。実は女子の集団になじめず女子から嫌われるタイプの女子は、性格的にも男子と親和性が高く、女子から嫌われている分男子の関心を買おうとして、そういうことに長けていたりするので男子ウケは良い。だからアイドルには割とそういう属性の人が多い気がするのだが、グループ内でうまくコミュニケーションがとれないので、大抵短命に終わってしまう。ここで個人名を出すことはしないが、かかかでもそういうタイプはいたなあと思っている。

高橋みなみが、NHKに重用されて、いじめ撲滅の旗手みたいに扱われているけれど、HALUは「発見」されれば、ひきこもりの救世主になれるんじゃないかと思っている。この「ひきはなラジオ」が発見されれば、或いはそういうお仕事が来るかもしれない。今でも苦しんでいる本人や家族は多くいると思うし、そういう人達を救うお仕事は年齢と関係なく生涯できると思うので、いずれライフワークにできれば、それこそ自分がひきこもっていた苦しい経験も前向きに生かせるようになるのではないか。



■感想

今回の放送では、いつも以上にHALUちゃんの思いや、やりたいことが語られた。また、どうしてここに至ったのか、という来し方についてもまとめと解説がされていた。

統計によると、2019年の調査で、ひきこもりになるのは男性が約8割、女性が約2割と、圧倒的に男性が多かった。それが2023年の調査では、女性が約45%と大幅に増えている。中高年の割合も増えているらしい。

男性のひきこもりが多い理由として私が思いつくのは、まずコミュニケーション能力が割と低く、若者は群れたがる傾向があるとはいえ、思春期に「一人になりたい」と思ったり、べたべたした濃厚なコミュニティが苦手だったりすることが背景にあるのではないか、という気がしている。だから集団からスポイルされたり、いじめに遭ったりしたときに自分でリカバーできないケースが多いのではないかと。

ひきこもりになるきっかけとしては、やっぱりいじめが一番多いと思っている。大きな失敗をして批判されたり、バカにされたりということもきっかけになり得る。要するにプライドが傷つけられ、その状況に耐えられなくなって他社とのつながりを裁ち切り、自分を守ろうとする自己防衛反応ではないかと思っている。

だとすると、女性のひきこもりが増えている理由も何となく察しがつく。不況の影響もあって、専業主婦的な存在が否定され、女性だろうと就職するなり自分で事業をやるなりして、稼いでゆくのが当然という世の中になってきて、女性もモロに競争に晒されるようになった。当然学生に対するプレッシャーも強くなり、そうしたストレスを契機としていじめが増えているのではないだろうか。

アイドルの現場でも女ヲタ(女性のヲタク)が目立って増えてきた。私の知っている現場は女性アイドルの現場なので、メンドルのことは眼中にない。女性が女性に憧れるということは普通にわかるのだけれど、それにしても男性をターゲットにして男性ウケを前提としている女性アイドル達に女性が群がるという構図は私にはよく理解ができない。これはあくまで私の個人的な経験に基づく個人的な感想だけれど、男ヲタクを凌駕する勢いで女性アイドルに入れ込む女ヲタは変わり者が多く、協調性もないので目障りなタイプが多い。もちろん、男ヲタクでも一定数そんな連中は存在するが、割合としては例外的に少ない。何故ならそういう身勝手な振る舞いをしているとヲタクコミュニティの中で排斥されるからである。女ヲタは圧倒的に少数派だが、やっかいの比率は非常に高く目立っている。あまりつきあいがないので個々の性格まで把握していないが、ひょっとするとひきこもりが多いのかもしれない。ならば、HALUが手をさしのべる対象は近いところに集まっているとも言えるのである。

寄り添うこと、心情を理解してあげること、自らの体験を語ること、元気づけたり、本人が元気を取り戻すまでの間、居場所を提供すること、そしてひきこもりを克服したロールモデルを提供すること、これはいずれもアイドルなら非常にやりやすく、親和性が高いと思っている。それがHALUに私が期待している点でもある。



■私のこと

私は学生時代にひきこもりになったことはない。でも、青春時代は一人になるのが好きで、旅行とか登山とか、一人の時間を楽しんでいたし、別にそれに対して違和感をもたれることもなかった。「ぼっち」なんて言葉が流行るようになった2010年頃以降、若者は友達がたくさんいていつも誰かとつるんでいなければならないような強迫観念が生まれてきたような気がするが、そもそもモラトリアム期の若者は自分自身と対話してアイデンティティを確立してゆくものなので、一人を好むのは自然なことだと私は思っている。寧ろ、今の若者はかわいそうだなと同情している。

HALUちゃんは、ひきはなラジオを始めるよりも前から、自分が中学生の頃にひきこもるようになったというエピソードを色々なところで披露し、「ひきこもりのハル」を自称していたから、そのことは前から知っていた。私がHALUちゃんの事を好きなのは、ルックスとかパフォーマンスは勿論そうなんだけれど、そういうマイナスの経験とその後克服してアイドルになったという来歴と、その経験を生かして今現在悩んでいる人に手をさしのべようとしているところに共感を覚え、応援したいと思っていた。だからラジオを始めると聞いて、初回からずっと聞き、毎回感想やお題を送っている。

今回彼女が語っていたように、ステレオタイプなひきこもりのように自分の部屋から出てこなくなるというタイプに限定されず、仕事をして日常生活を営んでいるけれど心を閉ざしている、という状況もひきこもりと呼んでいいと思う。そして、私自身も最近深く傷ついた経験があって、自分の心を護るために、傷つけられた対象から距離をとっていたことがあった。一切事情を聞き出そうとしたり、首をつっこんでくることもなく、黙ってそっと寄り添ってくれたのはHALUちゃんだった。彼女にしてみれば、今までずっとライフワークのように取り組んできたことの一環で自然にしていたのかもしれないが、私にとっては地獄で一筋の光明に出会ったような、本当に救われた瞬間だった。図らずも、彼女のやっていることの意味と効果を自ら評価してしまったような状況だ。

アイドルは残念ながら永久にできるような仕事ではないし、身体精神への負担も大きく報酬は最低だから、続けようとも思わないだろう。卒業してどういう道を目指すのか尋ねたこともないけれど、ひきこもりに寄り添うことはライフワークとしてやるんじゃないだろうか。マルチな人だから色々な活躍をしそうだけれど、ひきこもり関連の仕事がその一つになればいいなと思っている。Eテレあたりに早く見つかってほしい。