2024年3月5日 宮崎麗果という人を発見した日 | 2コ下のブログ

4児の母&4社の社長・宮崎麗果が10年ぶりに芸能界復帰 元JKモデル
https://hochi.news/articles/20240304-OHT1T51191.html?page=1

↑こんな記事が目についた。
 

16歳でモデルデビューして26歳までセレブタレントとして芸能活動し、3度の結婚、4児の母、4社を経営、インスタはフォロワーは42万人、夫は元EXILE、10年ぶりに芸能界復帰、という華麗すぎる経歴に、凄いなと思ったから。実はもっと凄い。父は46歳で菅直人にスカウトされた民主党系国会議員(両親は離婚)。世田谷に在住していた時からインターナショナルスクールに通い、12歳からはテキサス州に在住、高校時代にモデルデビュー、上智大で20歳の時に準ミス、25歳で台湾の大学にも通っている。

正直芸能界とか縁がないのだが、上に書いた一つでも実現するのはすごいと思うのだが、これを全部一人の人間がやっているというのが凄いし、若いアイドル達の思いや悩みや人生設計を聞いたりしていて、どう生きるのが女性として最も充実しているのかなと考えたときに、これはひとつの理想型じゃないかと思った。

インスタグラマー宮崎麗香“美しすぎるシングルマザー”と呼ばれる秘密とは
https://mdpr.jp/interview/detail/2362163

EXILE黒木啓司と結婚の宮崎麗果、10代でパリ社交界デビューのカリスマ実業家“美しすぎる3児の母”と話題に
https://mdpr.jp/news/detail/2912859

世の中の女性達も(いや、女性達の方が本来)興味を持っているようで、インタビュー記事が複数ある。結構赤裸々に話していて、やっぱり本人が語るのが一番正確だろうと思って読んでみた。

読んで感じたのは何が原動力かわからないけれど、ものすごいエネルギーの持ち主だなということ。きっと何もすることがない一日をぼけーっと過ごしたいなんて願望は持たない人なんだろう。それから、両親の影響だろうと思われるが、日本にルーツがあるとはいえ、グローバルな環境で育ってきたからボーダレスな考え方がしっかり根付いているということ。旧態依然とした伝統的な因習に捕らわれることなく、何がベターなのかということを自分の頭で考え、行動した結果が華麗な経歴につながっているに違いない。必ずしも純粋培養な環境で順調に歩いてきたわけではないようだけれど、逆境を跳ね返す強い力を持っている。

離婚なんてしないに越したことはないし、実際にやるとものすごいエネルギーと時間を取られるのだけれど、失敗したと思ったら世間体とか気にしないでやり直せば良いという軽やかさによって、自分を偽って我慢する人生ではなく、より前向きに生きることができる空間を手にできているのかもしれない。そもそも結婚なんてみんなやったことがないわけで、初婚同士ならお互いに未経験同士なわけで、上手く行くかどうかはやってみなければわからない。色々と気付きを得て、この組み合わせはあまり良くなかったなと判ったのだったらさっさと解消して次に行けば良い、そんなことは判っているのだけれど、勇気やエネルギーが足りず、不満を抱えたままずるずると関係を続けてしまうのが一般的だろう。もっとも、ソクラテスがかつて言ったように、結婚が全てではないので、まずい組み合わせなら結婚相手や家庭に何かを期待するのではなく、哲学者になればいいのだ。

男女差別は嫌いだけれど、男女は生まれたときから脳の構造というか、稼働の仕方が全く異なるということを自分の子育て経験から学び取っているというのもいい話。実体験として得た知見は揺るがないから。

16歳~26歳 モデル、準ミス、テレビ出演
28歳 第一子
30歳 第二子
31歳 第三子、起業、今の夫と結婚
35歳 第四子
36歳 芸能界復帰

という時系列を見ると、結果論かもしれないけれど、出産、子育てというフェーズが生活全体に影響してしまう女性で芸能人として、理想的なスケジュールを実現していると思う。26歳というのは引退するには少々早い気がするけれど、たとえばアイドルだとすれば曲がり角にくるタイミングだし、10年あれば4人産むことは可能だけれど、まだ赤ちゃんがいるタイミングで芸能界復活できるのも凄い。

本人は生活のためと言っているし、その実態を見たわけではないけれど、会社経営をしていると日本のメディアは「実業家」という肩書きで呼んでくれるし、講演などビジネス絡みの仕事も来るし、男尊女卑をする人に対しては、単なる綺麗なお嬢ちゃんではない、という強烈なカウンターにもなる。簡単にできることではないけれど、バックアップとリスクテイクの姿勢があるからこそ出来たことだし、この選択も正解でしかないと思う。

子供というのは必ずしも順調に健康的に育つとも限らないし、健康だったとしても心配や悩み事は尽きないものだし、ある程度の年齢になるとマジで相手をしてやらないとならないし、しかし親を成長させてくれる存在でもあるので、「結婚なんてしなくていいかなー」とか、「子供はいらないかなー」なんてぬるいことを言うのではなく、パートナーを替えてでもとにかく産んで育てるのだという強い意志と、文字通り生命力に惹かれる。本人もメンタル不調になったり色々あるのだから、順調なばかりではないことは理解できるけれど、それでも前に進んで美しくありたいという姿は、おっさんから見ても魅力的だ。

インタビューを読めば、かなりまともな考え方のできる人だなということがわかる。これは私が好きになるタイプのアイドルに共通している。だからきっと、この人と話すと私もファンになってしまうんだろうなと予想できる。父親が「アンチよりも最悪なのは無関心だ」と言ったエピソードを披露していたけれど、これがきちんと胆に落ちている人は強い。

だから余計なことだと思うけれど、私が好きなアイドル達には、こういう人をロールモデルにしてほしいなと思うし、それが今回このブログを書いた理由。私は宮崎麗果という人のことを上記の記事でしか知らないけれど。

峯岸が第一子を妊娠したというニュースが数日前に流れた。元々ガチ恋ではないし、結婚したのだからいずれはそうなることは明らかなので、そのことにショックを覚えたりということは全くない。寧ろ、自分の○○が第一子を宿した時のことを思い出して、不安もあるけれど希望しかない、一番幸せな時間だよなと思っている。彼女が猫を飼い始めた時、私は一ヶ月以内に飼育に失敗して亡くしてしまうだろうと本気で予想していた。そのくらい峯岸を信用していなかった。しかし幸にも私の予想は外れ、峯岸の愛猫は今も元気に生きているし、彼女はこれから我が子を育てることになる。子供にとって母は唯一絶対の存在であるから、夫婦関係が良好なら末永くうまく続けてやってほしいと思うけれど、もしうまくないと思うのなら速やかに新しいパートナーを見つけて切り替えてほしい。私にとって初めての単推しだった彼女はもはやアイドルではなく、まもなく人の親になる。明るい性格、頭の回転の速さ、言葉選びの適切さといった特性を持ち、テレビに出続けたいという意思を持っているから、これからも活躍し続けるだろう。日々見つめることはなく、たまにこうして風の噂を聞けば十分なのだが、人となりを深く知っている者としては、望み通りの人生を送り幸せになってほしいと心から願っている。いつまでも「オレは昔、落ち目になったときも含めて峯岸を推していたんだぜ」と自慢できる存在であってほしい。推していることが何の自慢かと自分でも思うけれど、数え切れないほどいるAKB48グループメンバーの中から直感的に見いだし、引退するまで推し続けたという選球眼だけが、私がほぼ唯一自慢できることである。

スポーツ報知が宮崎麗果が新しく所属することになった事務所を紹介するのに、『高橋みなみ(32)、小嶋陽菜(35)らを擁する芸能事務所「Mama&Son」』と紹介しているのが気にくわない。どうして峯岸の名前を出さない? (笑)